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異世界軟弱物語  作者: よっきゃ
第一章
3/49

美少女から服を貰いました

「すみません、すぐに元の世界に還せなくて。もっと私に魔力があれば……」


 女の子は俯きながら申し訳なさそうに謝ってきた。丸い顔にすっかりと暗い影を落としてしまっている。どこか悲しげでやるせないといった表情だ。

 なんか無理矢理謝らせているようで俺が申し訳ない気持ちになってきた。


「まあ気にすんな。こんな変態と関わるのも一日限りなんだからさ」


 俺が悲しくなるような励ましの言葉を女の子にかけてあげると、


 ぱあぁ……!

 っと、澄み切った快晴に輝く太陽のような顔になった。かわいい。

 うん。この子は明るい表情のほうが似合っている。

 しかし、どんだけ俺を還したいと思ってんだ? 悲しくなってくる。俺はどんよりだ。曇天だ。澱んで沈殿した気分になりそうだ。


 あ、そういえばこの子の名前なんていうんだろう?

 あと年齢とか体重とかスリーサイズとか、色々と気になる。

 普段の俺なら聞こうともしないけど、どうせ一日限りの関係だし、思い出作りがてら聞いとくか。


「それより、君の名前は? せっかくだから教えてくれよ」


 すると、女の子は怪訝そうな顔をして、


「名前を知ってどうするんですか」


 ぼそりと呟いた。明らかに名前を言いたくないといった表情だ。


「そんな警戒しなくてもいーじゃん! あ、俺が君の名前を勝手に悪用して、変なことしたりするんじゃないかとか考えてる? 俺そんな事しないよ!だからさ! ね! 教えてよ!」


「でも……」


 うーん。女の子はなかなか口を割らない。


 しかし、俺は重い口を開けさせる魔法の言葉を知っている。


「どうせ一日限りだし、いいじゃん!」


 最強魔法『どうせ一日限りだし、いいじゃん』の発動である。


 そして最強魔法に屈した女の子は、しぶしぶと名前を口にした。


「しょうがないですね。私の名前は『リマ』です。召喚士です。あと治癒術士も少々。まあ、まだどちらも見習いなんですけどね。あと、私の名前には能力はありません」


「『リマ』ね、了解。召喚士と治癒術士ってすげーじゃん。で、おっぱい何カップ?」


「おっさん? いっぺん消滅してみますか?」


 不意にエロをぶっ込んでみたが、即座に返されてしまった。そしてエロは絶対に許さんという眼圧。正直言って怖い。思わず何かが縮こまりそうになっちまった。

 というか、いっぺんも何も一度消滅してしまったら、それ以降は永遠に消滅なんじゃないですかね……。


「えーと、消滅は止めてほしいな……。というか『能力』って何だ?」


 自己紹介のときに飛び込んできた聞きなれないワード『能力』について疑問に思った俺は早速聞いてみた。

 すると、


「この世界に召喚されたばかりのあなたは知りませんでしたね。実は、この世界では特定の人だけが使える『能力』というのがあるんですよ」


 リマは指をピンと立てて自慢げに答えた。


「へー。特定の人だけが使える能力ねぇ。具体的にはどんな人が使えるんだ? あとどんな能力なんだ?」


「そうですね……。一説によると、名前によって能力が付与されるらしいです。でも、どんな名前だったら能力が付くのかまでは分かりません。謎なんです。ですので、能力が付くかどうかは神の気まぐれってやつなんです」


 神の気まぐれ。神のみぞ知るってやつだな。

 それにしても、神々の遊びで選ばれた者だけが能力を得るなんて、いたずらが過ぎやしませんかね、ここの神様。


 と、俺が神のことについて色々と考えているうちにリマは一呼吸置いて、


「あとどんな能力かについてですけど、例えば火を出したり水を出したり、などが挙げられます。魔法と似てますけど魔法ではなく能力なので、魔力に関係なく発動できるんです。魔法を使うには詠唱が必要ですけど、能力は心の中で能力名を唱えることで発動させることができます」


