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第九話ギルドその2


「……ふむ、これか……」


俺は今、魔導装置の前にいる。

魔導装置の形はえっと、あれだあれ。


「……そうそう、ATMの形に似てんだ……」


ATMみたいな魔導装置には液晶画面と思わしき画面とカードをはめる台座があった。


「……さて、見てみるかな……」


俺は魔導装置の台座にカードをはめる。

すると。

魔導装置に液晶画面にズラ~っと此方の文字で書かれた俺のステータスが表示された。






《ステータス》


名前:トウヤ=ホクジョウ


性別:男


種族:人間


ランク:F


出身地:東の遠い島国


装備品

>武器

・主武装:世界に終りを齎す炎の剣レーヴァティン

    :圧切長谷部おしきりはせべ

・副武装:無し


>防具

・頭:無し

・胴:防刃シャツ

  :防刃コート

  :強化装甲服パワーガードアーマー

・腕:防刃グローブ

  :肘防具エルボープロテクター

  :手甲強化装甲アームパワーガード

・腰:多目的ベルト

  :ポーチ

  :セリオロ

・脚:防刃カーゴパンツ

  :強化装甲パワーガード敷きブーツ

  :膝防具ニープロテクター

  :脚強化装甲レッグパワーガード


保有能力

>『混沌:EX』

・全ての起源にして終焉


>『隠者:SS』

・気配をほぼ完全に絶つ。

・気づかれ難くなる。

・記憶に残り難くなる。


>『気配察知:A』

・周囲の気配を察知する。

・周囲の生命体、異端、霊的存在の位置を補足する。

・範囲は周囲数㎞を含む。


>『神殺:SS』

・神性を持つ敵に対してクリティカル率を増加させる。

・神性を持つ敵の耐性をランダムに一つ無効にする。

・神性を持つ敵の不死性を無効にする。


>『生存本能:EX』

・あらゆる状態異常バットステータスに対して絶大な耐性を得る。

・首だけになろうとも数時間は生きていられる程の生命力を得る。

・自分に対する命の危険に対して非常に敏感に感じ取る。


>『対魔力:B』

・第三節以下の魔術的攻撃を無効にする。

・自分に対する外敵魔力に対して絶大な耐性を得る。


>『直感:A』

・戦闘時に常に自分に対しての理想的な局面を感じ取る。

・自分に対して迫る危険に対して非常に敏感に感じ取る。

・視覚、聴覚に対しての妨害を半減させる。


>『精神堅硬:A』

・精神面によるあらゆる干渉を完全に無効にする。

・異性や金品、魔術による負の誘惑を完全に無効にする。


>『防壁破壊:A』

・自分が認識している武器に魔力防壁を破壊する効果を得る。

・失敗しても魔力防壁の耐久性を減少させる。


>『駿足:A』

・神速を誇る脚力を得る。

・空中以外の如何なる地形、足場に対応し初速から最高速の疾走、緩急自在の制度、予備動作無しの流れるような方向転換が可能になる。


>『武練:A』

・無双を誇る武力を得る。

・心技体の完全な合一により、いかなる精神的・肉体的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。


>『野生:A』 

・自然の中に溶け込める体質を得る。

・五感が発達し、獣と心を通わせれる用になる。

・自分に対する害意に対して非常に敏感に感じ取る。


>総合ステータスの目安値

・体力[HP]:99999/99999(EX)

・魔力[MP]:99999/99999(EX)

・力の強さ[STR]:99995841(EX)

・器用さ[DEX]:99999875(EX)

・頑丈さ[VIT]:99998547(EX)

・俊敏性[AGI]:99998742(EX)

・知能[INT]:99998754(EX)

・精神力[MND]:99998753(EX)

・魅力[CHR,H(M)]:25(FF)(125658(S))

・幸運[LAC]:30(FFF)




ふむ、なるほどな。

ステータスには受付嬢の説明通りの事が表示されているな。

ステータスは特に変わったことは無い……ちょっと凄いかな。

スキルや能力は殆ど無意識で使ってるものだったから今まで使った記憶が無いな。

けど、思い返してみると使ってた気がする……かな。

あぁ、あと目安値の最後の項目の魅力と幸運が少し、いやかなりヘコんだ。

やっぱり俺にはないのかなぁ。

はぁ。


閑話休題


それにしてもホント、この世界は凄いね。

元の世界にはない法則だよなぁ。

あぁ、そうそう。

ステータスを見てて分かったけどこの世界には魔術があるみたいだ。

使ってみたいな。

今度受付嬢に聞いてみるかな。

そういや、受付嬢の名前聞いてなかったな。

まぁいっか。

さて、この後どうしようか。


「……取り敢えず。部屋に行ってみるか……」


俺は魔導装置にはめているカードを取ってコートの内ポケットに入れてから振り返りギルドの入り口の左隣にある階段へ歩いていく。

その後は受付嬢が言った道順に歩いて行ったら部屋に到着した。


「……ここか……」


俺は受付嬢から受け取った鍵で部屋の鍵を開けて中に入る。

部屋の中はシンプルで六畳くらいの部屋にベットとソファと机と本棚と本があるだけだ。

さて、まだ昼ぐらいだけど。


「……寝るか……」


そう呟き俺は武器と服を脱ぎ机やソファに置いて下着一丁になってから自身に『混沌』の炎を灯す。

『混沌』は直ぐに消え代わりに俺は紺の作務衣を着ている状態だ。

俺はベットにダイブし。


「……zzzzzz……」


即行で寝た。


だって5000億年以上ぶりの睡眠なんだからな。


こうして俺のグリール滞在一日目が過ぎて行った。

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