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ある日、突然、異世界記  作者: タロさ
異世界での生活
22/83

日々の・・・

朝食が済んで各自の仕事を始めた。


海、ミウ、リリはベイゼの街に行き、

冒険者登録と依頼を受けること。

ミザリーは薬草の採取。

キュリも薬草の採取と昼食を作る。


海達は、ベイゼの街に行く前に森で狩りをし、

獲物を確保してから出発した。

ベイゼの街までの道のりは、海はミウをおんぶし、

リリは海と走った。


「ねぇ海、どうしてミウは走らないの?」

「わらわが走ると遅くなるでのぅ、

 それに・・・ここはわらわの指定席じゃ」

「海!」

「仲良くしてください!」


3人は騒がしくしながらも速度は落とさず、ベイゼの街まで

走った。

ベイゼの街に到着し、ギルドに行き、冒険者登録をおこなった。


「こちらがギルドカードです。

 注意事項は説明しますか?」

「僕が説明します。」

「わかりました」


受付を離れ、買い取りカウンターに行き

アイテムボックスから獲物を取り出した。


「買取、お願いします。」

「おう、なら座って待っていてくれ」


座って待っていると、声がかかった。


「にいちゃん、待たせたな。

 これが明細書、金額は銀貨93枚、銅貨5枚だ」


海は金額を確認して、お礼を言った。


「確かにありました。有り難うございます」


ギルドで依頼を受ける前に市場に行き、買い物をすることにした。

市場で、野菜、種、調味料、果物を購入し

鍛冶屋で鉄の塊と鍬と鎌を購入した。

散策していると小物屋を見つけたので、薬草用の小瓶50本を購入した。

その後、寝具屋で布団類一式を数組購入した。


「結構、買いましたね

 これからどうしますか?」

「奴隷商に行ってみたいのじゃ」

「奴隷商・・・」

「うん、ここでケイを見つけたんだ」

「いくのじゃ」

「わかった、行こう」


3人は奴隷市場に着き、奴隷を見て回ったが狐人族はいなかった。


「狐人族はいませんね」

「そうね、いないわ」

「海よ、この子を買っておくれ」


氏名 シンギ(男)

年齢 20歳

種族 ケンタウロス

魔法 風


金貨 5枚


「乗せてくれるかなぁ

 こんにちは、僕は海と言います。

 シンギさん、もし、あなたを買ったら背中に乗せて頂けますか?」

「ふんっ、誰が貴様のような小僧を乗せるか」

「そうですか、残念です。

 ミウ、ごめん、買ってもダメみたいだ」

「ふむ、おい、馬よ、

 何を威張っておる。このままでは鉱山送りか見世物しかならん事は分かっておろう。

 それでも意地を張るか、このたわけが」

「貴様!俺をバカにするのか」

「相手の力量もわからぬ小童が、偉そうにするでない!」

「貴様!・・・・・もしかして・・・ヴァンパイア・・・」

「いかにも、わらわはヴァンパイアじゃ、

 そして、貴様が反抗した海はわらわの主じゃ」

(いつ、主になったんだろう・・・)


「し、失礼いたしました。若輩者ゆえ、無礼を働いてしまい

 申し訳ございません。」

「うむ、で、乗せるのか?」

「はい、誠心誠意お仕え致します」

「だそうじゃ、海よ、話がついたぞ」

「わかったけど、いいの?」

「問題ございません」

「わかったよ、よろしくね」


ケンタウロスのシンギを購入し、衣類屋で服を購入した。


海達は、ギルドでの依頼を諦め、拠点に戻ることにした。







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