042 メイドさんの慌ただしい朝
40~41話をメイドさん視点で。
王子がなぜ下宿探しにくっついていたかという疑問を、冒頭部に入れました。
私は今、仕事場である王城を出て、とある場所に向かって走っています。
それと言うのも、隣を走っているセドリム第二王子殿下が原因でした。
朝の忙しい時間帯、今日も動き始めた一日の準備に追われる時間です。
侍女長がわたしに声をかけてきたのはそんな時でした。
「シフォンさん、セドリム王子殿下がお呼びです。ここはいいから、急いで城の入口まで行ってちょうだい」
セドリム王子殿下が一介の侍女である私に何のご用でしょうか?
私は客室担当の侍女です。それぞれの王族の方には、専属の侍女や侍従がついています。
私と王族の方々との接点と言えば、お客様が王族の方とお会いになるときくらいです。
つまり、私とセドリム王子殿下とは接点と呼べるものはありません。
首をかしげながら、しかし王族の呼び出しなので早足で指示された場所へと急ぎます。
王城の入口に差し掛かったところで、その先に数人の人が集まっているのが見えました。
「お前がシフォンか。サクラ・フジノを知っているな?」
その中央に立っていた、セドリム王子殿下から思いもかけない名前が出てきました。
サクラ・フジノ。
それは20日程前に、1日だけ王城に宿泊した少女の名前でした。
その少女は、髪の長い、この辺りでは珍しい黒髪の、10歳にも満たない小柄な少女でした。
その見た目に反して落ち着きがあり、また、年相応に好奇心を剥き出しにして色々質問されたのを覚えています。
そんな少女が一人で王城に、それも王族の客人として宿泊するなんて、何か特別な事情があったのだろうと思ってお世話しました。
後で、あの小柄な体で近衛騎士団長を倒したと聞き、さらに実は15歳だったと聞いてひどく驚きました。
あの少女に何かあったのでしょうか?
「はい、存じております。彼女に何かあったのですか?」
少し緊張しながら、確認をしてみます。
「急な事ですまないが、すぐに私と来てほしい。事情は道すがら説明する」
あの子に何かあったようです。
セドリム王子殿下から、切迫した空気が伝わってきました。
「わかりました」
それだけを伝えると、すぐに歩きだしたセドリム王子殿下の背中を追って、私も歩きだします。
歩きながらセドリム王子殿下から聞いた話によると、朝、目覚めたら彼女が泣いていたが、どうすればいいのかわからなかったので以前、王城でお世話をした私を呼びに来た、と言うことらしいです。
これだけではさっぱりわかりませんね。
とりあえず、彼女が悲しんでいるのは確かなようです。
ちなみに、セドリム王子殿下がどうしてサクラ様の家を知っているのか、疑問に思ったので聞いてみると、下宿を探しに行った時についていって、場所と引越しの日を確認していたそうです。
一歩間違えればストーカーじゃないですか!
