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平凡な休日

初投稿です。

拙い文章ですがよろしくお願いします。

俺は桐谷きりたにりょう高校1年生。

彼女もいないし女経験ゼロの平凡な高校生だ。



今日は日曜日。休日。

特にやることがあるわけでもなくダラダラと過ごしていたが、ふと見たい映画が公開しているのを思い出し

一人映画館に向かっているところ。



電車を降りて駅を出たところで、



「あれ?桐谷くん?」



と、声が。

目線をそちらに向けるとそこには女の子の三人組が。



「あ、やっぱり桐谷くんじゃん。よっ」



「あぁ……佐藤さん。おはよ?」



声をかけてきたのは佐藤さとうあや

肩までの黒髪に学年でも上位の整った顔立ち。



そして少しチャラい。

良く言えばフレンドリーで俺みたいな平凡というか目立たない奴でもあまり態度が変わらない女の子。



「偶然だね〜。なんの用事?」



「ん。見たい映画があるから見に行こうと。」



「へ〜。一人で?」



「うん。誘えるような子なんかいないしね。」



こんなところで見栄を張っても仕方ないので正直に答える。まぁ、同じクラスだし、俺が女の子と縁がないのくらい知ってるしね。



「ふ〜ん。まぁ私もよく一人で行くからなぁ。

集中できていいよね。」



「そうなんだよね。そっちは何しに?」



さっきから佐藤さんの両隣で黙っている2人に目線を向ける。



正直に言うと、あまり仲がよろしくない。

というか話したことがほとんどない。



「う〜んとね。彩華と結奈と……ショッピング?」



「そうなの。これから綾ちゃんと彩華ちゃんと買い物

行く予定で、さっきまでは近くのカフェに入ってた

のよ」



今、会話に入ってきたのが、

横山よこやま結奈ゆな

黒髪のロングヘアーでかわいいよりは綺麗な顔立ち。



この子は落ち着いていてそれでいて優しい。

クラスメイトが彼氏なのでそこそこは話す。

グループで会話するときとかにね。



決して、断じてこの子の彼氏は俺の友達ではない。

リア充だし。まあ、リア充関係ないけど。



ただそこまでフレンドリーというわけでもなく、俺のコミュ力が高いわけもないので、そこそこ話したことがある程度。



そして、最後の1人が、

鈴木すずき彩華あやか



え?今まで通り喋ってから紹介しろって?

無理に決まってんじゃん。

だって今まで一度も話したことないんだよ。

俺のコミュ力いくつだと思ってんの?



あ、一度だけ話したことあったわ。

俺が係のノート配ってて席がどこかな〜って探してる時に、


「〇〇さんならここだよ」


「え、あぁありがとう」


って会話してたわ。

えっ。会話じゃない?そもそも一々なんでそんなこと覚えてんだ?だって?



覚えてるに決まってるじゃん。

可愛い子と話したら記憶に残るでしょ。



残らないのはリア充か二次元に嫁がいる方だけでしょ



まぁ、それは置いといて。



鈴木さんの紹介だったね。

え〜と鈴木さんは後ろでまとめてお団子の髪型?であってるのかな。あ、もちろん黒髪な。



で、可愛い。

正直、この子が一番タイプ。

あ、三人の人気はだいたい同じくらいだからね。



俺も3人の中ならってだけで、

学年で見てもクラスで見ても際立ってるよ。



で、性格は少し子供っぽいらしい。

子供っぽいといっても喜怒哀楽が激しいというか

感情豊かな感じ?



まぁ、よく笑ってるとこ見るしね。



「ふ〜ん。そうなんだ。じゃあそろそろ……」



「えぇ。じゃあねっ。」



「映画楽しんで。桐谷くん。」



と、まぁなにかあるわけがなく、挨拶を交わしその場を離れようとした時。



突然、視界が真っ白に染まった。

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