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副官サマの日記帳  作者: 茅嶋ときわ
22/50

副官サマと夏至祭4

 夏至祭四日目の午後。この日は雲ひとつない快晴で、とても暑い日になった。

 換気のために開けている店の入り口からは、ときおり暑い風が流れ込んでくる。しかし、店内にはパンのために母がほどこした室温調整の魔法があるので、気温はちょうど良く保たれていて涼しい。

 私は今、中央広場に露店を出しに行った父の代わりに店番をしている最中(さいちゅう)だ。

 店番と言っても昼時を過ぎた店内はガラガラで、うつらうつらと船をこいでしまうくらいに暇だ。

 少し距離のある西橋の方から聞こえてくる夏至祭の音楽と歌が耳にとても心地良く、眠気をさらに刺激して瞼をどんどん降ろしてくる。

 浅いまどろみの中に意識がたゆたい、ふわふわと体が軽くなった気がした。

 まるで人肌のお湯の中に浮かんでいるようでいて、新緑の木陰の下で暖かい自然に包まれているような気もする。

 ただ、頭は完全に寝ていないため、白昼夢でも見ているかのように最近の出来事が過ぎっては消えてを繰り返している。そんな中で、唯一消えずに残った物が、じわじわと思考を支配した。

 それは昨日の出来事だ。

 

——ルカ様はあの後、無事手帳を見つけたのだろうか?

 

 そんな疑問に始まり、思い起こされるのは昨日ルカ様と訪れた雑貨屋で、ルカ様が突然手帳を失くしたと言い始めたことだ。

 

『どこで失くされたか見当はおつきですか?』

『う、うん……。たぶん、服屋の住所を取り出したときに落としたのだと思う』

 

 どこか歯切れ悪く答えるルカ様に、私はなんだかおかしいぞと思い、手帳探しを始める前に落とした手帳がどういった物なのかを詳しく聞くことにした。

 

『え? 言わないとダメですか?』

 

 聞いたとたんにそんなふうに聞き返されたら、もう絶対なにかあるに決まっている。

 視線をルカ様へと真っ直ぐに向け、詰め寄るように再度尋ねると、ルカ様は言いにくそうに視線を泳がせて答えた。

 

『その……赤い手帳です。普段使っている』

 

 普段使っている赤い手帳と聞いて、すぐに思い浮かぶのはあの日記帳の装丁に似た物だ。それかと尋ねると、ルカ様はゆっくりと頷いた。

 

『あーその……まぁ、手帳なんですけどね。ほら、あなたもあの晩に見たでしょう?』

 

 そう言われ、私は眉を寄せながら記憶をたどった。

 あの晩に見た——— というと、やはり()()日記帳のことか。確かに黒い方と合わせて見た記憶がある。しかし、赤い方はあまり内容を覚えてない。けど、あの日記帳はあの夜以降、二冊ともかなり慎重に保管しておいでじゃないか。

 そんな私の疑問を感じ取ったのか、ルカ様が付け加えるように言った。

 

『く、黒い方は普段は持ち歩かないんですよ! あれは、ほら……僕の個人的な感情を書き留めている物ですから誰かに読まれたら恥ずかしいし……ただ、赤い方はその……仕事の記録とか覚書とか、特にアレス様の行動記録なんかを書き留めているので普段から持ち歩いていて……いや、まさか、今日に限って落とすなんて……』

 

 今まで一度もそんなことなかったんですよ! と乾いた笑い声を上げたルカ様を、私は眉間に寄せたしわをさらに寄せてじっと見据えた。

 私にあんなに『読んだのか? 読んでないか?』と強く問い詰めるほど大事な物を、うっかり落とすなんてことがあるのだろうか。

 しかも、ルカ様はなんて言った?

 落とした手帳には仕事の記録やアレス皇子の行動記録が書いてあると?

 そんなの、拾われでもしたら大変じゃないか!

 

『あぁ、だから言いたくなかったのに……』

 

 私の様子を見て、ルカ様は前髪をクシャリと掴んでため息をついた。ため息をついたルカ様を、ついつい睨みつけてしまったのは反省するが、そうしたくなってしまった私の気持ちもわかって欲しい。

 私たちは雑貨店で購入した物の配送をせかせかと済ませ、手帳を探すために来た道を戻った。

 もちろん、戻る最中にも辺りに目を凝らし、ときおり何件かの店に落とし物はなかったかと尋ねたりして、手帳の行方を探した。しかし、結局のところ、日が沈む頃まで散々探しても赤い手帳は見つからなかった。

 

「はぁ。悪いことに使われないと良いけど……」

 

