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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

性自認?

作者: アキ

一度、間違えて削除してしまったものを再アップ。

 どうも。

 秀一です。

 20代後半の人間です。

 ちょっくら性自認に対して自己分析をしていきます。

 性自認ってのは、男とか女とか、自分のコトをどう思ってるかって単語です。

 少し前に離婚を経験してしまいまして、自身を見つめなおす必要がありそうなんです。

 たぶん、原因の一つになってしまった可能性もあるんですよね。

 そのあたりのことが自身でもはっきりしてなくて。

 真面目な話。

 グロ注意。


 現在。

 MTF(Male to Femaleの略称。身体的には男性であるが性自認が女性)の方を主軸にした軽いコメディチックなお話を書いています。『Romance of Fake』という題名の連載小説で、過去、離婚した元妻から「女の子同士でセックスしてるみたい」と言われた経験や参考文献を活用して執筆中。


 女の子同士、ねぇ。

 身体は男性なんですがね。

 まぁ……、否定はしません。

 いちゃいちゃしてる方が好きですし。

 身体中を愛撫したり舐めたりキスしたり。

 気持ちよくなってもらう方が気持ちがいいですからね。

 入れるときとなるとペニスが小さくなってしまいますし。


 そうなんですよ。

 なぜか小さくなるんです。

 自分の身体のくせに、わからないことがいろいろあるみたいです。

 以来、男性らしいセックスを心がけてましたけど……。いや、というより、男性らしいセックスってなんですか? AVみたいな、素早く腰を動かすあの女性が痛そうなヤツですか? 自分本位な独りよがりなセックスですか? バックとかで入れると醒めるんですけど。なにが面白いのかわけわかめです。やさしく触れ合ったほうが断然楽しい。だいたい、その方が気持ちいいでしょ。僕にしたってその方が興奮してましたよ。乳繰り合うの最高。もうそんな機会はありませんけどね。


 それに。

 入れる直前になると必ず小さくなるんですよね。

 いわゆる『中折れ』と呼ばれているやつでしょうか。

 よくわかりませんが、入れる前に小さくなってしまうんです。

 結婚は何年間でしたっけ……、えーっと……、4、5年間でしたか。

 その間、ずっとそうでしたよ。

 乳繰り合ってるときは大きいんですけど……。

 カウパーっていうんですか?

 とろとろと出まして。

 でも入れるとなると途端に小さくなる。

 ……離婚の原因の一つかもしれません。

 不信感につながりますよねぇ……。

 私とするの嫌なんだって思いますよねぇ。

 不倫してるんじゃないかって思いますよねぇ。

 元妻、思いつめてましたし……。

 一緒にいて欲しかったなぁ。


 頭では伝えてたんですよ。

 小さくなるなよーって。

 休息を入れたり。

 セックスの工夫だってしましたよ。

 でも結局。

 小さくなるんです。

 一向に改善される気配なし。

 最悪の場合、入れることもできない状態にまでなることもありました。

 僕のセックスは愛撫とキスと舐めることで構成されています。

 挿入?

 なにそれおいしいの?

 精子死んでるからコンドームつけないし。

 死んでなかったらホント、挿入すらしなかったかも。

 だってつけるの面倒。

 つけてる間、醒めるでしょ?

 気持ちイイみたいだから入れてましたけど。。。

 みなさんがどうしてるかよくわからない。


 ビアン。

 ビアン、ね。


 確かに。

 はじめてのときは、僕はイチャイチャしたかっただけなのに男女を求められて入れることになってしまったような形ですし、ちょっと消極的だったかもしれません。なんていうか、違う。それがしたかったんじゃなかったのにって、最初のころ、よく思っていました。自分の求めているものと違うというか……。


 ぎゅーぎゅー抱きしめられればそれでよかったんだけどなぁ、別にセックスアピールして誘ったわけじゃないのになぁ、その触れ合いが好きなんだけどなぁって。「えっ? 入れるの?」って軽くショックを受けてましたね。しかも、イケなかったです。事後、「誘ったのは○○でしょ?」ですか。違う違う。そうじゃなくて、……えぇぇ? 僕がマイノリティなのかなぁ。でも回数をこなしていくと、なんとかイケるようにはなってはきましたが……。小さくなるのは変わらず。