必要な事を確認すると、セドリム王子殿下は「急ぐぞ」とだけ言って走りだしました。
私も遅れないように、必死についていきます。
ほどなくして、一軒の家に到着しました。
ここが彼女の家のようです。
セドリム王子殿下に案内され、一つの扉の前に到着します。
「この中だ」
それに一つ頷くと、呼吸を落ちつけ、扉を開けて中に入ります。
「サクラ様!」
中に入ると、目に入るのは毛布に包まって俯き、ベッドに座り込んでいる少女の姿。
思わず声をかけると、その少女はゆっくりと顔をあげました。
「え?シフォンさん…?」
彼女の顔は、今まで泣いていたのでしょう。今も涙があふれ続けています。
その痛ましい姿に、思わず目をそらしたその先に、さらに衝撃的な物が目に入りました。
真っ白なシーツに、赤黒い、染み。
血、です。
思わず手を握り締めてしまいました。
視線を動かすと、ベッドの下には脱ぎ散らかされた衣服。
そして、こんな時間に私を呼びに来たセドリム王子殿下。
わたしは後ろのセドリム王子殿下を振り返り、なんとか気持ちを抑えながら問いかけました。
「セドリム王子殿下、これはどういうことですか?」
声が低く、少し震えてしまったのは仕方のないことだと思います。
こんな状況を見れば、疑われることは一つです。
「私は何もしていない。誓ってもいい。起きたらサクラが泣いていたんだ。お前なら、話を聞くこともできると思って来てもらったんだ。私だと何も分からないんだ、サクラを診てやってくれ」
無実を主張するセドリム王子殿下ですが、状況をみると、とても信じられません。
しかし、泣いている少女を何とかするほうが先決です。
「……わかりました。話を聞いてみますので、殿下は部屋の外でお待ちください」
セドリム王子殿下を部屋から追い出し、少女へと近づきます。
「サクラ様、お久しぶりです。どうなさったんですか?」
出来るだけ優しい声で少女に語りかけると、彼女は眼を見開いて、また、泣き出してしまいました。
「シフォンさぁぁん」
私は彼女の傍により、ベッドに腰掛けてその小さな頭を抱き締めます。
「わかんない、です。昨日、ワイン、飲んで、それから、ぐすっ、記憶なく、て。起きたら、血が、痛くて…。王子は、知らないって、ぐすっ、いうし、わたし、どうしたらいいか…」
泣きながら、必死に訴えかける少女の話を聞くと、どう考えてもセドリム王子殿下が襲ったとしか考えられませんでした。
「あんの馬鹿王子…!こんな小さな子を!」
思わず、そんな言葉が出てしまいます。
「それで…、まだ痛むんですか?その、あの部分は…?」
なんとか優しい声で、彼女に問いかけました。
「あの、ね、ズキズキ、というか、ぐすん、ジクジクって、お腹の、奥が痛い、です。血も、止まらないし…。ぐすっ」
「えっと?お腹の奥、ですか?ジクジク?それに、血が止まらないって…。もしかして…?」
え?ズキズキとかヒリヒリではなく、ジクジク?その部分ではなくてお腹の奥?血が止まらない…?それって…?
「あの、サクラ様?サクラ様は一応、15歳でしたよね?その、非常に聞きにくいことなんですが…。月のモノはこられていますか?」
まさか、とは思いましたが、念のために聞いてみました。
聞いた話ですが、月のモノが来るのが遅い女性は18歳になってから来た人もいたようです。彼女の身体の小ささからすると、15歳でまだ、というのもおかしくはないと思えます。
「へ?月のモノって…?」
やはり、そうなのでしょうか。私の問いかけに、意味がわからない、といった感じです。
「その、子供を産めるお体になっているか、ということですが」
この言い方だと伝わったようです。
「え?ああ、いえ、まだ、ですけど…?」
では、やはり…?
「すみません、少し失礼しますね。恥ずかしいかもしれませんが、我慢してください」
彼女に断ると、その意味を理解する前に身体を包んでいた毛布を脱がせてベッドへ押し倒し、その両足を開かせます。
「え?ええ!?何を!?シフォンさん??」
ああ、やはりパニックになっています。
わたしは出来るだけ、優しく語りかけます。
「落ち着いてください。少し調べますので。出来れば動かないで、身体の力を抜いていてください」
まだ混乱しているようでしたが、言われた通りに、強張っていた身体から力が抜けるのがわかりました。
それを確認して、私はその部分に目を向けます。
そこは、見た目通り、といいましょうか。小さな子供のように、無垢なままでした。
「あら?うふふ、サクラ様って生えてないんですね。ここも可愛らしいですね。うふふふ。胸もこんなに可愛らしくて…。あら?なんだかドキドキしてきましたわ」
彼女の身体を確認すると、どこもかしこも小さくて可愛らしく感じます。
「ちょ、シフォンさん!戻ってきて!?」
彼女の声に、今まで浮かんでいた考えが消え去ります。
あら?私、今何を…?
