彼女が好む少女漫画を言語化してみる
最近、私は少女漫画を読む。付き合っている彼女が「自分の好き」を言葉にできるように、傾向を分析して言語化するために読んでる。
読んだ漫画は、
・うるわしの宵の月
・ひかえめにいっても、これは愛
・恋せよまやかし天使ども
・惚れたはれたパンダ
・山口くんはワルくない
・シンデレラクローゼット
・なのに、千輝くんが甘すぎる
・世にも過保護な魔王さま
この8冊だ。
彼女は『恋せよ まやかし 天使ども』と『ひかえめにいっても、これは愛』をすごく気に入ってる。
以前、彼女は『花野井くんと恋の病』を1番気に入っていた。いまでは『恋せよまやかし天使ども』が1番気に入っているらしい。
その好みを踏まえて、8冊の漫画を読んでみると彼女が好むタイプが分かってきた。
①雑誌:デザートで連載されている
彼女が気に入ってる『恋せよ まやかし 天使ども』や『ひかえめにいっても、これは愛』、『花野井くんと恋の病』は全て、講談社の「デザート」というところが出版している。
②感情をタイムラプスのように描写
彼女はキュンとするシーンが、タイムラプスのように「ゆっくりとその時間が描写されている」ものが、とくに好きなようだ。
少女漫画には、主人公や王子様の言葉や感情の掛け合いがテンポよく描かれている物が多くある。
私は『うるわしの宵の月』を面白いと感じたが、彼女は、主人公や王子様が互いに感情を重ねているのに、心の葛藤から微妙にすれ違ってできる「何とも言えない距離感」はヤキモキして好きではないらしい。
③押し引きがある
上の②で「彼女は何とも言えない距離感は好みではない」と言ったが、『恋せよ まやかし 天使ども』のような、互いに好きなはずなのに、主に片方だけが感情をぶつけているものは好きらしい。
1人は感情を見せて、相手もそれに少しだけ答える。
そして違う場面では、相手が感情を少しだけ見せる。
つまり、彼女は「ゆっくりと、2人の感情や時間が流れている作品」が好みのようだ。
◇
私は『うるわしの宵の月』をとても面白いと感じた。主人公の孤独感と初めての感情に戸惑いながらも、その感情には、明るい色とほんの少しだけ黒い色が混ざっているのを面白いと感じた。
『恋せよ まやかし 天使ども』も面白かった。
というより、全般的に面白かった。
少年漫画も面白いけれど、バトルシーンが多いとすぐに読み終わるから少し寂しい気持ちになる。
その点、少女漫画は「心情の掘り下げ」が多く書かれていて読み応えがあった。自分の感情を探している私には合っていると感じた。
今日の夜はNetflixで「うるわしの宵の月」を見ることになっている。
お互いに楽しめたらいいな、と思う。
【あとがき】
そういえば⋯⋯、「デザート」を調べているとデザートの元編集長が書いた『好きを育てるマンガ術 : 著 鈴木重毅』という書籍を見つけた。
これはマンガを書く技術というよりは、創作論に近い内容だと私は感じた。
創作する人は読む意味があると思う。