 うーん……。

 射精できるようになるまで訓練でしたね。そう、男としての訓練。離婚して、今更になって調べてみると、小さくなる理由が記載されていました。どうやら一般的には、『上手にしなきゃと焦ってたから』とか、『愛撫に集中してたから』とからしいですけど、はっきりいって関係ないですよね。愛撫のときの方が大きいですし、上手にしなければって……、4、5年間、ずっとそうだったんですから焦って小さくなってるわけないじゃないですか。いいえ、気持ち良くないってわけでもないんですけれどねぇ……。


 ああ。

 なるほど。

 女の子同士。

 女の子同士、ね。


 いえね。

 当初は、「僕、真性のS気質なのかなぁ」って、思ったんです。

 だって、アレでしょ? 責めているときは大きくて、挿入するときは小さくなるって。男性なら逆ですよね? たぶん。普通に考えたら、そうですよねぇ? いろいろと経験していくうちに、確かにS気質はあるようだったのですけれど、M気質も結構あったり。責められるのもまた……、いや、なんでもないです。あ、それとフェラチオ嫌いです。ペニスある人みんな喜ぶと思ったら大間違い。されるのイヤでした。されたくありませんでした。イヤだって何度も拒否ったのに。……プライド傷つけたのかなぁ。責める責めないはそういうことじゃなくて……、ま、まぁ、いいじゃないですか。とにかく、いろんなことが頭をよぎったわけですよ。


 そうそう。

 僕は普段、170cm後半で短髪のナイスガイです。

「HAHAHA!」との乾いた笑いが特徴です。

 目が笑ってないと言われたことがありますが。

 一応、キャラクターを作るぐらいには年齢を重ねました。

 簡易工務(最近では床の張替え)してます。

 ドカタのにーちゃん、ってヤツです。

 体力ありませんけど。

 10年前、逆ナンされたときは怖くて足がめちゃんこ震えてましたけどね。

 チキンなんですよ、基本的に。

 でも建築業の家に生まれましたということから。

 求められているのかもしれませんね。

 ドカタのにーちゃん的息子像。


 だからこそ。

 わからないんですよね。

 自分にいつも嘘をついてきた人種なんで。

 自分がわからない。

 我慢、我慢、我慢……。

 一歩譲って、「俺はいいから」。

 結果はうそつきです。

 素直な方は素晴らしい。


 小説にも。

 男性的なものと女性的なものがあります。

 少し読めば、「あ、これ男性だな」、「女性だな」ってわかります。漫画にしたってそうですね。だいたい当たります。僕はそれを利用して、『男性の視点』の文章と『女性の視点』の文章を書き分けるようにしています。表現できているかどうかは別として、そうしたニュアンスを組み込んでいます。うそつきの文章ですね。この使い分けは、なんらかの文章を書くときには役に立っていますが、自己を見つめる際には何が地の文章なのか混乱してしまって役に立ちません。今見つめたいのに。なんてこった。

 

 率直に言って。

 みなさん、「自分が男だ、女だ!」って、確信しているものなんでしょうか。あの辺りがよくわからないんですよねぇ。どうして断定できるんでしょうか。自分を疑うときってありません? 僕はあります。自分がよくわからない。人間なのか、そもそも生きているのか、実は一つの原子の中に存在する1ナノミクロンにも満たない存在で、宇宙とは分子、そして物質なのかもしれない、とか。人って不思議。


 今の僕は置いといて。

 とりあえず、性自認に関しての人生を振り返ってみます。

 僕は5歳ぐらいのころ、親に隠れてこっそりと、囚われのお姫様ごっこを弟に強要しました。もちろん僕がお姫様役。弟が覚えているとしたら死ねますね。死因は恥死。『昨夜、午前1時ごろ。自宅の一室にて、○○さんが遺体で発見されました。外傷はなく、警察は恥ずかしすぎて死亡した可能性があると見て、現在、捜査を進めております』とのニュースが流れちゃうレベルですよ。きっついなぁ。


