最終回、俺たちの旅はまだ始まったばかりだ
なんかボロボロですが終わりです
広い大陸全土から集めた馬鹿げた力が凝縮される。
普通に攻撃して死ぬようなタイプでもなさそうなので致し方ない。
なんとなく面倒になって力でねじ伏せようとしているが、なぜ彼女だけ? と言う気もしなくはない。
長く面倒な事をしていると、色々ズレが生じてきていけない。
まあ気にするな
「そう言えばあんたも居たな」
上空からの攻撃で抉れた中庭の地面に卵が転がっている。
「デカっ」
高さが1mちょっとはある。前の戦いの時は手に乗せられるくらいの大きさだったはずだ。
見ていると早速ヒビが入り上半分を持ち上げて少女が2人現れる。
1人は精霊使いの少女だ。
「なんであんたまで女の子になってるんだ?」
「うむ、今回の旅で獣の姿は不便なだけだったからな。この方がべんりだろ?」
腰を捻って出来を確認している。
「と言うか、女だったのか」
「いや、不滅の生物であるドラゴンに性別とかないからな」
「じゃあ、女言葉も覚えろよ」
「お前もな」
「…」
「私は親の仇と言うことになるんだが」
「ママははじめからママだけだよ」
「ママじゃ、うーん、いや、その呼び方だけなんとかしてくれ…」
「終わったかにゃー」
ゴスロリ悪魔が女王様を連れてやってきた。
「いや、終わってはいない気がするが、また旅に戻るつもりだ」
「あら、それは残念ですわ」
「悪いね」
「ほんとうに悪いと思っていらっしゃるなら代わってください」
女王さまが悪戯っぽく微笑む。
「北の街に戻ると教皇が待ち構えているのではないか?」
「教皇か、あの火力を人を守るために使ってくれる分には有益なんだが」
「そもそも人類の敵を滅ぼそうとしていただけにゃ?」
「誰が人類の敵か」
「そちらは私が呼び戻して、教会にでも押し込んでおきますわ」
「すまないね」
「それじゃ、肉ツアーにしゅっぱーつ」
「しゅっぱーつ」
「出発にゃー」
「…」
スチームパンクってなんですかね(オイ
なんか、国中の蒸気機関がガッションガッション言うのを書きたかったんだけど、文章ですら書けない想像力の無さが残念しごく。語彙もないしね…
最近、某SNSの4ページ漫画が好きだった(過去形)ので、なんかそんなノリで書いているんだけど、1クールアニメっぽくしたかったので12話に分けました(オイ
短編で納るよね(納るよね