表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂った世界に終焉を  作者: 食い倒れ達磨
1/1

第一話 幕開け




「フッフッフッ…、クックックッ…、アハハハハ‼

 ああ、ああ‼どれほどこの時を待ち望んだか‼

 ようやく…ようやく始まる‼」


私は闇夜に宝石のように輝く街並みを見渡すと、

手に持ったスイッチを天に掲げた。


「さあ、ショータイムの始まりだ‼」


そしてボタンを押した。




________________________




クッチャ、クッチャ、クッチャ‥


「なあ、相棒」

「バーガーを食べながら話すな。汚いだろ」

「ヒーローってのはいるのかね」

「無視かよ…。で、ヒーローが何だって?」

「ヒーローがこの世にいるのかって話だよ」

「あぁ、ヒーローね。

 今の世の中たくさんいるだろ。

 台所のゴキブリ以上にな」

「いやー、俺が話してるのは本物のヒーローだよ」

「本物のヒーロー?そんなのいるわけないだろ」

「どうして?」

「ヒーローってのは金にうるさいからだよ。

 テレビCMにスポンサー契約、おまけにグラビア。

 少し懸賞金が払うのが遅れたぐらいで

 ギャーギャー騒ぐ。それが本物のヒーローか?」

「なら本物のヒーローが現れるのはいつだろうな」

「はぁ?現れないほうがいいだろ」

「どうして?」

「本物が現れるってことは本物じゃないと勝てない

 頭の狂った野郎が現れることだぜ。

 俺はそんな奴と関わるのはごめんだね」

「そうかぁー、確かにそうだな」

「それよりもバーガーを食い終わったなら

 さっさとパトロールに戻るぞ。

 警官が駐禁で怒られるなんてダサいからな」


俺はトムがバーガー代を払っている間に店を出て、

店前に止めたパトカーに乗り込んだ。

運転席に座り、スマホを見る。


「今日のニュースは…はぁ⁉

 【ヒーローまたまた大手柄‼警察の存在意義は】だと‼ 

 ふざけるな‼ヒーローの後始末は誰がしてると

 思ってんだ‼」


俺は怒りに任せてハンドルを叩いた。

衝撃でパトカーが揺れる。


「ヒーローなんか俺は絶対に認めねぇ…‼」


握りしめたスマホが握力に耐えきれず歪み、

液晶画面が粉々に割れた。


「チッ、ていうかトムの野郎遅すぎねえか。

 どんだけ支払いに時間かかってるんだよ」


俺が壊れたスマホを制服に入れながら

バーガーショップを見た瞬間、

























ドガガガアアアアアァァアアァァァンンンンン‼‼‼







________________________






その日、アメリカの人工島『フューチャー』で

爆発事件が起こった。数カ所同時に起きた爆発は

死者総勢3000人もの被害を出した。

この緊急事態に中央政府は声明を発表した。


「私達に危機が迫っている!だが決して、

 私達は負けない!ここに宣言しよう。

 私達は最後までテロと戦うと‼」


この宣言は恐怖に怯えていた市民を鼓舞した。

しかし、警察とヒーローが血眼となって犯人を

探しても見つかることはなかった。 

 

むしゃくしゃして書いた、後悔はしていない。

ただ続きを書くのが億劫ではある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