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9/売られた男、同類と出会う

 首に突き立てたのは風の精霊筒。肉体と旋風が融け合う感覚の後、身体が急激に軽くなる。この感覚は二度目の経験になるが、前回も今回も、自分が何よりも速くなった錯覚に襲われてしまう。

 風を纏った脚で地面を蹴る。鈴蘭はまだ三色の精霊の光に包まれたままだ。何かされる前にケリをつけるべく、疾風の速さで突進する。

 しかし、鈴蘭を捕まえようと精霊の光の奥へ伸ばした腕は、何も掴めずに空を切る。

 直後、焼けつくほどに熱せられた空気が俺に襲い掛かってきた。


「つっ……!」


 灼熱の風圧に飲み込まれるより速く、後ろへ飛び退く。

 鈴蘭を包んでいた光は既に消えていた。当然のようにそこに鈴蘭の姿はない。


「ユージ、上!」


 リリィが叫ぶ。咄嗟に顔を上げた先には、奇怪な姿と化した鈴蘭が宙に浮いていた。

 両手足の太腿から先と肘から先が金属と一体化し、足首から下は猛禽類に似た金属の爪となり、脚部と腰部には金属の翼――それぞれ両翼と尾を思わせるパーツが生えている。それらの翼からジェットエンジンを思わせる炎が噴出し、三点の推力で鈴蘭の身体を空中に持ち上げていた。

 もちろん、この表現は日本人である俺が見た場合のものだ。こちらの先入観を排してみれば『炎の羽根を散らす金属の巨鳥の翼と爪』とでも表現しうる代物だろう。


「……ったく。ふざけた格好しやがって」


 先ほど浴びかけた灼熱の風圧の正体も見当がついた。あの金属の翼で飛翔する際に放出された炎の余波に違いない。

 赤色の精霊筒――火の精霊。

 薄緑の精霊筒――風の精霊。

 鈍色の精霊筒――金属の精霊。

 今の鈴蘭の姿は、まさしく三つの精霊を複合させた形態と言えそうだ。デザインがいささか現在風味なのは、現代人の鈴蘭がイメージした姿だからだろう。


「君こそ凄い身体になってるよ? 風と半分くらい溶け合っちゃってるし、髪の色も精霊の色になってるじゃない。自覚ないの?」

「アリマ嬢。貴女の姿形は金属の精霊の作用によるところが大きいのですよ。鎧のように纏う形態は金属の精霊が最も得意とするところですからね」


 黒い帽子に黒い外套の男、ジョーカルは俺ともリリィ達とも離れた場所から鈴蘭を見上げている。

 鈴蘭の姿は鎧を纏うというのを通り越して、手足が金属と融合しているようにしか見えない。

 以前、共和国の一級精霊術師を名乗る男、テタルトスと戦ったときに、俺の右手が金属と混ざり合ったような形になったことを思い出す。鈴蘭の手足は、あの現象をスケールアップしたようなものなのだろう。


「へぇ。ボク、ずっと金属ばっかり使ってたからなぁ」


 鈴蘭が金属混じりの指で頬を掻く。そして、その手をおもむろに地上の俺へ向けた。

 金属化した腕の関節の隙間が断続的に発光する。まるで雷光の瞬きのように。


「おっと、いけないいけない。勇司にボクの強いとこ魅せつけないと」


 地に向けられた掌が閃光を放つ。一条の雷光が大気を裂き、轟音とともに俺のすぐ近くの地面を焦がす。


「なっ……!」

「うーん、やっぱり単発だと誘導が難しいなぁ。やっぱりいつもどおりにやろうか!」


 鈴蘭が両の手を地面に向ける。掌の間で閃光が幾重にも折り重なり、大気の弾ける音が森中に響き渡った。鈴蘭の手中で、先程の数倍十数倍の雷光が蓄積されていくのが見て取れる。


「死んじゃったらごめんね!」

「冗談じゃねぇっての……!」


 咄嗟に森の中へ逃げ込もうとして、寸前で踏み止まる。あれだけの雷が森に撃ち込まれたら火災は必至。森を焼きつくす真似を手伝うわけにはいかない。しかも、よりによってリリィの前で――!


