表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆっくり南へ  作者: 玄米最中
3/18

味噌汁バッシャーン

今日は月曜日。

一限は9時からあるからみんなギリギリにくる。

というかギリギリに来ないとみんないない。

だいたい8時55分からが登校ラッシュ。


月曜日の一限は発生系の授業。

再生医療とかキメラとかの勉強をする。

今日はその授業前と授業後の話。


晴「うわーお腹減った」


南「それはあれでしょ。朝から道端に味噌汁バッシャーンするからっしょ」


美「味噌汁wwwバッシャーンwww」


晴「私だって!やりたくてバッシャーンしたんじゃないわ!!」


南「絶対、晴音はバイトでもバッシャーンしてるでしょ」


晴「それはたまにして自分が浴びてる」


南「味噌汁シャワーじゃん」


美「いい香りがしそうだねwww」


晴「めっちゃ煽られてるんだけど」


この授業でギリギリにくる代表は菫子。

9時ジャストにくることが多い。


菫「おはよー。セーフ?」


柚「セーフセーフ」


晴「ギリギリ攻めすぎでしょ」


菫「いやー、ぼーっとしてたらこんな時間になってた」


南「時間に気づいてくれてよかったよ」


美「菫子ちゃん、たまに来ないもんね。ぼーっとしすぎて」


晴「お前は2日酔いするのやめれ」


まあ、こんな感じで授業が始まり静かになる。

今回の授業は卵子に関する授業。

90分間、私は真面目にノートを取るか他のレポートをするか絵を描くかのどれか。

他のみんなは携帯いじってることもある。


柚「じゃ、またあとでー」


陽「おけー。授業頑張って!」


2限ある勢とない勢で別れる。

柚木以外は2限ないから私たちは図書館へ行く。


菫「で、さっきの味噌汁シャワーってなんのこと?」


美「あ、それね!あのね、晴音ちゃんが道端で味噌汁こぼしたんだよ」


南「それでいつもバイト中もそうやってるんじゃないのかって」


美「で、味噌汁かぶったことあるから味噌汁シャワーってわけ」


菫「ネーミングのせいであんまり内容が入らなかったよ」


南「味噌汁バッシャーン事件」


晴「いや、違うんだよ!味噌汁が私の手から自ら離れたの!だからバッシャーンしたんじゃなくてされたの!」


陽「晴音さんは何をいってるのwww」


図書館でどんちゃん騒ぎをしてるのは食堂が開くのを待つため。


南「ん?これ誰だ?」


美「なになに?」


南「あ、いやねー。よくわからない人からフォローされたからさ」


陽「見して見して。…私も知らないや。でもここの大学だよね、写真からして」


南「でも、わざわざ鍵付きのアカウントでフォローするか?」


美「あ…確かにそうだね」


菫「チィッターの話かー。私やってないからなんのことかわからなかったや」


晴「私も鍵とか言ってるから全然わからなかった」


南「まあいっか!とりあえずフォローしときゃあ」


アカウント名は「砂糖の故障」。

鍵がついてるからどんな投稿してるかはわからない。


美「お腹減ったよー!もう食堂開いた!行こう!!」


陽「今、なんのフェアやってたっけ?」


そのあとは何事もなかったかのように昼休みになっていく。

チィッター…もう隠す気ないです、てへぺろ


今日はセンター入試の1日目ですね

センターといえば一番前の席で隣の子がめっちゃ頭のいい高校だったことです


謎のプレッシャーで潰れそうだったのを思い出しました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