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無双転生。脳筋が進む異世界冒険潭 作者:ごりマッチ

一章~転生~仲間達

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魔王

どうスッかなぁ?これから。
てことで、無事変な鉄の扉が設置されている所に着きましたとさ。で、横を見ると、
「はぁ。ジーク殿は、周りの配慮が足りなさすぎです。良かった。犠牲者が私一人で。」
なんか、酷評を頂いた。すんげーうれしいー。
いや、だって、早い方が良いじゃん!俺がそう言うと、「.... そうだな。確かにそうとも言える。何、私が耐えれば良いのだ。耐えれば。」
とのことなので、次のエリアもやることにする。
んで、俺がダラダラと扉を開け、足を入れると、
「ん?」地面が.... 無い。.... ふぁ!?
「や、やめてくれぇ!俺、穴がトラウマなんだよぉ!」ぁぉぁぁぁ!俺の叫びが、森に響いた。
それを見たハフェルは、俺に聞こえる声で、
「大丈夫か!私はこういうのは大丈夫だぞ!」
馬鹿にしてきたっす。うわ、キレそう。てか、待て?この穴、何処まで続いてるんだ?さっきの会話から、かれこれ2分は経ってるぞ?

     ドガァァォァン!
「これは痛いわ!ボケ!」少しだけ尻に痣が出来た。上を見上げると、........そこに、通ってきた筈の穴が、無かった。ちょっッと待て。そういや、俺の開けたあの扉、よく思うと扉に変な事書いてあった気がする。思い出す、思い出す。
あ、1層から10層までのショートカット、だ。
俺、考えたんだけどさ、あの扉、人が使ったら、間違いなく肉片になるよね?んで、そんな物を使える奴っていったら、
「俺みたいな化け物だけだよな?」
「君、誰?」   ズズズズゥゥゥッ!
う!なんだ、この声。聞いてて凄く、吐き気がする。いや、違う。その声に纏わりつく、異様な威圧感が、そう錯覚させてるんだ!
俺が黙っていると、背後にいる化け物が、
「君、人間?あれ、使ったの?なんで、生きてるの?」ヤバイ事を訊いてきた。それはちょっと、「答えられないな。君には。」そう言うと、
「うん、良いよ、答えなくても。どうせ、僕には関係ないしね。」.... 物凄く嫌な予感のする言葉を言ってきた。俺が後ろを静かに見ると、
.... 黒のロングブーツ、ロングコートに身を包んだ、女の子がいた。待て、この容姿.......
「お前、魔王か?」俺が聞く。すると、
「うん、そうだよ。けど、名前はないから。」
そう言うと、俺の目の前から消えた。そして、
ボゴォォォォ!「グッハァ!」
いつのまにか、左脇に右足蹴りを入れられた。しかも、この威力、戦闘方法。間違いない。
「お前、昔、三人の人間と戦っただろ?」
何とか吹き飛ばずにその場に留まり、左に居る魔王に声を掛ける。が、答えはこう。
「そんなの覚えてない。弱いのは皆忘れるんだ、僕。」.... ああ、そうかい。俺が黙っていると、そんなのお構いなしに、話し掛けてくる。
「ねえねえ、それよりさ。君、強いんだね!少し驚いちゃった。今までやって来た雑魚は、皆一撃で綿が出たり、戦闘不能で、面白くなかったんだ。君なら、覚えていられるかも。」
俺が聞いていたくない言葉を、ベラベラと口にしている。.... 俺さ、今、
「キレてんだよ。」 ボガァァァァン!
「うっ!」呑気な魔王の右鳩尾に、[1000x]のアッパーを入れる。そのあまりの拳圧に、周囲に転がる骨や肉片が、空中に浮かんだ。が、それを喰らった魔王はというと、
「痛い。こんなの、今まで無い。」
対して効いてなさそうだ。しかも、俺の図体に、何の感想も抱かない。すると、こんな事を言ってきた。
「君、何か可笑しいね。そこまで強くなれる人は、人間の言葉で言う、何かを捨てられる人だよ。なのに、君からは、何の喪失感も感じられない。何で?」さぁ?俺が何も
「無くして無いからだろ。多分な。」
そう言うと、それを聞いた魔王は、被ったフードを取って、こういった。
「ようこそ、魔族へ。」は?俺は人間だ。
「実はね、僕達みたいな魔人は、地上から来た人間を試して、強い人間には仲間入りするように勧めてるんだ。君は合格者だよ、人類初のね。」
意味が分からん。合格者?魔族?そんなの聞いちゃいねえんだよ、俺はな。
「今まで戦った人間の事をきいてんだ。それを答えろ。」さっさと言わねえと、俺の中の道徳心が、正気が、キレちまいそうなんだよ。俺は、良い奴なんだ。だから、仲間をやった奴は、たとえ魔王だろうが、なんだろうが。
「潰すぞ?」ゴゴゴォォォォォォォォォッッ
「わぁ、凄い!人の身でも[魔圧]を出せるなんて、驚きだよ。しかも、僕達と同等.... 或いは、それ以上?」
何か喋ってる。が、もう耳には入らない。俺が心の中でリミッターを限界まで解除する。
(.... [2250x]。)
ブチブチブィィィ!痛い。全身の繊維が、常に筋肉痛になった感じだ。が、あくまでそれ止まり。俺がバックで魔王から離れると、ある技を使う。「ネオル- バクト」ヴヴヴヴヴヴヴゥ!
「え、なにそれ?」
バゴォォォォォォォォォン!
その威力に、撃った方面の岩壁が、1km以上消滅した。これに驚く事なく、正面を見ると、
「.... やっぱり、強い。多分、今まででとかじゃなくて、人類史上、最強だね。」
生きていた。が、俺が撃った左脇腹からは、大量の血液が流れていた。
「グベッ。運が良いや。こんなのに当たれるなんて。けど、これは駄目だ。殺さなきゃ。仲間にならなそうだし。」少しフラフラしているが。もう傷口は塞がっている。きっと、背後の岩壁があれしか削れなかったのは、あの魔王の脇に、ほとんどの衝撃が行ったからだろう。にしても、逆にあれを受けて、立っているのが怖いな。すると、
「バイバイ。[滅却]。」魔王がそういって、こちらに手のひらを向けると、何処までも底のありそうな、黒色の炎が、竜巻のようになって、俺の体を包んだ。
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