「あら、失礼しました。コホン。少し、サクラ様の身体を調べさせていただきますね。大丈夫です。怖いことなんてありませんから」
気を取り直して、彼女の身体を観察、ではなく診察します。
「んっ」
そっと、その部分に指が触れると、少女は思わず、といった感じで声を漏らします。
そのままその部分を広げて、奥まで観察します。
小さい…。確認、できませんね。
「シフォンさん!何してるんですか!?」
今の状況を理解したのでしょう。顔を真っ赤にして足を閉じようとしましたが、私の身体が邪魔で閉じることはできません。
「すぐに終わりますので、じっとしててくださいね?」
優しく声をかけ、そこに指を滑らせます。
「ふぁ」
我慢しようとしたのでしょう。しかし、それでも漏れた声に、可愛らしさを感じてしまいます。
私は指を動かして、そこを探ります。
あ、これは…。
確認が済んだ私は、身体を離して微笑みかけます。
それに気付いた彼女は慌てて毛布を掴み、包まりました。
「サクラ様。おめでとうございます」
きょとん、と、何を言われたのかわからない、といった顔です。
「この血は月のモノですよ。サクラ様も今日から大人の女性になられました」
「え…?それじゃ、わたし、王子にされたわけじゃ…?」
「はい、先ほど確認させていただきましたが周囲に裂傷もなく、純潔の証も確認できましたので、月のモノで間違いないと思います」
説明すると、彼女はほっとしたように、笑顔を見せました。
その笑顔に安心しながらも、なぜ、そのような勘違いをしたのかが不思議です。
「そもそも、どうしてそのような事を思われたのですか?それにどうして殿下がここにいらっしゃったのですか?」
私の質問に、ビクッ、と身体が震えました。
どうしたのでしょう?
「あの、わたし、お酒にすごく弱くて、昨日、王子が持ってきたワイン飲んじゃって。それで、意識なくなって、ですね。起きたら裸で、王子が隣に寝てて、そしたら血が。だから、あの」
しどろもどろの説明ですが、まとめてみるとこんな感じでしょうか。
「つまり、殿下にお酒を勧められて、弱いのにそれを飲んでしまって意識がなくなった。起きたら裸で寝ていて、隣には殿下が寝ていらした。シーツの血を見てそう言うことをされたのだと思った、ということですか?」
私の言葉に、彼女はコウコクと頷きます。
「殿下は、サクラ様がお酒に弱いのを知っていらしたんですか?」
「知っていました…。この前もそうでしたから…」
やっぱり、王子殿下が原因なんじゃないですか…!
「あの馬鹿王子!なにしてくれてんですか!」
おっと、また怒りが…。
「コホン。それで、サクラ様は月のモノについてはご存知ですか?」
「基本的な事は…。でもどうしたらいいのかは…」
月のモノについての知識はあるようですが、対処がわからないようです。
普通は母親や姉などの、身近な年上の女性から教わる物ですが…。
今はそう言った女性は身近にいないのでしょうか?