 私は精算カウンターの上で大きなため息をつき、椅子に座ったまま両手を頭上に突き出して「うーん」と伸びをした。

 手帳探しのことを思い出したら、眠気がすっかり飛んでいってしまった。

 伸びをした両手をだらんと下げると、チャリ とスカートのポケットの中で何かが音を立てた。ポケットの中を手で探ると、丸い形が指先に触れ、それがルカ様から渡された下げ札だとわかった。

 昨日返すつもりだったのに、手帳探しのせいで返しそびれてしまった。

 私は下げ札から指を離し、もう一度、今度は長くため息をついて、椅子から立ち上がる。それと同時に、

 

 カランカラン

 

と、パン屋の入り口につけてある魔法のベルが音を立てた。

 

「いらっしゃいませ」

 

 反射的に顔を向けて声をかけると、入ってきたのは見覚えのある男性だった。

 

「ようレティシア! 帰って来てるって聞いて寄ってみた!」

 

 片手を上げて元気に挨拶をしてきたのは、学舎の同級生であるジョシュだった。

 確かジョシュは、私が城に勤める半年前に、アーエンハイムの親戚のところに修行に行ったんじゃなかったか?

 

「久しぶりジョシュ。アーエンハイムでの修行は終わったの?」

「ん? あぁ、修行のこと覚えてくれてたんだ! 実はさ、筋が良いからって他より早く見習いを卒業させてくれてさ、ちょっと前からこっちに戻って親父の下で働いてるんだよね。まぁ、修行を見てくれてたのが叔父さんだから、筋が良いってのは身内贔屓かもしれないけど」

 

 ジョシュは嬉しそうに言った後に謙遜しながら頬をかき、私が居るカウンターまで足早に歩いてきた。

 ジョシュの家は三代続いている鍛冶屋で、西区では評判の店だ。鍛冶屋といっても取り扱っているのは家庭用の包丁や鋏が主で、特に主婦層に人気だ。貴族街に住むご婦人も良く訪れている。なんでも、買った後の修理や再研磨を愛想良く安値で受けてくれるのが評判の理由だそうだ。


「ところでさ、レティシア。久しぶりに会って早々にこんなことを聞くのはどうかと思うんだけどさ……まだ決まった人はいない?」

「え?」

 

 そう尋ねてきたジョシュの左手に、花のあしらわれた腕輪が握られているのが見えて、彼が何をしにここに来たのかを理解して頬が熱くなった。

 アストラル帝国の夏至祭では、花のあしらわれた腕輪を送ることは告白を意味する。それも、結婚前提にお付き合していこうという告白だ。

 

「その……実際結婚するのはまだ二〜三年先の話になるんだけど、嫁さんになる人は早くから店に慣れといた方が良いって家族に言われてさ…… 店を継ぐのには結婚しないといけないっていうのもあるんだけど……それで、それを考えたら、最初にレティシアの顔が浮かんだんだよね」

 

 耳まで真っ赤にして真っ直ぐ私を見て言うジョシュは、どうやら本気で告白してくれているらしい。

 私は自分の左手首にそっと触れて、どう答えたら良いか悩んだ。

 結婚前提の付き合いなんて、急に言われても決断できない。

 確かにジョシュは、結婚するには良い相手なのだろうとは思う。

 誠実で嘘なんてついたところを見たことがないし、話も合う。それにお互い喧嘩をしてもすぐ仲直りできるし、家族同士も知り合いでそこそこ仲が良い。

 でも、問題はある。

 それは、私が今までジョシュをそんな対象として見たことがないということだ。

 私は左手首の袖の下にある腕輪に軽く触れた。

 この腕輪にも、花があしらわれている。けど、これをくれた本人は、腕輪の意味をどうやらご存知ない様子だった。いいや、帝国民が知らぬはずはないから、あの時に頭になかっただけだろう。

 特別な樹脂の中に咲き続ける花。付与魔法をかけられたこの腕輪はそれなりの値がする。断れば良かったのに、どうしてか私は強く言い出せなかった。

 心のどこかでこれが欲しいと思っていたのだろうか?

 

「で……さ。どう?」

 

 私の考えが他所に行ったのがわかったのか、ジョシュが返答を求めてきた。

 緊張で瞬きの多いジョシュを見ていると、なかなか断りの言葉が思いつかない。

 率直に〝急に言われても決断できない〟と、そう言えば良いのだろうか?

