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ある日、突然、異世界記  作者: タロさ
異世界での生活
28/83

日常

朝になり、海が目覚めると鼻にくすぐったさを感じる。

銀色の髪の1部が、海の顔に掛かっていたのだ。

手で髪を優しく払い、横をむく。

人形のような整った顔立ち、白い肌、銀色の髪の少女が寝ている。

海は思わず、見惚れてしまった。

ほぼ、毎日見ているはずなのに・・・・・


海が、そのまま眺めているとふと声が掛かる。


「海は面白い趣味をしておるの・・・

 それとも、わらわの顔になにか付いておったのか?」


「あっ・・おはよう」

「まぁ良い、少々恥ずかしいが悪い気はせぬ」

「・・うん」

「なんじゃ、昨日の夜と同じ様に血を吸って欲しいのか?」


昨日の夜を思い出し、海は顔を赤くした。


「ち・・・違うよ!」

「フフッ・・海を揶揄うのはおもしろいのぉ」


ミウは、朝からご機嫌になり、さっと服を着ると

海の手を取って部屋から出ようとした。


「ミウ、待って!

 僕はまだ服を着てないんだ」


2人とも準備を済ませて下に降り、朝食を頂き、宿を後にした。


「ミウ、今日は買い物を済ませた後、

 依頼を受けずに拠点に戻ろうと思っているけど、どうかな」

「わらわも少し欲しいものあるだけだから

 それで構わぬ」

「わかった」


2人は市場に行き、衣類、寝具、食材と買ってアイテムボックスに収納していった。

ミウが、魔道具屋に行きたい言うので向かった。

魔道具屋の中には、便利な道具が置いてあり、色々と購入した。

ミウは、ポーション生成の道具などを購入していた。


海とミウが購入したものは

水の出る魔道具×30、お湯の出る魔道具×30、ランタン×60、鍵×60、

ポーション生成道具一式、毒回復薬生成道具一式だった。


結構な金額になったが、必要な物だったので満足し、街を出た。


2人は街の外に出ると、いつもの海がミウをおぶるスタイルで

街道を全力で走り、拠点を目指した。











不定期投稿ですがよろしくお願いします。

温かい目で見て頂ければ幸いです。

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