参加者さまへ
現在、企画に参加されている方。
これから企画へ参加しようと思われる方へ。
企画に参加するかどうかを選ぶのは、参加者さまです。
ご自分で選んだ企画のルールがご自分に合わないと感じたなら、参加を見合わせたり、辞退する権利があります。
同時に、ご自分に合わない企画には参加しないという、義務もあると思うのです。
合わない企画だと、企画を主催した企画主に不平不満が出てしまいます。
それなら最初から参加しない方がいい。
企画は、主催者と参加者さま。
どちらか片方だけでは成立しません。
主催者に責任、権利と義務があるように。
参加者さまにも責任、権利と義務があると思います。
参加する前に、主催者の活動報告などで、しっかり概要やスタンス、人柄などを見ましょう。
さて、ちゃんと確認していざ参加。
だけど、あれれ、これはおかしくないか? という出来事が起こることもあります。
そんな時、思うことはそれぞれでしょうが、怒りを感じる人もいるんじゃないでしょうか。
一般的に怒りを感じるのは、自分の「こうあるべき」と思う価値観が思い通りにならなかったときです。
自分が大切にしている価値観と違う行動をされた時、人は怒るのです。
ですから怒りの感情を否定するのは、自分の大切な価値観を否定することと同じです。
否定してはいけません。
では、否定しないで怒りをそのままぶつけたらいいのか?
そんなわけありませんよね。もちろん、答えはNOです。
なぜNOなのか。
怒りは人を傷つけるだけで、本当に大切なことが正確に伝わらないからです。
自分の価値観と違うからといって、それを強い言葉で頭ごなしに否定すると、相手の不信を買ったり、追い詰めるだけの逆効果となったりと、本当に伝えたいことを冷静に聞いてもらえなくなります。
それは、どちらにとってもいいことではありません。
あなたが主催者にその『意見』を伝えるのは、何のためですか?
自分の価値観にそって行動した方が、企画をもっとよくなる、主催者や参加者さまのためになるから、ではないでしょうか?
決して、主催者や他の参加者さまを傷つけるためではありませんよね?
怒りを感じた場合、まずは6秒。数えて下さい。
怒りのピークは長くて6秒だそうです。ですから、6秒以上間をおいて、まず冷静になって下さい。
その間になるべく自分の怒りを客観視してください。
なぜ怒りを感じたのか。どうしたら感じないようになるのか。分析してください。
そしてそれを感情を交えず、正確に伝えてください。
それが、相手に自分の価値観を理解してもらう第一歩です。
もう一つ。大事なことがあります。
自分に大切な価値観があるように、相手にも大切な価値観があり、相手にとっての大切な価値観は、自分と同じとは限らないということ。
それを忘れてはいけません。
自分の怒り、価値観を否定せず、受け止めることは大事です。
それと同じくらい、相手の価値観、怒りを受け止めることも大事なのです。
自分の価値観が、相手にとって正しくない場合は、受け入れてもらえません。それはそれで仕方のないことです。
意見を言う事は、大事です。今後の改善点に繋がります。
ですが、その『意見』を一方的に押し付けるのは違います。
悪い部分を『意見』として攻撃的に書きなぐり、相手を傷つけるのは、違うのです。
人を傷つけた時点で、あなたの意見は意見ではなくなり、ただの批判に成り下がります。
ご自分で、自分自身を下げるのはとても悲しい事です。
出来るなら、多少の事を許容出来るおおらかな心を持ってください。
若い方が企画主になることも、なろうやSNSに慣れていない方が企画主になることもあるでしょう。
そういった方を潰さないで。
慣れた企画主でも、突発的な何かで予定通りにいかなかったり、対応を間違うことだってあるでしょう。
意見を言う時は、言い方に気をつけて。
主催者と参加者さま。
どちらも互いに尊重して、気持ちよく企画を進めたい、進めてもらいたいと私は思います。
これらの意見もまた、私個人の意見を述べただけです。
正しいとは限りません。
読んで下さった方がご判断下さい。