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【ボール使い】はダンジョン経営と冒険で人生を謳歌する〜邪魔するなら容赦と慈悲なきボールで投げ飛ばします〜  作者: くろっく
《聖者狩り》

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24/26

キメラ

「カ゛ァ゛ス゛ア゛ロ゛ォ゛ヴ」

おそらくカースアロー、の筈だが数が違う。俺のボール並みに数が多い。そしてー黒い。

「やろうか!シャドウブレイク、派生、物見台!我が主、ここからは頼んだよ!」

「りょーかい、トゥーム!」

トゥームがあいつを囲む様にして高い台を作ってくれた。そしてあいつの体は人間の姿すら取っていない、アンデットに近しい姿。だったらーー?

答えはホーリーボールだ。それもエンプティボールに複数詰め込んだ。

「ホーリーボール・改!数には数だよ!」

ホーリーボールとカースアローがぶつかって消滅していく。

「喰らえよ、ホーリーボールだ!」

そしてその間に背後に回ってホーリーボールを打ち込んだ。

ー抉れたそこには、大きい大きい、核があった。

「こいつゴーレムか何かだ!」

「そーなのかい?意外だね。ちゃんと臓物はあると思ってたんだけどね。」

核に直接ボールを打ち込もうとしたらすぐに穴が塞がっていった。再生能力も持ってるのか。

合成の反対は分解。だったら〈復元魔法〉を使うか?物は試しか。

「リバースボール!」

それは当たる前に弾かれた。けど、ホーリーボールは何の問題もなく当たっていた。合わせれば使える筈!

「リバースボール、ホーリーボール!発射ッ!」

…当たった所から、ウルフの死骸が出てきた。分離するとそうなるのか。だったらここからは本当に数勝負だ。

ボールを作る、投げる。ボールを自分に纏わせる、蹴る、殴る。

死骸は勝手にダンジョンが吸収してくれていた。そして偶に、人間が出て来た。だいぶ前に居なくなったと騒がれていた人の顔もあった。そしてそれも死骸として吸収されていったーー。

しばらくそれを続けた後、最初に見た時は巨大だった核が、心臓サイズになって、人が2人合わさったような姿の物の胸の部分に埋め込まれていた。

「お前らでラストだ。喰らえホーリーリバースボールを!」

最後、ソレは分離して最初に見た姿になって分離した。そしてそのまま核が落ちてきた。

「力が出ない…クソックソッ、クソッタレが!」

「さーてお前ら。この俺の手の中にある物が分かるかな?」

今の俺の手の中には、核があった。

「返せ!それを!」

そしてあいつらが人間から作ったらしいナイフを上に掲げてーーー

「やめろ!」

核を叩き割った。

「クソが、何で俺たちはこんな目に遭わなきゃ…」

あいつらはまとめて消えていった。

「トゥーム、お疲れ。お終いだ」

「お疲れ様だね。マス。この調子でいけば本当に《聖者狩り》を滅ぼせそうだ。」

「そうだな。」

「あとーー21体かな。」

「なんか言ったか?」

「いや、何でもないよ」

トゥームは敵の前では極力「マス」じゃなくて「我が主」って言ってます。何でだろうね。

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