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【ボール使い】はダンジョン経営と冒険で人生を謳歌する〜邪魔するなら容赦と慈悲なきボールで投げ飛ばします〜  作者: くろっく
プロローグ

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6/19

可哀想に

「私は四天王のシャイアだ!ここまで来るものがいるとはな!」


四天王。魔王を倒す前に出てきたと書いてあった、はず。繰り返し読んではなかったからそんな細かくは覚えていない。


「悪魔にはもう飽きたから死んでくれ」


四天王であれなんであれ悪魔だ。もう飽きた。

だから同じ事をした。けれど、消滅せずその場に立っていた。


「久しい技だな、だが少し記憶にしてる物とは違うな。何をした?」

「ただのホーリーボールだぞ」


返答ついでに追加で放ってやった。


「無駄に投げている様だが私には効かぬぞフハハハハ!」


よく見たら当たる寸前に闇魔法でホーリーボールを吸収しているのが微かに見えた。

いつぞやの骨と同じことをしている。悪魔にそれをされるのはなんか癪だな。

背後から打ち込んでやるか。

一回後ろへ走って、強化魔法のボール…言いづらいから強化ボールでいいか。それで背後へ行く。よしこれで行こう。


「どうした?私を前にして逃げるか?だが逃げれると思うなよグボァ!」

「ホーリーボール、連射。」


打った。話途中に背後に回って大量に連射してやった。本当に悪魔は種族的に馬鹿なのだろうか。背後に回る前に姿が消えたはずなのにから周りを見る事もせずに話していた。で、そのまま消滅した。愚か。そしてそこから3フロア、四天王とやらが続いた。3人目の時に話途中で背後に回って連射したら面白い位に叫んでいた。名前を言う前に打ったから名前は知らない。


そして99フロア。四天王が終わったから何が出てくるのかと思うと、出てきたのは悪魔ではあったが、今までの悪魔とは違った雰囲気を出していた。王冠を付けて無駄に豪勢な杖を持っていた。悪趣味だな。


「何故ここに来れている?」

あ、話始めた。なんか四天王ではなさそうだし、偶には聞いてやるか

「いたら悪いか?」

「上のフロアには配下の四天王が居たはずだが?」

「あの悪魔の事か?弱かったぞ。」

「ああ。我が配下だ。この私、魔王が率いる魔王軍のな…は?弱かった?」

「魔王?既に滅ぼされたはずでは?」

「何事も無かったかのように話を進めるな!ああ…我を滅ぼす、とでも言ったか?勇者であれ所詮人間だぞ?完全に殺せると思ったら大間違いだ。復活など容易い。」


どうやら、復活してたらしい。

そして魔王がいるならこのダンジョンが異常だった事にも辻褄が付く。

おそらく魔王が何かしてたのだろう。


「魔王だろうが何であろうが死んでくれ」


まあ魔王と言われる位なら流石に強いだろう。余裕を持って油断もしない様に部屋の限界まで大量のボールを魔王の周りに生成し、発射した。

だけど、「何かしたか?」と言わんばかりの顔をしてそこに立っていた。もう3回目だなこれ…

「驚いたぞ。貴様がこれ程の魔法を使えるとは。それならここまで来れる理由がはっきりした。だが残念だったな魔法はもう効かぬ。二度と同じ技は喰らわぬ主義でな」


魔法が効かないらしい。どうしたものか。じゃあアダマンタイト製のボールで良いか。


「アダマンタイト」

「どこからそれを出した?そもそもアダマンタイトをボールにする等聞いたことがないぞ?」

「発射」


流石に効くだろう。

発射が終わった頃には所々ボロボロになった魔王が居た。


「アダマンタイトは流石に硬いな完全には壊しきれぬ」

アダマンタイトを砕けるらしい。それはそれで聞いたことがない。人の事を言うなら自分の事を見直して…こいつ魔王だったか。尚更早めに止めをさした方が良さそうだ。

「止めだ」


砕かれたら厄介だから、密度を上げた特大のアダマンタイトボールを隕石が如く落とした。

そしたら魔王は無駄にデカい魔法陣を出した。何をしているのだろうか。


「虚滅魔砲!」


無駄に太いビームで弾かれた。


「同じ技は喰らわぬと言っただろう?というよりそんなにアダマンタイトがあるなら武器とか魔道具にした方が良いのでは?お前は馬鹿か?」

「確かそのスキル、ボールあったよな?」

魔王のスキルは多分〈深淵魔法〉だったはず。これは勇者の横にいたシーフが魔王との戦闘では仕事が無く、<看破>というスキルで使われたスキルとかを全部記録していたから残っているらしい。感謝。

「話を無視するな!…それがどうした?」

「魔焉弾」

「ッ何故その技を使える?それは私のスキルだぞ!」

「ほらよ」


1000発程打ち込んでやった。


「チッ、今回は逃げることにさせて貰おう。また絶対にお前の前に現れて今度は屠ってやろう」

そういって魔王は倒れた。自害した?

そうしたら魔王の死体から青白い炎らしき物がが出てきた。あれが本体だろうか。


「逃すか」


多分あれは魔王の魂。だったら。


「アビスボール」


ユニークスキル、<魂魔法>。昔とある魔術師が使っていた、肉体には傷を一切付けず、魂のみを攻撃する魔法だ。…確かその魔術師、国家犯罪者で世界中で追われて最終的に契約で警備員として生を終えてたか。

ユニークスキルでもボールであれば作れる。さっき魔王のスキルを使うのは一か八かだったけど、成功したから、つまりはいけるのだろう。


「行け」


ボールがぶつかった瞬間、魔王の魂は消滅した。

あっけないな。


そして次のフロアへと進んだ。そのフロアはダンジョンボスのフロアと同じ構造をしていた。

100フロアが最後のフロアなのだろうか。

でも魔王以上の敵。そんなものがいるのだろうか。


そして扉を開けた。そこに居たのはーーーーーー


「はっはっは人間が来るとは奇怪な物だ!ここに来れていると言う事は私が復活させた魔王ですら倒せていると言う事。実力はあるのだな!歓迎しよう、人間。私はヴェル=アグラト!破律神とは我の事だ!」


神だった。

出オチ魔王さん()

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