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ユニークスキル2

「魔眼は視力が良くなったり、暗くても見えたりと色々と便利みたいだ。」



「え‼︎暗くても見えるって夜とかでも普段と変わらないってこと?」



「あぁ、たぶん。暗視って言うくらいだしな」



「へ〜すごいな〜。

私もそういう能力あったりしない?」



「ん〜……これから見てみるな」



さて、佐藤さんにも言われたし次の結界の効果を確かめないとな。

………ん?麻痺?疼く?

そ、そんなこというのは厨二病じゃナイカナー。

お、俺はそういうのには縁がナカッタカラナー。

まったく何を言ってるのかマジで意味不明すぎるんですけど。マジで何言ってるかワカラナイ。



……ただ、ひとつ言わせてくれ。

鏡はあったので見てみたんだがめちゃくちゃカッコよかった。



透き通るような空のような青。

頬の緩みが止まらなかったよ………



さっ、結界、結界と。

名前からして防御の要って感じだし。



結界

分類 ユニークスキル

1日に一回使用可能。結界内にはスキル保持者が認めたものしか出入りできない。何者にも破壊できない代わりに結界を利用した攻撃をすると消滅する。

最高持続時間は24時間、丸一日。



……ふむ。

これは安全地帯の確保といったところだろうか。



寝ている間とかに襲われるのが一番危ないし、そこを守ってくれるのはありがたい。

結界が攻撃に使えなくても十分使えるだろう。

ただ、1日に一回しか使えないのが少しネックだな。



よし。次は横山さんのテレポート。



テレポート

分類 ユニークスキル

一度行ったことがあるところにテレポートできる。

パーティにも同様の効果。

ただし、安全を確保できていないとテレポートできない。



テレポート。

異世界ものではあるのとないのがあるが、とても便利だろう。

俺のユニークスキル、結界と合わせればピンチのときに急いでそこから離脱というのも出来そうだ。



そして最後に佐藤さんの警鐘。



警鐘

分類 ユニークスキル

危険がどこから来るかどのぐらいの危険度かが感覚でわかる。

パーティメンバーにも効果あり。

ただし、自分への攻撃は認識出来るが敵を探すためのものではないので探知系スキルとは別物。



これはそのままだ。

…………うん。そのまま。

決して一口コメントが面倒になったわけじゃない。

うん。説明する必要がないだけ。



……で、次にユニークスキルが済んだから普通のスキルなんだが……まぁ、これはわかるよな。



鑑定に隠蔽、ステータスを見るのと隠すの。

そして俺が剣術。まぁ剣を持ってたし。

佐藤さんが短剣術。鈴木さんが火魔法。

横山さんが治癒魔法と。

これをひと通り3人に説明して理解してもらった。



そして、SPはスキルポイントみたいだ。

SPのところをタップするとズラッとスキル一覧が出てきた。



「何やってんの?桐谷くん?」



「みんな持ってるSPってやつで能力を覚えられるみたいだから……どんなやつがあるのかな〜って」



「あぁ、この15ってやつ?桐谷くんだけ30じゃん。いいなぁ。」



「はい‼︎ずるいと思います」



「いや、ずるいって言われても……」



佐藤さんと鈴木さんが言ってくるけど………

鈴木さん……頰プクッとさせても可愛いだけだよ……

目の保養だけどさ‼︎



「……まぁそれはそれとして……どんな能力を取得するか考えないと。」



「あ、ながした〜、適当にごまかした〜」



「いや、ほらさ、魔法とか使ってみたいじゃん?

だから、そっちに興味がいっちゃうのも仕方ないよねなんて。」



それに、なんかほのぼのしちゃってるけど、俺たち今遭難?中だしね。早く方針を決めないと。

………俺も忘れてたけど。



「魔法っ‼︎‼︎」



うおっ⁉︎……びっくりしたぁ。

いきなり鈴木さんが魔法に食いついてきたよ。

身をのりだして、顔ドアップで目が爛々に輝いてるんだけど。



近くで見るとさらに可愛く見えるなぁ………って、そうじゃないよ‼︎



「ちっ/、近い//、鈴木さんっ」



「あ、桐谷くん照れてるぅ〜」



「い、いや照れてないから。っていうか鈴木さんのステータスに火魔法って書いてあったでしょ」



佐藤さんがからかってくるが、仕方ないでしょ。

モテないんだから。女の子のしかも可愛い子のドアップなんて見ることないし。



というか、ステータスウインドウに火魔法って書いてあったんだから普通なんとなく予想つくでしょ⁉︎



「一切、見てない‼︎」



はい、いただきました。

もう今、どどんって効果音が後ろから聞こえた気がするよ。なんでそんなドヤ顔なの。

いや可愛いんだけどさ。頭痛くなってくるよ。



「ほらほら、綾ちゃんも彩華ちゃんも少し落ち着く。

桐谷くんも困ってるでしょ。」



割とまじめにメンタルが折れかかっていると横山さんから助け舟が。



おそらくいつもこんな感じなんだろうな。

佐藤さんと鈴木さんが盛り上がり、横山さんが落ち着けるみたいな。



なんか手慣れてるもん。

性格が似てない方が友達としてはいいみたいなことは聞いたことある気がするし。



………ん?実体験ではないよ。

俺、一番仲良い子誰?とか質問されたら言葉に詰まるもん。吹けば飛ぶような友情しか築いてないし。

……自分で言って悲しくなるわ。

登場人物の絡ませ方が難しい。

誰が誰かわからなくなる。ちゃんと伝わってるんだろうか?

読んでいただきありがどうございます。

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