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第一話 変化は朝、突然に…

体の異変に気づいたのは、朝起きて歩こうとした時に思いきり転んだところからである。


俺の名前は初瀬(はつせ) 大輔(だいすけ)、去年までは短大生だったが就職に失敗している。

今は資格の勉強をしつつバイトをして生活費を稼ぎ、暇が出来ればネトゲに没頭するような生活を送っていた。現在一人暮らし。

そんな生活を送っていたある夏の朝、事件は起きたのである。


「んんっ…」


俺はいつもの様に起きようと軽く伸びをして歩こうとした。

あれ…?俺ってこんな声だったか…?


「へぶっ…」


転んだ、それはもう…盛大に、ヘッドスライディングを決めましたとも。

今まで慣れ親しんだはずの体なのにあんな転び方をしただけに、まずは風邪かな? と思っていたのだが、 

少しぽけーっとしていると覚醒しはじめた頭が違和感に気づく。


「視界がいつもより低い…頭が重いし体がだるい。」


とりあえず、現状を確認しようと洗面台に移動する。時計を確認したが短い針は5時を指していた。

今度こそ転ばないように一歩一歩踏みしめて向かう。


鏡を見てみるとそこには俺好みの美少女が立っていた。


背丈は目測で160後半…いや170かな?

髪は背中にかかるほどのロングで色は黒、目はつり上がっていて美人8割可愛い2割の美貌。

何より目立っているのがTシャツが盛り上がるくらいの胸…軽くFはあるんじゃないか?

まるでモデルのようなボディラインで異性どころか同性の人まで魅了してしまいそうな雰囲気をしていた…………って感想を言ってる場合じゃない!!

鏡の中の美少女の顔が不安そうになっている。これは本格的にヤバイ…

胸を触ってみる…感覚がある。

下を確認してみる…無い。

長年お世話になっていた身長180弱もあり、女っぽいこともなくスーツとか着せたらヤクザとか言われていた姿は跡形も無くなっていた。

その場にペタンと座り込み項垂れる…


「俺、美少女になったのか…!?」


「念願の美少女になったというのに、その反応は酷いわー…」


「誰だ!?」


背後からの声に反応し振り返ると、天使が立っていました。

簡単に説明すると、ロリっ子です。金髪で少しロングなツインテール、年齢的に15歳程に見える。

背中に生えている純白の翼はふくらはぎまでたれている。


「私は見ての通り天使!名前はミサ、よろしくね♪」


にぱっと笑った時に光る八重歯が実に可愛い!!


「よ、よろしく…じゃなくて!」


ミサの登場により意識が復活した俺は思ったことを聞いてみた。


「えっと、ミサさんが俺を変えたっていう事でいいかな?」


「うん、そうなるねー」


やっぱりそうでした。

現実的に考えて一晩で性転換(しかも可愛い!!)させるなんて不可能ですよね…


「ミサさん、詳しい話を聞いてもいいかな?」


「うん、いいよー、そのために来たわけだからねー」


ニコニコとしながら、ミサさんは反応してくれる。実に可愛い…

じゃなかった、この体について聞けるだけ聞かないと…



どうも、初めて投稿させていただきました。

自分の頭の中にビビッと浮かんだことを書いてみました。

投稿は不定期ですね…なるべく頑張ります。

魔物については2話以降触れていこうかなと思います。


------------一人称について訂正してみました。 (2015/9/9)

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