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プロローグ

最近のモブは(たる)んどる!!



自室の机で瞳を閉じて某司令官のようなポーズをとりながら口には出さずに心の中で雄叫びを上げた。

ではなぜこのようなことになったのかを少し説明させてほしい。


俺はライトノベルが好きだ。漫画やアニメ等と違い登場人物の行動を思い描きながら物語を読み進めていくことにいつも胸を踊らせてくれる。


どのように笑いどのように怒りどのように悲しんでいるのか……挿し絵などがあれば想像に難しくはないだろうがいつもあるわけではない。

故に読み手によってその表情は千差万別と言っていいだろう。



だが……最近のモブときたらどうだ!?


お前らには本当にモブとしての自覚はあるのか!?



『俺はモブだ』『俺は陰キャだ』と言いながら蓋を開けてみれば実はイケメンでした……隠れハイスペックでした……みたいなことが往々にして蔓延してしまっている。



そして一度(ひとたび)ヒロインが何かしらの危機に瀕していれば自身を(いと)うこともなく渦中に飛び込んでいくだろう。


その事自体には何も言うことはない。むしろ素晴らしい行いだと言えるだろう。



だがあえて言わせてもらうなら……



それは主人公やヒーローのする仕事だろうがぁぁぁ!!



モブのすることはその場で右往左往するか野次馬になることだろうが!



そして始まる隠していた実力によるモブ無双……



勧善懲悪からの助けたヒロインによる学園ハーレム!!



…………The・テンプレ乙(笑)



まぁ……それが醍醐味ではあるんだろうけどさ……






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