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進化独自解釈  作者: 立ち読み愛好家
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デボン紀

続いては、デボン紀です。

魚の紀とも呼ばれるデボン紀では魚が、大発展を遂げます。

まずは、魚に顎が、現れます。鰓弓(鰓を支える骨)の一部が、顎に発展したとされています。

当時、甲冑魚の頭部覆っていた骨片が、そのまま顎として機能しています。最終的にには、これらの骨片が、顔を構成することになります。

続いて、淡水域への進出です。海と淡水では浸透圧の関係で、簡単には行き来できません。

とはいうものの、生息域を広げようとするのは、生物の本能とも言えます、それが生産競争に負けて追い出された結果であろうとも。

淡水域に生活の場を移した魚であるが、酸素と餌が必要であることは間違いない。餌にについては、幸いすでに昆虫類の上陸は成し遂げられていたため、これを利用すれば賄える。酸素についても、すでにに大気中に酸素が満ちた状態なので、渓谷などの水が常にかき混ぜられる状態であれば、問題ないであろう。

問題なのは、沼地のような水があまり動かない環境である。

水中の酸素が少ない状態で生き残るために空気中の酸素を直接取り込む空気呼吸を行う一群が登場した。肺魚である。肺は消化管の一部が膨らみ、ガス交換が可能となったもので、空気呼吸完可能となったので、大気中に豊富に存在する酸素を利用できるようになった。

さて、現代の魚類の多くは肺を持っていませんが、ほとんどの種で、浮袋を持っています。

浮袋は肺から変化したものだとされています。つまり、現在の魚はすべて肺魚の子孫と言えます。

デボン紀と言えば、最初の両生類と言われるイクチォステガが登場したことでも知られています。

両生類への進化の過程では鰭条が失われる変化が起きたのではないかと思っています。

オタマジャクシにはひれがありますが、鰭条(魚のひれを支える骨のよぇな構造)はないので。

鰭条を失った結果、うまく泳ぐことができず、ひれの付け根で水底を移動していた結果、それが足へ和発展したのではないかと思います。


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