少なくとも、今すぐに必要な知識を教えておく必要があります。
「そうですね、一般的には身体に密着した下着に当て布をするか、詰め物をするかになります。身体を動かすことの多い女性は、詰め物をすることが多いようですね。当て布ですと、ずれて下着や衣服に血がつく事もありますし。サクラ様は冒険者ですので、詰め物のほうがよろしいのではないでしょうか?」
説明を聞くと、彼女の顔にわずかですが、恐怖の感情が見えました。
「えっと、詰め物って怖くないですか?出来れば当て布のほうがいいかな~なんて…」
ああ、そういうことですか。
未経験の女性は、身体に異物を入れるという行為に恐怖を感じる人も多いと聞きます。
「激しく動かなければ、当て布でも大丈夫なようですが…。冒険者となると、少し難しいかもしれませんね。体調の事もありますし…。そういえば、サクラ様は体調のほうはいかがですか?」
「お腹が少し痛い、です。それに身体も少しだるいというか、重い感じはします」
「気分が悪いとかそういったことはございませんか?」
「気分のほうは……多分、大丈夫だと思います」
どうやら、彼女は比較的軽い症状のようです。
「サクラ様は軽い方でいらっしゃるみたいですね。重い方ですと、動けないほど痛んだり、気分が悪くて吐く方もいらっしゃるそうです」
私の説明に、想像したのでしょうか?苦い表情をしています。
「ですが、色々な理由で症状が重くなることもありますので、体調不良を感じたら休まれることをお勧めします」
重くなる可能性もある、と聞いて、考え込んでしまいました。
「それでは私は殿下にご説明をしてから買い物をしてきますので、サクラ様は、そうですね。今日はスカートのほうがよろしいですね。着替えてお待ちいただけますか?ああ、下着には適当な、清潔な布を当てて下さいね?」
彼女が頷くのを確認し、染みのついたシーツを剥がして部屋を出ます。
さて、あの馬鹿王子、どうしてやりましょうか。
部屋を出て、そこで待っていた馬鹿王子に軽く、説明をしておきます。
あの血は月のモノで、彼女にとっては初めてだったこと。
彼女の純潔を確認したこと。
王子殿下が、彼女がお酒に弱いと知っていて飲ませたのが、今回の騒動の原因であること等です。
王子殿下は最初の二つを聞いて、あからさまにほっとした顔をしていましたが、最後の事で顔を青くしていました。
私は必要な物を買いに行きます、と告げると、王子殿下は彼女と話をしたいから会ってもいいか?と私に伺いを立ててきました。
今は着替え中なので、しばらくしてから声をかけるように、と言い残し、シーツを水につけてから買い物に出かけます。
必要な物を購入して、彼女の家に戻りました。
寝室の扉を開けると、そこには赤い顔で俯く少女と、その頭をなでている王子殿下のお姿が。
「あら?あらあら?お邪魔でしたか…?うふふふ」
「いえ!邪魔じゃないですから!おかえりなさい、シフォンさん!」
慌ててそう言い、立ち上がる彼女と、残念そうに手を戻す王子殿下。
「あら?そうなんですか?」
まだまだこれから、という関係でしょうか?でも先ほどの雰囲気は…。
「そ、そういえば!シフォンさんは何を買って来たんですか!?」
あら?この話題は恥ずかしいようです。可愛らしい。
「あらあら。そうですね、殿下はしばらく部屋から出ていていただけますか?女性同士のお話ですので」
王子殿下がいると、もっと恥ずかしがることになりますからね。
「さぁ、サクラ様。こちらを着けて下さいね」
そう言って当て布、下着、詰め物を彼女に手渡します。
彼女は受け取りながらも、問いかけるような目でわたしを見つめています。
ああ、可愛らしい。そういえば実家の一番下の妹も、このくらいでしたわ。
「この細長い、重ねられた布が当て布で、こちらは月のモノの時につける下着です。この筒状のものは詰め物ですよ。全て、雑貨屋か婦人服のお店で買えます」
順番に、現物を見せながら説明すると、やはり詰め物のところで顔をしかめています。
うふふ、これは是非、試しておかなければ…!
「さぁ、サクラ様。早速つけてみましょうね」
妹達を大人しくさせるときのように、肩を抱いて引き寄せます。
必死に逃れようとしますが、これまで培った経験からそう簡単には逃がしません。
私はそっと手を伸ばし、彼女の下着の紐をほどきます。
「待って、待って下さい!何してるんですか!?」
それに気付いた彼女が抗議の声を上げますが、これは必要な事なのです!
