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第四十五話 対魔王戦……決着!

鎧に思い切りの体当たりをしたエリとシャーリーは体勢が崩れたのを確認すると急いで距離をとる。

体勢を立てなおした鎧に睨まれると、エリとシャーリーの表情に今までにない緊張が見えた。魔王テラーの存在はエリもシャーリーも知っていた。魔界で活躍していると嫌でも強い存在の情報が入ってくるのだ。最初に乗り込んだ時はそこまで心配していなかった。しかし、実際に相対してみると力の差がよくわかった。


「最近噂になってる百合天使か……楽しませてもらうよ」


「エリ、力をセーブしようなんて考えないで。あの鎧は相当よ!」


「分かったわ、気をつける!」


エリとシャーリーはテラーめがけて駆け出す。


テラーは手に持っていたショートソードを一回振るっただけで吹き飛ばしてしまった。今の一振りで床が少し抉れていた。シャーリーはエリを抱きしめて空中で体勢を立て直す。

今までのとは格が違う!?

改めて気を引き締めたエリは再びテラーに向かって走る。また、斬撃が来るとエリは目の前に紫色の壁を発生させて防ぐ。(実際は美香と戦った時の箱の応用なのだが。)テラーの目が一瞬歪んだように見えたがエリには考えてる余裕はなかった。やっとテラーの目の前にたどり着いたエリはショートソードを振りきった瞬間を狙い自分の剣を突き入れる。しかし、掴まれてしまう。


「これで終りか? 百合天使」


「そんなわけないでしょ! ………バインドチェーン!」


テラーの足元から鎖が飛び出しテラーの全身に巻きつける。


「クククッ、これでどう?」


間髪入れずにシャーリーがテラーの周りに武器を発生させて一斉に突き刺す。剣山のような状態で静かになった。


「やったの?」


「いえ、まだよ!」


シャーリーがそう言った瞬間、目の前の剣山が爆発し、エリの目の前にテラーが肉薄した。とっさに構えるも腹部に柄を受けて気絶してしまう。


「エリ!?」


目の前に現れたテラーめがけて剣を振る。しかし、それも躱される。


「面白い攻撃だったが、これで終りだな…」


「うぅ…、エ…リ…」


少しつまらなそうな声が耳元で聞こえた瞬間、シャーリーも気絶してしまった。




シャーリー&エリVSテラー…………………テラーの圧勝





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「………私の下僕達の方は決着が着いたようね」


「美香、俺はお前さんが凄いことが身にしみてわかった気がする」


最上階の玉座の前では美香と拓斗の戦闘は続いていた。長時間戦っても余裕そうな美香と全身がボロボロの拓斗が居た。


「私だって驚いてるのよ? いくら私の力の一部が使えるからといってここまで粘れるなんて思ってもみなかったわ。世界中で指で数えるほどにはなってると思うの」


「ははっ、俺は世界最強を狙うつもりはないな。ある程度平和で美香が側に居れば十分だ」


「照れるわね///」


拓斗の言葉に美香は大剣を落として照れてしまった。それを見て拓斗は戦意を消失させてしまった。


「そろそろ帰ろうか」


「ええ、私も疲れたわ」


「帰ったらこってり絞ってやる」


「ふふふっ、どうなるのやら///」




美香は拓斗の腕に手を回して階段を降りていった。




ついに登録数が100を超えそうになってきました。ゆっくり上昇してきてましたが、ここまで来ると感動してました。

これからも頑張ります!

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