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ただ思う

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

多分これはまだ書いてないと思います。(多分)


とあるアニメのエンディングを見て、聞いて、興味を持って、気が付いたらプレーヤーに曲を入れていた。歌詞を改めて見てみると、貴方の事が頭に浮かんで、休日逢いに行く事を決めた。

「貴方に恋をしました」

「これは随分と熱烈な」

彼は切れ長な目を殊更細めて笑った。真っ黒な袂で口元を隠し、小さくコロコロと笑った。あぁ、良かった。寸分の狂いなく、彼は私の心理を理解してくれている。

彼は走って乱れた髪を骨ばった手で解しに掛かる。所々束を離れて荒ぶる一本を丁寧に撫で付けて、元通りに整えてゆく。

彼では無い、とある女性の詩が浮かんだが、今は黙っておこう。

「で、その心は?」

「作詞家の方は貴方の事は何一つ考えないまま、歌詞を書いたと思うんです。でも、貴方の事を思い出しました。会いたくなりました」

雷雨も、水面も、月も。多分私以外の人が聞いても、貴方に結び付ける事は無いでしょう。人間の心理描写として、情景を浮かべるだけに留めるでしょう。作詞家も、それを望んでいるでしょう。

でも、浮かんでしまった。何なら関係の無いものでも貴方を思い浮かべてしまう程、私は貴方のことを常に思っている。

「ただ寄り添って他愛のない話がしたくなりました。抱き締めて欲しい訳でも、口付けて欲しい訳でもありません。ただ、会いたくなりました」

「可愛いことを」

その目に劣情は無かった。ただ友に向ける、我が子に向ける、春の穏やかさがあった。

私は一度瞬きをすると、とある詩をまた浮かべた。貴方の気持ちは現代でも通じる物があると思うのです。

「でも、まぁ、本来の意味で好きになりそうです。こんな事をされたら」

恋焦がれて布団に体を投げ出した訳ではないけれど。

何の関係もないのに、その人のこと浮かべるって、ただ一時だけでもガチになってそうだなーと。

それは恋と呼んでも良さそうだなぁと。

(恋にも種類があるそうですし)


最近、SNSのトレンドで百人一首が流れて来て!!

しばらくウハウハしてました。

残念ならがら、私の敬愛している方の名前は少なかったですけど、素敵なものも沢山ありました。


平安から現代にかけて、粋とか心情は伝わる物がありますね。何時だってそうでありたいです。


次は

平凡な顏のお嬢様の話でも。自己肯定感ドンテイの。

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