一話目は序章3
クラスの奴らは正直いってどうでもいい。
僕はことをキモオタ、キモオタという。
2次元のどこが悪い!!
危ない、危ない。
感極まってシャープに大嫌いなラノベ作家の名前を書きそうになってしまった。
ん?今日はやけに賑やかだなぁ?どうした?
まぁ、どうせ3次元の揉め事だかろ。
清海は「これだからリア充やなんだよ」
だれか爆発させてくれないか。
なんて思っていた。
「ねぇあれリア充五本柱だよね?」
「あぁ、垣先輩だよ!」
「うわーちょー可愛い!」
ふっ、リア充どもなにがちょー可愛い!!だ!
リアルに可愛い生き物などいない!!
実際、動物なんかもよく良く見ればみんな不細工だよ、虫の顔が気持ち悪くて動物の顔が気持ち悪くないのは、自分たちが動物であり、本能的なものだろ。
それに比べれば絵や映像に映し出される、人が作り出す、いいところの寄せ合わせのような夢物語!それが、2Dだ!
ははっ
ははははっ!
あははははっ!
「なにが可笑しくてわらっているの?五十嵐 清海くん?」
「誰だァ!!人の独り言にケチを付ける、やからは!!」
そこにはクラスの目も気にせずになんのためらいもなしに近いて来た少女がいた。
垣 晶 結晶の晶でひかり。
垣 晶は何故か清海に話しかけている
このとき清海は思う
何故この類人猿(♀)は僕の名前を知っているんだ?
「五十嵐くん、ちょっといい?」
晶がてを掴んだ、その時!
「うわぁーー!」
離せー離せーと暴れる清海にクラスメイトが騒ぎ出す
「なになにー?あれ、垣先輩だよね?」
「なんでキモオタと垣先輩が一緒に?」
「あれ見て!手繋いでるよ!」
「嘘だろ!ありえねぇー」
何故か気まずい雰囲気になってきても顔色を変えない晶だが、流石にこの場は面倒だと思い場所を変えようとする
「五十嵐くん、場所を変えましょ」
すると清海は
「ぼくかぁー人間にようはない!」
帰れと迷惑そうな清海に晶は
「そう、あなたがそこまでいやがるなら仕方が無い。」
これ、と晶が取り出したのは清海のカバンに入っていた、ラノベの最新刊
「おっ、おまえ...っ!」
「これ、あなたのカバンにあったやつ、あなたがどうしても私と話をしたかくないっていうなら、このラノベの最新刊のカバーを開けて、挿絵以外全文章を綺麗に切り取ってあげる」
やめろー!!やめてくれー
清海は慌てて取り返そうとするが、晶はものすごい早さでカバーを開けようとする
「なっ、何が目的だ!」
「それは、場所を変えてから教えるわ」
清海は晶ち連れらて教室を後にした