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空想科学魔法  作者: 愉魅夢
3/10

おためし2

ジャングルを出て街道に沿って走ってゆく。


この走竜、以外と乗り心地がいい。

以前に馬に乗ったことがあるがその時と比べて……「揺れがない?」

鞍自身、細工しているように見えなかった。

そういえば乗るとき、フェネがなにか言っていたが…そういえばその時にも微量の「力」が…


とたんに揺れが激しくなり、走竜はスピードを落とし、止まった。

降りるよう促され、1時間ぶりに地面に立つ。

道脇にはマイルストーンと東屋?

休憩らしい。


フェネは手の平をこちらに向け赤い顔して[ここで待ってろ]と意思表示後、近くの林に入っていった。

何をしに行ったのか疑問には思ったが、聞く手段がないし、様子からして聞くだけ野暮であろう。

走竜と二人でお留守番である。


走竜がそこいらの雑草を食べている間に再検証である。

 ・

 ・

 ・

 自分の体の中の「力」が戻っている。 

 前回試した時より多そうだ。

 さっきの技、試して見てもいいが同じ技だと能がないが

 打撃系だと失敗すると痛い。破片も危険。

 電撃系だと下手すると感電。

 放出系。さらに収束して威力を高めるとなると銃系になるのだろう。


 「サイコガン」腕が吹っ飛びそう。

 「霊銃」指が吹っ飛びそう。


 発動シークエンスを考えるとやっぱりあの技が基本中の基本、初歩中の初歩なのだろう。

 鳥山先生は偉大である。

 

 でもやっぱり「おんなじ」は嫌なので少し集中力、収束率を高めてみよう。

 ・

 ・

 ・

「か~」丹田に集中。「~」さらに集中

「め~」蓄積。「~」さらに蓄積

「は~」移動経路を前もって確保。「~」両手のひらへ損失なく移動

「め~」収束。「~」さらに収束

「波っ!!」放出


[ビシュ!][ドンッ!]


なんか出たどころではない。目印にしていた樹に拳大の穴が開いていた。

今度も、脱力感はあったが、崩れ落ちるほどではなかった。

 ・

 ・

 ・

 何が良かったのか威力は上がった。魔法はともかく「かめはめ波」が打てる世界であることが分かった。

 ・

 ・

 ・

その後やっぱり、フェネから何を言っているか分からない説教を受けた。

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