「んふふ~。可愛い♪大丈夫ですよ~?」
もう片方の紐をほどくと、下着はするり、と滑り落ちました。
「さぁ、サクラ様?着け方をお教えしますね?」
私の声に顔を上げた彼女の目に入るように、詰め物を持ちます。
それを見た瞬間、彼女は硬直しました。
その身体を回転させて、後ろから抱き締め直します。
「怖くないですよ~?すぐに終わりますからね~?」
片手でスカートをめくり、彼女を押さえた手でスカートの裾を持ちます。
そして詰め物をそっと、彼女のそこにあてがいます。
「やだ、やだやだやだやだ……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
暴れようとする彼女を押さえて、詰め物をゆっくりと押しこみました。
詰め物を着け、下着を着けた彼女はぐったりと、ベッドに横たわっています。
「う~、なんか変な感じがします…」
ベッドで居心地悪そうにつぶやく彼女。
「うふふ。すぐに気にならなくなりますよ?ああ、少なくとも1日に一回は交換してくださいね?着けっぱなしでいると、病気になることもあるそうなので。そうそう、これは私からのプレゼントです。今回の分はありますから、気にせずに使ってくださいね?お代はもう頂きましたから♪」
必要な事を彼女に伝えておきます。
それを聞いた彼女は顔を上げ、こちらを見るので、私も真面目な顔で続けます、
「いいですか、サクラ様。悩み事や困ったことがあれば、いつでも相談してください。殿下……は当てにならないかもしれませんが、出来る限りのことは致しますから。女性の悩みとか、ね?」
こんな小さな身体で、一人で頑張る彼女には、心を許せる相手が必要だと思うのです。
私がそれになれるかどうかはわかりませんが、出来る限りの力にはなりたい、と思います。
私の言葉に、彼女はゆっくりと見上げてきます。
「あの…、じゃあ、さっそくなんですけど…」
「はい、なんでしょうか?」
やはり、一人では悩みもあるのでしょう!なんでも聞いてください!
「どうしたら、そんなに大きくなれるのでしょうか?」
え?そんなこと言われても…。
思わぬ質問に、どう返していいのか迷います。
「それは…。身長のことでしょうか?」
「いえ、それも、ですけど…。胸、とかお尻、とか。シフォンさん、大きいじゃないですか。どうやったら大きくなるんですか?」
私、大きいでしょうか?自分では平均、と思っているのですが。
それはまあ、彼女に比べれば大きいとは思いますけど…。
むしろ、彼女の可愛らしさのほうがいいと思うのですが。
「そうですね。私は特にこれといったことは…。ですが、小さくてもサクラ様は可愛らしいと思いますよ?」
「でも、大きいほうがいいじゃないですか。この国の人も大きい人ばかりですし。王子も大きいほうが好きみたいですし…。やっぱり、わたしみたいに小さいと女性としての魅力、ないですよね…」
顔を赤くして俯きながら、そんなことを言う少女。
これはもしかして、彼女も満更ではないってことでしょうか?
相手があの馬鹿王子ってところは気に入りませんが、ここは一つ、アドバイスをしてあげましょう。
「そうでもないと思いますが…。どうしても大きくしたいなら、殿方に揉んで貰うと良い、と聞いたことがありますよ?殿下に頼んでみましょうか?」
「え?なんで王子に?いや、それよりも揉んでもらうとか、無理です、無理。絶対に、無理!」
彼女は顔を真っ赤にして、必死に首を振っています。
ああ、もう。そんな姿も可愛らしい!
その後、彼女が朝食を用意する、というのでご相伴にあずかることになりました。
なぜか馬鹿王子は当然のように席についていますが…。
食器の準備を手伝い、頂いた朝食はこれまで味わったことのない、素晴らしいものでした。この馬鹿王子はこれで餌付けされたんでしょうか?
これ以降、わたしは仕事がない日に、ちょくちょく彼女の家を訪れることになったのは多分、余談です。
胸を揉めば大きくなる、というのは迷信です。
まあ、作者は完全に間違いではない、と思っていますが、科学的根拠はありません。
一応、好きな人に胸を揉んでもらう(そう言う行為をする)ことで女性ホルモンが活性化され、結果として胸が大きくなることもある、というのは聞いたことがあります。
作者としては、この見解のほうがなんとなく好きです。
あ、どうでもいいですね。