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大輝編

俺には帰る場所なんてない


同情は欲しくない

可哀想な目で見られたくない


同情されるくらいなら

たくさんの批判を浴びたほうがマシだ

可哀想な目でみられるより

冷たい目で見られる方がずっといい


そう思っていた…



「帰るか」って?

帰るって何処に?帰る場所なんかない

あの施設には戻りたくない

この男をここで刺してしまおうか

そしたらあそこに戻らなくてすむんだろうか…


え?俺の家って…この男の家ってことか?

それよりこの男は何者なんだろうか


言葉遣いも荒いし

髪もボサボサで無精髭まではやしてる


この男についていっても大丈夫…なのか?

でも、どんなことになるにしろ

今より最悪な事にはならないだろう


なら、賭けに出てみようか

もしも今より酷くなるなら逃げ出すか

この男を裏切ってやるさ


そして俺はこの男についていくことにしたんだ



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