 

「…………あ、もしかして」

 

 答えを考えている私が手首を触っているのに気がついたジョシュが、私の手首を指さして眉根を少し持ち上げた。すると、

 

 カランカラン

 

と、店のベルがまた鳴った。

 ジョシュはベルに驚いて一瞬びくりと肩を揺らして視線を泳がせたが、すぐに落ち着きを取り戻し普段通りに笑って言った。

 

「なんだ、先に相手が居るんじゃ仕方ないか。困らせて悪かったなレティシア。じゃあ、えーと……また近いうちにみんなんでご飯しようぜ!」

 

 ジョシュがベルを鳴らしたお客さんと入れ違いに駆け足で外へと出て行く。私はその背中に、

 

「あ、うん。ありがとうジョシュ! 嬉しかった!」


と大きな声で伝えた。

 告白に対してちゃんとした返答もせずに、勝手に解釈させてしまったことが申し訳なく思ったのだ。せめて、もらった気持ちにだけでも言葉を返さないと失礼だ。

 ジョシュは私のかけた言葉に軽く手を上げて、返事代わりにしたひらひらと振って見せ、通りに姿を消た。

 私は心の中で、素敵なお嫁さんが見つかると良いねと思いながら、新しく入ってきたお客さんに「いらっしゃいませ」と義務的に声をかけた。

 

「あれ? もしかして、今の子との邪魔しちゃった感じ?」

「え?」

 

 聞き覚えのある声にパッとお客さんの方へ向き直ると、お客さんが目深に被っていたフードを払い除けながら笑って言った。

 

「ヤッホー、レティシアちゃん。二日ぶり! 僕だよ僕! 変装してたからわからなかった?」

「アレス皇子!」

 

 アレス皇子はジョシュの出て行った入り口を何度か見てから、払い除けたフードのよれを丁寧に直した。

 ケープマントというのだろうか、肘下ほどの長さのマントは黒い布地で質が良い。しかし、マントの下に見える服はわりと平凡な物だった。

 中流階級程度の飾りっけのない服装。こう言っては失礼だろうが、この出立ちもアレス皇子にはとても良くお似合いだ。

 

「ねぇその皇子っての止めてくれる? 僕いちよお忍びなワケよ。せめて、アレス様⁉︎ とかにしない?」

 

 その〝アレス様⁉︎〟というところは私の声真似をしたのだろうか。なんだかちょっと気味が悪かったが、アレス皇子は「わりと似てたね!」と自身で受けてケラケラと笑った。

 

「パンを……お探しですか?」

 

 一体何をしに来たのだろうと思いながら、とりあえずそう尋ねてみる。すると、アレス皇子はカウンターに片方の肘をつきながら言った。

 

「パンも食べたいけど、僕は時間を潰せる場所をお探しなの。それでさ、ここって確か店内でパンを食べらたんじゃなかったっけって、思い出してさ。実は待ち合わせよりかなり早く着いちゃって、手持ち無沙汰なんだよね。迷惑じゃなかったらここで待たせてもらえないかなーって? もちろん、飲食代は払うよ。僕のお小遣いでね」

 

 片目をつむって見せるアレス皇子は、どうやら本当にお客様らしい。

 私はカウンター横に置いてある小さなテーブル席を手のひらで指し、アレス皇子を案内した。

 店内で飲食ができると言っても、これは常連のお客さん用で、そのお客さんは父の元冒険者仲間だ。だからテーブルには飾りっ気はまったくない。

 

「おすすめのパンって、どれだっけ?」

 

 席に着いて早々、アレス皇子はマントと手袋を取りながら、パンが並べられている棚を遠巻きに物色し始めた。

 皇子にいったい何をおすすめしたら良いのか悩んだが、店の売れ筋を提案してみることにした。

 

「今日はミルクパンがまだございますので、そちらでは?」

「あぁ、あの柔らかいやつね! でもそれだけだとお腹が空きそうだなぁ。うーん……あっ! あの小さめの細長いバケット! あれちょうだい! あと黒苺のジャムも一瓶つけて」

 

 アレス皇子がそう言って指差したのは、店の売れ筋商品ばかりだった。初めて店に来た人の大半は馴染みのある黒パンや林檎ジャムを買っていく。

 私はちょっとだけ不思議に思い、尋ねてみた。

 

「アレスお……様は、この店にいらしたことがおありなのでしょうか?」

「え? うん! あるよ! 西区に来る時はけっこう頻繁に来てる! あ、でもそういえば、君には一度も会ったことなかったよね。城勤めの前はいつも学舎に行ってたし、城に行ってからは会うわけないし。今日は会っちゃったけど! ふふ!」

 

 なぜか気分が乗って来た様子のアレス皇子は、私がパンを取りに行くのにも着いてきて、横からどんどんと話しかけてきた。

 私はアレス皇子の言葉に頷きながら、父からアレス皇子が良く来ているなんて話を聞いたことがないなと心の中で首を傾げた。そうして、私はそこから別の疑問を思いついた。

 

「アレス様は、私と私の家族をお疑いでは?」


 白パンと細長のバケットを木製のトレイに取り上げてから、振り向いてそう尋ねた。

 刺客に襲われて剣の稽古をすることになった一件の際、ルカ様はアレス皇子とルーイ様は、私と私の家族を間者なのではとお疑いだとおっしゃった。でも、アレス皇子が今言ったことが真実なら、この人は少なくともこのパン屋に十年以上は訪れていることになる。それなら、私たちが間者じゃないとわかっているんじゃないのか?