 それから。

 幼少期、よく女の子たちと遊んでいたらしいです。んー……、僕はあんまり覚えてないんですけれどね。今は交流の途絶えてしまった友人が言うには、「いつも女の子に囲まれていた」らしいんですよ。「人生のモテキを無駄使いしてしまった!」と笑いを取りましたが。よくよく考えてみると、女の子たちとよく遊んでいたかもしれません。ほとんど覚えてませんけど。あー、なんていいますか、こうしてそれっぽい事実を並べていくと、正直、自分が恐ろしくなってきますね。この頃から性に対して混乱しています。


 また。

 当時、『ニューハーフ』って言葉が流行った時期でしてね。

 そうした方がテレビに映ってたときがあるんですよ。確か、『世界まる見え』でのお店の話だったかな。それをみて、「すごく勇気のある人だなぁ。カッコイイ!」と思いましたね。さらに言及すると、もしかしたらそのとき、「ボク、こんな人になりたい」と親に言ったかもしれません。うっすらとそんな記憶が。消してしまいたい保存データですね。時系列的には、女の子との遊び→お姫様ごっこ→テレビです。


 さらに時間が飛びまして。

 僕、中学生のころ、先天的な『骨髄異型性症候群』からの『白血病』だったんですよ。23対ある染色体細胞の一部が欠損してましてね。それが原因ではないかと、担当医の方がおっしゃっていました。XYの方ではありませんよ。何番目かは忘れましたが、そうした事実があります。『だからか? こんなよくわからない状態になってるのは』、と疑ったときもあったり。臍帯血(さいたいけつ)移植をして元気になりましたが、「女性型でも問題なかったけど、運よく男性型の血液で移植できたからよかったね」って言われて、別に女性型でもよかったのになぁって考えてしまった自分もいたり。あっ、現在は落ち着いてますよ。普通に暮らしてます。放射線治療によって精子はほとんど死んでますけど。コンドームいらずの高機能。あれ、ゴールデンボール、必要なくね? 性欲いらないし。なんといいますか、んー、生活に軽く邪魔かな?


 オシモの話はこれぐらいにして。

 おっ。この表現、上品でしょ?

 阿川佐和子さんのエッセイの中にあった技法でしてね、あの方、本当にかわいいですよね。年齢関係なし。癒される。綺麗だし。性的な意味でなく、一緒の空間を楽しみたくなるような……、あ、あれ? 途中で話の趣旨が変わってしまいました? どんな話でしたっけ? あれ、えーっと。ま、いいや。


 いや~。

 どうなんですかねぇ。

 本当に、性自認、よくわからないんです。

 ココロのうちを話せば、『社会が怖いので、とりあえず、男性だと主張している』といった具合ですか。中性的と考えることすらはばかれますね。すっごく怖いですよ、他人の目は。MTF(男性から女性)の方もFTM(女性から男性)の方も、堂々とされててすごいですよね。よくできるなぁって思います。手術にしたって、感染症とか医療的な問題や仕事とか社会的な問題があるじゃないですか。それを含めて決断できるって、すごいことですよ。勇気がいる行動です。社会との戦い。すっごいですねぇ。


 ある言葉があります。

 自己女性化愛好症。オートガイネフィリアと呼ばれるそれは、「女性としての自分を愛する」という意味を持つ単語です。性自認が男の場合、これかもしれないと調べたんですが、どうにも違います。女としての自分を愛するって、うーん。。。僕は、元妻に愛を囁きまくってた人間ですからね。「かわいい」「きれい」「好き」「愛してる」などなど。その上、性欲は自分に向いていませんし。


 あと、クロスドレッサー。

 または、トランスベスタイト。

 これらに関しては次回に考察します。

 話が長くなってしまいましたからね。

  

 うむうむ。

 自分探しのたびはまだまだ続く。。。

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