「あいつを止めなさい! セプテントリオ! 戦いに来たのではないんでしょう!」

「いやはや、あれはアリマ嬢の私闘ですので。わたくしの公務にも護衛としての依頼内容とも関係ない以上、わたくしに止める権限はございません。無論、依頼を蔑ろにしたことへの抗議は後々致しますが」


 リリィの怒声とジョーカルの掴みどころのない声が近くから聞こえる。この距離では、森を焼く心配よりもリリィを巻き込む心配のほうが先だ。


「……あそこしかないか!」


 俺はバラエナ河まで一直線に駆け抜けた。

 疾走が巻き起こす風が木々を揺らし、木の葉を舞い散らす。そのまま減速することなく水面へ飛び出し、河の真ん中の水上で停止する。

 ホバークラフトの要領だ。身体の周りを巡っている風を足回りに集め、空気圧とそこから漏れ出す空気の作用で水上に留まっているのだ。

 まさか精霊と魔法の世界に連れて来られておきながら、科学の知識をフル活用する破目になるとは夢にも思っていなかった。それもこれも有馬鈴蘭とかいう女のせいだ。鈴蘭がジェット飛行なんてやらかさなければ、俺だってこんな発想は浮かばなかった。

 ……やや逆切れ気味に暴走し始めた思考回路を脇に追いやり、中に浮かぶ鈴蘭を睨み上げる。


「あれ? そんなところに逃げちゃっていいのかな。ボクとしては狙いやすくて凄く助かるんだけどね」


 鈴蘭がこちらへ向き直る。

 三回目の実戦にして、何となくブランクコードの力を扱うコツが掴めてきた。イメージをしっかり固め、直観に従えば思い描いた効果を引き出せる。習うより慣れろという言葉はやはり至言だ。


「さぁ。どうしてだろうな」

「ふぅん、誤魔化すんだ。まぁどうでもいいんだけど」


 俺は残る四つの精霊筒――植物、水、氷、土の中から水の精霊筒を選び、左手で解放スイッチを押し込んだ。体に風を、片手に水を。広場で共和国の警吏達と戦ったときは、霧を発生させて煙幕の代わりに使った組み合わせだ。

 精霊術はイメージだという。今浮かべるイメージは霧ではない。純粋な水。ただの水。今必要なのはそれだけだ。


「焦げちゃえ」


 鈴蘭の手から数え切れないほどの雷が解き放たれる。

 俺はそれより一呼吸早く、水と一体化した左腕を水面に突き入れ、バラエナ河に流れる水を握り締めた。


「うおおおおっ!」


 左腕を引き抜き、バラエナ河から水の壁を引っ張りだす。

 文字通りの光景だ。カーテンを勢いよく閉めるように、河を流れる水の一部を水中から空中へ引きずりだしたのだ。

 雷光の弾幕がバラエナ河の水面で炸裂する。逃げ場のない落雷の絨毯爆撃。

 地上に放たれていれば、間違いなく一帯の森を焼き払ったであろう殲滅攻撃。

 しかし、水の壁に隠れた俺にまでは届かなかった。


「……ギリギリセーフ、だな。一か八かだったけど上手くいってよかった」


 電流は流れ易い方へ流れる。水の壁に炸裂した雷撃の大半は壁を伝ってバラエナ河に分散してしまう。もちろん莫大な熱量によって壁の着弾点は蒸発させられてしまうが、その余波は壁の裏に展開した旋風に遮られ、俺にまで被害を及ぼすことはなかった。

 更に、俺は空気の力で水面から浮かんでいる。足元に展開した空気の層が盾になって、まかり間違っても河の水から感電してしまうこともない。

 水壁の残骸が河面に散らばる。

 数秒ぶりに見上げた鈴蘭の顔からは笑みが消え、怒りの表情が浮かんでいた。


「どうして……ボクが攻撃したのに、どうしてやられないんだよ!」


 鈴蘭はまるで駄々っ子のように叫んでいた。

 それを見て真っ先に動いたのは、河岸で俺達の戦いを眺めていたジョーカルだった。


「いけませんね。現時点での実力はアリマ嬢が優っていますが、ブランクコードとしての成長速度に違いがありすぎる」


 こちらに向かおうとするジョーカル。その首筋に、剣の形に収束させられた炎の刃が突き付けられた。刃を握るヴェルメリオが、ジョーカルの背後で獰猛に笑う。


「おいおい大使さんよ。あれは私闘なんだろ? 止めなかった奴に割って入る権利はねぇんじゃねーか?」

「……ごもっとも。軽挙を謝罪いたしましょう」


 あちらはヴェルメリオとリリィに任せても大丈夫のようだ。

 俺は改めて鈴蘭を見上げ、一つだけ問いを投げかけてみることにした。


「有馬! お前、元の世界には帰りたくないのか!?」


 一緒に傭兵をやらないかと誘われたときから抱いていた疑問だ。帰る方法を見つけるまでの間、糧を得るための手段として傭兵稼業に身を投じるというなら、まだ分かる。しかし鈴蘭の口振りは、傭兵そのものを楽しんでいるようにしか感じられなかった。


