スタバの裏メニューは甘い。
よろしくお願いします!
着いた!
スターバックス!
僕の大好きな、場所。
少し並ぶ。
うわあ、このタンプラー、可愛いなあ。
「お次でお待ちの方、どうぞー。」
あ、呼ばれた!
「あ、は、はい!」
「いらっしゃいませー。」
「あ、はい、いらっしゃいました・・・。」
「・・・?わあ、そのマフラー、可愛いですね!」
わあ!
「可愛いですよね!このマフラー!可愛くて大好きなんです!」
「わあ!いいですね!メニュー、どれになさいますか?」
「えっと・・・。」
裏メニュー言ったら、この人焦っちゃうかなあ。
ホワイトチョコレートの飲み物に、ホイップが付いた、あの、最高の・・・。
ああ、飲みたい!
「ホワイトホット、チョコレートで!」
「わあ!よく知ってますね!裏メニュー!おいしいですよね!甘くて!」
「そうなんです!甘くて―、ミルクチョコレートとホイップが、最高で・・・。」
「キャラメルソースも付けれますが、どうしますか?」
キャラメルソース!?
そんなの。
反則だよ・・・!
「お、お願いします・・・。」
僕は、会計を済ませた。
「じゃあ、奥のカウンターでお待ちください。」
どきどき・・・。
「はい、ホワイトチョコレート、キャラメルソース多めですね。お待たせしました。」
「あ、ありがとうございます。」
やったー!
おいしそー・・・。
くるくる。
ごくっ。
ああ。
甘い。
幸せ。
おいしいー!
ふう。
眠くなってきちゃった。
もう一口。
おいしいー!
よし。
大学の課題でもするかな・・・。
・・・。
昨日買ったマンガ読んじゃおー。
まんが読んでたら、眠くなってきたなあ。
「お客様、お客様。」
「は、はい。」
「ちょっと、混んできましたので、そろそろ・・・。」
「ああ、すみません!」
うう。
ミスった。
眠たい。
ホワイトホットチョコレート、冷めちゃった・・・。
「すぐに出ます。」
おれは、上着を着て、カバンをしょって、マフラーを巻いた。
「あ、そのマフラー!可愛いですね!」
「ふふふ。いいでしょー。」
「いいなあー。またのご利用をお待ちしております!」
「はい、また来ます!」
紙カップを見た。
「マフラー可愛いですね。あと、あなたも。」
ふふ。
おれ、やっぱ、可愛い。
これは、洗って取っとこうかな。