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エディアカラ紀
カンブリア紀よりも前の時代には目につくような動物はいないものと長らく考えられてきた。
しかし、カンブリア紀以前の地層から、骨格や殻をもたない動物の化石が発見され、目につかなかっただけで、多細胞動物が先カンブリア代にも存在していたことが分かってきた。
エディアカラ動物群と言われるそのグループは、現代にも系統がつながっているかも判然としないが、確かに存在していた。
捕食者と被捕食者の関係が存在していたかも判然としないが、動物は他の生命を糧としなくてはならないので、捕食者はいたであろう。
案外食われないために大きな体(多細胞化)を成し遂げたのが多細胞動物の期限かもしれない。
微生物ならば、細胞毎取り込めれば、砂防一つでも消化吸収は可能でしょうが、多細胞化すれは、細胞間を切り離す必要があり、簡単には食えないことになります。
この、食われにくくするという進化が、次のカンブリア紀に置ける殻の進化につながった可能性もあるかと。