 ふむふむ。なーるほど。

 魔力に影響されない魔法のようなものが能力って訳か。


 しかし、わざわざ一日限りの俺のために、こと細く説明をしてくれるなんて。


 ありがとうな、リマ。

 今の俺には君が女神様に見えるよ。


 と心の中でキザったらしく呟く。

 あえて口には出さない。だって恥ずかしいんだもん。


「なるほどね。じゃあこの世界で名前付けるのって一大イベントなんじゃないのか?」


「そうなんです。だから、親は子に愛情と期待を込めて真剣に名付けるんですよ。能力が付きますように、って」


 そう言うと、リマは遠い目を見せた。瞳が潤んでいるようにも見える。

 そうだ。リマは能力が付かなかったのだ。今はきっと両親のことを想い感傷に浸っているのだろう。


 そして俺も遠くを見つめる。

 愛情と期待を込めて真剣に名付ける、か。

 この言葉は元の世界に戻ったら母さんに聞かせてやらないとだな。俺をキラキラネームにしてしまった母さんに……。


「なるほどな。色々と教えてくれてありがとう。それより、俺も自己紹介するぞ」


 そう告げると、能力を持っていない俺も続けて名乗った。ただ名乗るだけには留まらず、身長や体重、果ては性癖までも教えてあげた。

 まあ、名前以外の無駄な情報は、ものの見事に無視されてしまったけど。


「えと、ばしゃみーちないと? さんって言うんですね」


「ナイトでいいぞ」


「じゃあナイトさんで。……ところでナイトさんは、その、騎士(きし)なのですか?」


 突然リマが鞘から剣を抜く素振りを見せながら質問をしてきた。

 なるほど……。俺の名前がナイトだから騎士だと思ってるんだな。よし、ここはガッカリさせないように話を合わせとくか。


「ああ、俺は騎士--すなわちナイトだ」


「やっぱりそうなんですね! ではナイトさん、騎士の職業レベルはどのくらいでしょうか?」


 職業レベル? 何だそれは?


 やっぱりちゃんと否定しといたほうがよかったのだろうか。しかし、いちいち説明するのも面倒くさいな。それにナイトだけど騎士じゃないとか色々言って説明しても、簡単に理解してもらえるか分からないし。

 まあ、このまま続けるか。


「んーと、そうだな。騎士として二十四年ほど家を守ってきた実績はあるぞ。俺らの世界では家を守る騎士のことを別名『自宅警備員』とも言っていた。あと俺の年齢は二十四歳だ。ということで、レベルは二十四だ」


「へー! 意外にベテランじゃないですか! ちなみに、具体的にはどんなことをしていたんですか?」


 リマが騎士のことについて興味津々といった様子で深く聞いてくる。まるで採用面接を受けているみたいだ。


「具体的には家でインターネットしたり、ゲームしたり、マンガ読んだり、アニメ観たり、エロ動……ごほんっ! まあ色々だ」


「いんたあねっと、げえむ、まんが、あにめ、どれも聞いたことのない言葉ばかりです。ですが、とても素晴らしいモノだということは分かります!」


 リマは目をキラキラさせている。かわいい。

 なんか随分と話がズレた気がするが、まあいいか。


「自宅警備員として家を守り続けたナイトさん。立派ですね。ただエロいだけじゃなかったんですね」


 ただのしがない自宅警備員なのだが、立派だと言われるとなんか嬉しい。

 まあ、本当は家でエロ動画観てるただのエロいおっさんだけど。


「あれ? でもレベル二十四なんですよね? それだと計算がおかしくなりますね。私の召喚士レベルが六なので、私が召喚できるのはレベル五以下になるはずなのに……?」


「俺の世界でのレベルとこっちの世界のレベルでは、なんか基準とかが違うんじゃないのか?」


「まあ、そうかもしれませんね。じゃあナイトさんはこっちの世界ではレベル五以下なんでしょう」


 リマさん、ごめんなさい。多分俺のレベルはゼロだと思います。だって騎士じゃないもの。名前だけだもの。


 それにしても、召喚には自分のレベル以下でないと召喚できないとか、色々とルールのようなものがあるんだな。他にもあるんだろうか……?


 と、俺が召喚のルールについて考えていたところ、リマが突然上目遣いで、


「あ、ナイトさんは何か異世界でやりたいこととかあったりします? 唐突に召喚してしまった私が言うのもなんですけど、ほら、せっかくの異世界ですし。忘れられないような思い出を作りましょうよ」



 忘れられないような思い出作りだと……!

 そんな誘うような上目遣いで言われたら作りたくなるじゃないか。思い出なんかじゃなく別のモノを……。


「そうだな。じゃあ強いて言うならリマとごろごろにゃんにゃんして--」


「ナイトさん? 消しますよ?」


 リマはにこやかな笑顔を俺に向けてきた。だが目は笑っていない。やはり安易なエロはダメだった。


 そのあと、リマは何か思いついたといった様子で両手をパンッと叩き、


「そうだ! もし特にないのでしたら、お城の騎士になるのはどうでしょうか?」


 騎士になるのを提案してきた。


 なるほど。俺がこの世界で騎士になる、か……。話のネタとしては充分かもしれないが、しかしなあ。


「騎士の仕事ってきついんだろ?」


「いえ、そこまできつくはないですよ。今は世界も平和ですので……。というか、今となっては誰も騎士をやらないくらいなんです。特にこの国ではモンスターも少なくて弱いので、騎士の出番がまるっきりなくて……」


 まさかだ。てっきり忙しいだけなんだと思っていた。これなら万年ニートの俺でもやれるかも?