 アレス皇子は意地悪そうな笑みを口元に浮かべた。

 

「あ〜そこ、気づいちゃった? そうなんだよね〜。実は疑ってないんだよね〜」


 両手の人差し指を軽く天井に向けてケラケラと冗談ぽく答えるアレス皇子に、妙な苛つきを覚えたのはどうしてだろう。

 ただ、アレス皇子はこの会話の最後に「少なくとも僕はね」という言葉を声小さく付け加えた。


「ところでさ、さっきの子って、やっぱりレティシアちゃんに腕輪を渡しに来たの?」

 

 これ以上疑っている件について触れられたくないのか、アレス皇子はあからさまに話題を変えて、もう誰も居ない戸口に視線を向けた。私としては疑いをしっかり晴らしておきたかったが、今無理に話し続けるのは良くないと感じ、考を胸の奥にしまい込んだ。

 私は小さくため息をつきながら、パンの乗ったトレイに黒苺のジャム瓶を一つ追加してアレス皇子の質問に小さく頷いた。


「わー! やっぱりそうなんだ!」


 アレス皇子は私が頷いたのを見て楽しそうな声を上げると、ニンマリと口の両端を上げて腕組みし、片方を顎の下に当ててわずかに体を揺らして悶えるような仕草をした。

 

「いやぁ〜、青春だねぇ〜。夏至祭の風習とかさぁ、ジンクスとかさぁ! そこらを信じて行動しちゃうって良いよねぇ〜! 若い、若いよっ!」

 

 ずいぶんと年寄りくさい言い方をしているが、アレス皇子はまだ二十一。十分に若い。

 ちなみにアレス皇子の言った夏至祭の風習とジンクスは色々ある。

 花の腕輪を渡すと告白を意味するとか、鮭の入った食べ物を腕を交差させて互いに食べさせ合うと家庭円満でいられるとか、夏至当日までに七つの草を集めて当日の夜中に水に浮かべると将来の伴侶が見えるとか——— あと知っているところで言うと、恋人ができるようになるとか、意中の人と付き合えるとかだろうか。おそらく、ジンクスと言ってもお呪いじみたものが多いんじゃないかと思う。

 風習といえば、明日は朝早くに朝露のついた薬草を集めるんだっけ?

 昔から夏至の日の朝露のついた薬草は、普通よりも効果が上がっているのだと言われている。だから、毎年近所の人たちと家庭で良く使う薬草を近くの森に摘みに行くのだ。

 明日の予定を思い浮かべながら席にパンを運んでいくと、隣でアレス皇子が自身の襟口を何度か開いてはパタパタと仰いでいるのが見えた。

 外は快晴で、見たところ歩いていらっしゃったようだから、もしかしたら暑いのかもしれない。

  

「何か冷たいものをお飲みになりますか?」

 

 パンをテーブルに置いて尋ねると、「え? 良いの?」と目を丸くされた。

 暑いからという気遣いもあるが、パンを食べながら時間を潰すとのことだ。さすがに飲み物を出さないわけにはいかない。

 私は台所にあるお茶の種類と果実水の種類を何個か伝えると、アレス皇子はアーエンハイム産の黄茶を選ばれた。確か、先日ルカ様のお部屋にいらした時に白嶺(はくれい)茶を出されて大変喜ばれていた。アーエンハイム産の黄茶は白嶺茶と同じく渋みの少ない甘みのあるお茶だ。もしかしたら甘みの強いお茶がお好みなのかもしれない。

 私は「かしこまりました」と頭を下げて、テーブル席のすぐ裏手にある台所に向かう。すると、アレス皇子は席に着席しながら私の背に向かって声をかけた。

 

「ちなみにさ、ルカくんには今日僕がここに居たことは内緒だよ?」

 

 なんで内緒なのだろうと疑問に思いながら、少しだけアレス皇子を振り返ると、アレス皇子はさっそく細長のバケットを取り上げて器用に黒苺のジャムの蓋を開け、直接突っ込みたっぷりすくってぱくりと頬張った。

 この絵だけ切り取って見れば、この人が次期皇帝なんてとても思えない。

 アレス皇子は振り返った私に目だけ寄越し、片目をつむって言った。

 

「お茶早めに持ってきてね!」

 

 

誤字脱字報告ありがとうございます!とても助かります!

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