「はぁ? どうして」


 不快感を剥き出しに、鈴蘭は表情を歪める。


「帰りたく、ないんだな」

「あんな世界、ボクの方から願い下げさ! ここにいれば特別でいられるのに!」

「有馬、お前……」


 鈴蘭が脚部の翼を俺に向ける。羽の隙間からオレンジと薄紫の炎がちらつき、激しく熱せられた空気が陽炎のように揺らぐ。


「この世界なら、ボクはボクでいられるんだぁっ!」


 黒髪を振り乱し、叫ぶ。

 超高温の噴流に赤々と熱された羽状のパーツが、脚部の翼から切り離され、俺目掛けて弾丸のごとく降り注ぐ。

 雷とは違う、質量と運動エネルギーを帯びた弾の雨。

 即席の水壁では防げそうにない。俺はそう直感し、水と一体化した左腕を突き出した。左腕が瞬時に膨張、収縮して水流を放ち、直撃しかねない羽弾一つを撃ち落とす。

 だが、咄嗟の対応ではそれが限界だった。

 他の羽弾は俺の周辺に着弾して水柱を立て、更に帯びていた高熱で周囲の水を一瞬のうちに沸騰させる。


「くそっ……」

「吹き飛べぇ!」


 水蒸気爆発。瞬間的に昇華し水蒸気と化した水が、衝撃波を伴って爆発する。

 その衝撃に巻き込まれ、俺の身体が木の葉のように宙を舞う。


「あはははあははははははははははっ!」


 鈴蘭の高笑いが響き渡る。

 水蒸気の残滓と衝撃波の残響が水面を包む。

 尾翼と、やや羽の減った両脚の翼から噴き出す噴流に支えられて空中に浮いたまま、鈴蘭は地表と水面を睥睨し、羽弾掃射の戦果を確かめている。

 俺は、その光景を――鈴蘭の更に上空から見下ろしていた。


「あははははは――あ?」


 鈴蘭が頭上の影に気が付いた。しかし、もう遅い。

 水蒸気爆発が起きた瞬間、俺は両脚に集めていた風を一気に解放していた。その推力に水蒸気爆発の衝撃波を上乗せして、一気に鈴蘭の上を取ったのだ。

 右腕には氷の精霊を。左腕には引き続き水の精霊を。


「有馬ぁ!」


 初撃、左腕を背中に振り下ろす。

 インパクトの瞬間に多量の水が弾け、鈴蘭の翼から熱を奪う。その上で、渾身の力を込めた右腕を叩き込む。事前に熱を失っていた翼は容易く凍りつき、鈴蘭の半身までもが氷に包まれた。


「ひ、ひぃ……落ちるっ! 死んじゃう!」


 鈴蘭は推力を失って落下していく。俺もまた、この高さまで飛び上がるために風の殆どを使い切っていて、落下をどうにかできるだけの余力は残されていなかった。

 風の精霊だけではない。水壁と冷却にフルパワーを注ぎ込んだ左腕もガス欠寸前で、右腕以外の部分が元の体に戻りつつあった。


「大袈裟な。下が河なら――」


 ふと、鈴蘭の状態に思い至る。

 このまま河に落ちれば相応の痛みはあるだろうが、この高さなら死にはしないはずだ。しかし、鈴蘭は両手と下半身を纏めて氷に閉じ込められている。こんな状態で水に落下したらどうなるか。


「――凍ってたら溺れるな」

「い、嫌ぁ!」


 有馬鈴蘭を死なせてしまうかもしれない。その事実に思い至った瞬間、俺の心に嫌悪感が芽生えた。理屈ではない。善悪観でもない。そんなことをするのは御免だという、心の奥底からの純粋な嫌悪感だった。

 着水の瞬間、残り少ない風と水の精霊をフル稼働させて着地の衝撃を相殺する。

 鈴蘭を抱えたまま河の激流に飲み込まれ、全身が水に沈む。水の抵抗と流れの速さで四肢すら自由に動かせない状況で、氷の精霊を帯びた右手を足元――というか身体の下に伸ばし、そこで精霊の力を解放する。