「という訳でして、ナイトさん。もしよかったらお城の騎士になってみませんか。まあ一日仕事体験にはなってしまうんですけど」


 こうしてリマの案に乗ることにした俺は、城へと向かうことにした。



 --



「ナイトさん、これから外に出てお城へと向かいます。が、その前に、まずはその服装をどうにかしましょう」


 ふと、改めて俺の服装を見てみる。

 チェックの血まみれのシャツにジーパンという、元の世界での服装のままだった。確かにこの服では目立ってしまってしょうがない。


「とりあえずコレを上から着てください」


 リマが箪笥から取り出した衣装を俺に手渡した。茶色いローブだ。


「あれ? このローブ、リマのだろ? 俺が着ていいのか?」


「ほ、他に着れるものが無かったから、しょうがなくですよ! しょうがなく! あ、変なこと考えたりしたら消しますからね!」


「か、考える訳ないだろ! ……たぶん」


「……何か言いました?」


 リマの声が怖くなった。そしてリマの杖から波動のようなものを感じた。消される訳にはいかない。


 俺は渡されたローブを着用した。小柄なリマの丈に合わせてあるので俺には少し小さめだ。そしてリマの甘酸っぱい香りが全身を覆う。


 これで血まみれのシャツは隠すことができた。


「ローブを着た人は魔力が高まるんですけど、何か魔力が高まった感覚とかありますか?」


「うーん。魔力かは分からないが、何かが高まってきた気がする。これは……あれだ! エロスという名の--」


「やはり変態ですね。予告通り消します」



 --



 どうにか消されるのを回避した俺は、リマとともに家の外へ出た。


「この景色……不思議だ……」


 外の風景は、原色ではない淡く薄めたような不思議な色をしており、それだけで異世界へ来たことを感じさせるには充分だった。

 草木は隆々と繁っており、小川の水はゆるやかに輝いている。風がやわらかく吹きつけ、(まと)ったローブを(なび)かせる。

 日本でいうところの春のような長閑な気候に、思わず俺は背伸びをしてしまう。


 するとリマが、


「ナイトさんの世界はどんな景色なのですか?」


 未知のモノを求めるような、興味津々といった表情で尋ねてきた。


「俺らの世界か? 俺らの世界はな、ビルっていう無機質で頑丈な物質ばかりが立ち並んだ堅苦しい世界さ」


「そうなのですね……。ビル、一度見てみたいものです」


「いつか見られるといいな」


 こんな会話をすると、ふと元の世界の事を思い出す。そして様々な疑問が思い浮かぶ。


 まず、俺は元の世界からパルフェニアへ召喚された訳だが、元の世界の俺はどうなっているのか。


 現在俺は異世界に来ている。となると、元の世界の俺は消え去り存在しないことになっているのか。

 それとも、存在しているのか。存在しているとしたら、生きているのか、または死んでいるのか。

 なんたって元の世界でのラストは刺されて出血した場面だったからな。死んでいたっておかしくはない。


 というか、死んでるとしたら明日還されたときどうなるんだ?

 その瞬間、ジ・エンドなのか?


 あ、なんか急に怖くなってきた。ちょっと還りたくなくなってきたかも。

 とりあえず嫌な想像はしないでおこう。


 あと、やはりなんと言っても姫だ。


『お姫様は元気ですけど』と言ったリマの言葉は、この世界の姫のことだろう。

 俺らの世界の姫は結局生きているのか、それとも……。

 やはり、悪い事は考えたくないな。


「ナイトさん、難しい顔してどうしたんですか?」


 険しい顔で考えていたせいか、それを見たリマが不安そうに尋ねる。


「何でもない、気にしないでくれ」


「……分かりました。それより、着きましたよ」


 考え事をしながら歩いていたうちに、どうやら辿り着いたようだ。


 って、ここは?


 俺の目の前にあるのは、どう見てもお城ではなかった。

 これは古民家風の建物……?


