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ある日、突然、異世界記  作者: タロさ
異世界での生活
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旅路

今回、3人は、走らずに行く事を決めていた。

今迄の野宿と違い、コテージがあるからだ。

海は、コテージに泊まってみたいという思いが強く

走る気が起きなかった。

ベイゼの街を超え、山の麓に来たところで休むことを決めた。

ある程度の平地を探し、そこにコテージをだして

食事の準備を始めた。


海が、食事の準備をしている間にミウとリリは風呂に入り

汗を流し終えていた。

食事が出来上がり、3人で食べて、ミウとリリが片付けをしている間に

海が風呂に入った。

風呂から上がり、部屋に行くとミウとリリがベットに座っていた。

海はベットに上がり足を延ばして座るとミウが来た。


「海よ、わらわは血が欲しい」

「いいよ」


海が、返事をするとミウは服を脱ぎだした。


「ミウ、リリもいるんだよ」

「かまわぬ、リリならかまわぬ」


ミウは裸になり、海に跨った。


「海もわらわを好きにしても良いぞ」


ミウは、海の首に吸い付いた。


「かぷっ」

(ちぅちぅ)


美味しそうに海の血を吸っていたが

突然、吸うことを止め、赤い目でリリを見つめた。


「リリよ、そなたも来い」


ミウの行為を見ていたリリは手を掴まれて

ミウに引き寄せられた。


「遠慮せずとも良い、見ていても仕方ないじゃろ」


ミウのペースに、リリも巻き込まれ、海が気付いた時には朝だった。


朝、食事が出来てから2人を起こした。

3人で食事を終えて王都に出発した。


2日目、3日目と何事も無く進んでいたが

4日目、海のサーチに多くの点滅が映った。

ミウとリリに知らせ、警戒しながら進むと

山賊が、馬車を襲い終え、荷物を持ち運んでいる所だった。


どうしようか迷ったが、帰りも通る道なので討伐することに決め、

盗賊の後を付けた。


盗賊達は、アジトに荷物を運び込んでいた。

アジトに到着し、荷物を運び込んでいる最中に

海達は、こっそり近づき、1人ずつ始末していった。

荷物が中々運び込まれない事に苛立って

出て来た盗賊達を3人で倒して行き、

最後に洞窟に入って盗賊の頭を倒した。


海は盗賊の死体をアイテムボックスに入れた。

洞窟内を調べたが、捕虜はいなかったが

沢山のお宝を見つけた。

宝石や紋章の入った高そうな剣、紋章の入った腕輪

鑑定してみたら、ミスリルの防具などもあったので

纏めてアイテムボックスに入れた。


思ったよりも時間が経ったので、このまま休むことにした。


翌朝、海達は再び、王都に向けて出発した。


5日目、6日目と過ぎ、7日目の昼頃、王都に到着した。




不定期投稿ですがよろしくお願いします。

温かい目で見て頂ければ幸いです。

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