 イメージは流氷。上層が平らで水面に浮かぶ氷。

 瞬時に氷結。思惑通りの氷が水中に出現し、上に乗る俺と鈴蘭をその浮力で水面まで一気に持ち上げていく。


「――ぷはっ!」

「げほっ、げほっ……」


 咳き込む鈴蘭。両腕と下半身が凍り、濡れそぼった黒い長髪が貼り付いた姿からは、先程までの怖ろしさは微塵も感じられない。


「どうにか、なったけど……」


 溺れることは回避できたが、状況はあまり良くなっていない。流れの速い河に浮かんだ流氷は物凄い速さで下流へと流されている。このままだと俺だけリリィ達からはぐれてしまう。

 身体に打ち込んだ風の精霊と左手の水の精霊は着地の際に使い切り、右手の氷の精霊も流氷を作るときに出し尽くしてしまい、今はいつもどおりの姿と力しかない。

 この状況で現状を打破するには――


「残り二つ、計画的に使えって言われたけど、しょうがないよな」


 深緑の光を帯びた精霊筒を右手で起動させる。

 初めて精霊筒を使ったときと同じように、幾本もの太いツタが右腕に絡みつく。そのうち数本を河岸の木に向けて伸ばし、残りも同じくらいの長さまで伸ばして足元の氷にぐるぐると巻きつかせる。


「こういうのも、できるもんだな……!」


 木に絡み付かせたツタをロープ代わりにし、下流へ流されるのを防ぎ止める。それだけだと、俺一人がツタに引っ張られて流氷と鈴蘭は置き去りのまま流されてしまうが、流氷に別のツタを巻きつけておいたことで、流氷も含め流れに抗う形になる。

 やがて俺達を乗せた流氷は、ツタを絡ませた木を支点として、振り子のように河岸に漂着した。


「これでよし。後は……抜けるかな」


 各所に絡ませたツタはそのままに、腕だけを抜けないか試してみる。すると以外にあっさりとツタから腕が外れ、木と流氷が結び付けられた状態だけが残った。

 俺はその間に鈴蘭を抱え、陸地まで引っ張ろうとした……が、氷と金属部分があまりにも重く、少しずつ引きずって行くことすら難儀する有り様だった。

 当の鈴蘭は茫然自失で何事か呟いているだけで、移動の手伝いは期待できそうにない。


「ボクは……ボクは……」

「ああ、くそっ! せめて手足を元に戻してくれ! そうすりゃ氷から引っこ抜けるから!」


 俺の言葉が届いたのか、鈴蘭の四肢から金属部分が消え失せ、元のほっそりした手足に戻る。氷は金属化した部分を包み込むように生じていたので、手足が細くなったことで簡単に抜け出せるようになった。

 こんなことなら、鈴蘭一人で水に落ちても脱出できたかもしれない。しかし脱出の可能性よりも、パニックに陥ってそのまま溺れてしまう危険性の方が高そうだ。

 俺は鈴蘭の両脇に腕を通して身体を抱き上げ、河岸まで引っ張っていった。


「……ふはっ! ……はぁ、はぁ」


 一仕事済んだことでドッと疲労が押し寄せてくる。

 不幸中の幸いか、ここはリリィ達がいるのと同じ側の岸で、距離もそんなに離れていない。陸路と水路のどちらでも合流は簡単そうだ。その事実に安堵しながら、俺は呼吸を整えながら鈴蘭の方を見た。

 鈴蘭は濡れネズミになったまま、地面にペタンと座り込んで、まだ何かブツブツと呟き続けている。


「おい、有馬……? 大丈夫か?」


 まさか頭でも打ったかと不安になる。

 俺が話し掛けたのを引き金に、鈴蘭は火が付いたように泣き出した。


「う、うわああああん! うゎあああああ!」

「有馬!? お、おい……!」


 突然のことに俺まで動揺してしまった。泣かれるのは予想外だ。どこか怪我でもしたのか、やりすぎてしまったことがあったのか。ついさっきまで殺し合い一歩手前の状態だったというのに、泣かれただけで動揺してしまうなんて、我ながら情けない。


「うう……なんで? どうして? ボク、やっと特別になれたハズなのに……」

「……ああ、くそっ」


 どうにも苦手な状況だ。俺は鈴蘭の前に胡座をかいて座り込んだ。


「愚痴があるなら聞いてやるから! ……助けが来るまでの間だけど。頼むから泣くなっての」

「えぐ……ひぐ……」


 お互いにずぶ濡れのまま、地面に直接腰を下ろして向かい合う。

 こうしてみると、鈴蘭はただの引っ込み思案な少女にしか見えなかった。

 鈴蘭について俺は何も知らない。元の世界で何があったのか。何が原因でエレメンティアに来たのか。どうして傭兵なんてやっているのか。まだ何もかも知らない。

 けれど、彼女を突き動かす動機は俺にも理解できるものだ。そんな気がした――

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