街へ
九尾の里では多くの事を学べた。
でも、リリに挨拶が出来なかったことが悔やまれる。
これから人族の街を目指すのだけど
お金がない!!
街に行く前に魔獣を狩っていこうと思い、森の中を散策していると発見。
リリが狩ってたボアだ。
怖いから魔法で退治しよう。
小声で「ファイヤーランス」
おお!イメージで発動した。
ボアも倒せた。
アイテムボックスに収納し、次の獲物を目指す。
この後、色々な魔物と遭遇し、すべて魔法で倒せた。
結果、アイテムボックスの中には
ボア×5
オオカミもどき×7
牙のある兎×10
魔法に関して解ったことは、イメージすればできる。
初めは適当に魔法名をつけてイメージと同時に発動させたけど
名称は必要なかった。
これでコッソリ倒せた。
これだけあればお金になるだろうから、街を目指す。
森の出口に差し掛かった所で人の叫び声が聞こえてきた。
「とりあえず行ってみよう。」
森の中を走って行くと3人の人族が大きな魔物に襲われていた。
「あれってオーガかな」
こっそり近づいてみたらオーガ4匹いた。
ファイヤーランス1本では無理なので4本をイメージ。
出来た。 そのままオーガに打ち込んだら命中し、
あっけなくオーガは絶命した。
海は近づいて行き声を掛けた。
「大丈夫ですか?」
「ああ、有難う。助かったよ
君はすごいね、オーガを一撃で倒すなんて」
「偶然上手くいっただけですよ」
「謙遜しなくてもいいよ、
自己紹介がまだだったね、俺たちは冒険者で
俺がリック、もう一人の男がヤゴウ、女のほうがティアだ」
「僕は海です。よろしくお願いします。」
「で、海君は何をしてたんだい?」
「街に行こうと思ったけど、お金が無いから魔獣を狩ってました。」
「そうか、俺たちも街に戻るから一緒に来るかい」
「はい、お願いします。」
倒したオーガをアイテムボックスに入れて4人で街を目指した。
不定期投稿ですがよろしくお願いします。