「ここは防具屋さんです。そのシャツとズボンは目立ちますので、まずはここで服装を整えましょう」


「え、でもいいのか? どうせ明日で還るんだぞ?」


「いいんですよ。こんな時にしかお金を使う機会がないので。それに変態とは言えども、パルフェニアはいいところだったと思ってもらって、元の世界に還ってもらいたいですから」


 ……リマ。良い女の子じゃないか。ところどころ俺に対する毒を吐きはするけど、人にこんなにやさしくされたのはいつ振りだろうか。なんか泣きそうになってきた。


 リマのやさしさに触れた俺が一人で感極まっているうちに、リマはドアに付けられたベルをガランガランと鳴らしながら、とことこと店内へ入っていった。


 俺も続けて入店。


 そこには、元の世界では見たこともないような物が所狭しと並べられていた。


 ローブ、マント、鎧、兜、脛当て、などなど。ゴスロリ風の服もある。

 まさに異世界の防具屋と呼ぶにふさわしい品揃えだ。


 その中でも一番目を惹いた装備があった。

 ビキニアーマーだ。妄想が捗るな……。

 元の世界に還ったらエロ動画探すか……。



 と、様々な妄想をしながら防具を眺めていたところ、


「お客さん、これなんかどうです?」


 と、立派な髭をたくわえた防具屋の主人が、俺に似合うと思わしき服を選んで持ってきてくれた。

 背が低くてどってりとした恰幅の良い体型。もしかしたら、この主人はドワーフとかいう種族なのかもしれない。


 こういった人間ではない種族がいるということは、他にもエルフとかオーガとかいるんだろうか。


 と、種族について色々と考えつつ、ドワーフっぽい主人から服を受け取ってみる。ふんわりとしたやわらかい肌触りの服だった。

 濃い紫色が施されている。なぜかこの服を見ると、頭に紫のターバンを被りたくなる。そして杖を持ちたくなる。そんな服だった。

 値札と思われる紙切れには『旅人の服』と書いてあった。


 とりあえず旅人の服を着てみることにした。

 カーテンで仕切られた小部屋に入り、服を着替える。そして近くにあった鏡を見てみた。


 うん。これはアレだ。俺が着ちゃいけないやつだ。

 なんというか、ヒョロの俺には絶望的に似合っていない。それに俺なんかが着てしまったら、本物のターバン男さんに申し訳が立たない。


 さらに何故かは分からないが、俺の下半身にあるゴールドなオーブが握り潰され、ぬわーっ、と叫ぶ姿まで想像してしまった。もしかしたらこれ呪いの装備かもしれん。


「ナイトさん、さきほどの服はどうでしたか?」


 カーテン越しにリマが尋ねてくる。


「まあ、なんというか……。この服は俺が着てはいけないと思う」


 とりあえずお茶を濁して返答。そして、


「そうだな……。俺は、リマから貰ったローブは着ていたいなあ、なんて。その、はじめて貰った服だしな」


「どうして私のローブを着ていたいんですか? まさか変態な想像をするためとか、そういうのじゃないですよね?」


 リマが疑いの声を投げかけてきた。


 ご明察、まさにその通りです。

 リマの匂いをずっと堪能したいからです。


 ということで、この真実だけは絶対に墓場まで持っていくことにしよう。絶対に。



 結局、防具屋では白い布の服と黒いチノパン風のズボン、それと茶革のロングブーツを購入した。


「ここで装備していくかい?」


 と主人に聞かれた俺は、なんの迷いもなく店内で装備。


 全てを身に着け、最後にリマからもらったローブを羽織る。

 その姿を鏡で見ると、なんだか光る剣を振り回したくなる衝動に駆られてしまった。まるでスターをウォーズする騎士になったかのようだった。

 うん。今なら軽ーく空も歩けるような気もするぜ、ってな。


 --



 防具屋で装備を整えた俺は、ようやく城に辿り着いた。



「大っきいな……」


 目の前には白くそびえ立つ立派な城が佇んでいた。外壁は白く、屋根と思われる部分は青で尖っている。

 日本の城とは違う、どちらかと言うとヨーロッパの城を彷彿とさせる外観だった。



「これでも小さい方なんですよ」


 リマが城の大きさに対する補足を付け加える。これでも小さい方、ということはこの城の他にも幾つかの城が、この世界にはあるということか。


「さて、私の案内はここまでです。私はこれから仕事なので城内の召喚室に向かいます」


「あ、そうなんだ。案内ありがとう」


「いえいえ。ではまた、夕方頃にこの城門前広場に集合しましょうね」


 そう告げると、リマはうきうきしながら遠くの方へと行ってしまった。


 仕事か……。リマ、偉いな。


 さて、俺はこれからどうしようか。


 一瞬、このままばっくれて街を観光したり、周辺を適当に散策したりしようかという考えが脳裏をよぎった。異世界にパチンコ店があればそこに入り浸ろうかとも考えた。


 だが、さきほどの楽しそうに仕事へと向かうリマの後ろ姿を思い出すと、どうしてもばっくれる気にはなれなかった。


 しょうがない! 面倒くさいけど、いっちょ頑張ってみますか! どうせ一日限りだし!


 俺は心の中で一日限りという名の最強魔法を呟き、自分自身を奮い立たせた。そして弾む心のまま騎士団詰所へと向かったのだった。

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