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ある日、突然、異世界記  作者: タロさ
異世界での生活
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風呂

ダイゼンの街から3人で山羊を連れて歩いた。

いつもの様に走って集落に戻る訳には行かず、

他愛の無い話をした。


「海、最近、外出多かったね」

「そうだね、集落に戻ったらゆっくりしようと思う」

「わらわも賛成じゃ」

「その前に、ベイゼのギルドに依頼完了の報告しないといけないね」

「あー忘れてた」

「うむ・・・」


3人と3頭は集落に向けて歩いた。


集落に着くとリーフとシンギにお礼を言って

自宅に戻った。

自宅に戻り、海は、疲れを癒すために風呂に入った。


「あー疲れたぁ」

「そうじゃのぅ」


独り言のつもりが何故かミウがいた。


「ミウ、いつのまに・・・・」

「わらわも疲れたのじゃ。

 海は、わらわを労っても良いとおもうぞ」

「どうしろと・・・・」

「わらわは血を所望するぞ」

「今?」

「今じゃ」

「わかった・・」

「うむ」


ミウは、返事をすると海に、向かい合うように跨った。


「この時を待っていたのじゃ」


ミウは、微笑むと海の首に吸い付いた。


「かぷっ」

(ちぅちぅ)


ミウが、満足そうに血を吸っていると

風呂場の扉が開いた。


「やっぱりここにいた!

 って、なにやってるの!」


リリは、海とミウの体勢を見て驚いている。


「なんじゃリリ、わらわは血を吸っておるだけじゃ」

「え・・・・」

「リリ、ミウはヴァンパイアだから血を吸うんだよ」

「知らなかった・・・」

「分かったのなら良い、リリもう、行って良いぞ」

「うん」

「うむ」


リリは戻ろうとして気付いた。


「ちがーう!!

 何、2人ではいってんの?」

「なんなのじゃ!」

「私も入るから、待ってなさい!」


結局、3人で入った。








不定期投稿ですがよろしくお願いします。

温かい目で見て頂ければ幸いです。

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