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【共生魔法】の絆紡ぎ。  作者: 山本 ヤマドリ
4章・ノグライナ王国での出会い。
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雛鳥の誕生そして名付け。

 クラニス砂漠で発見した遺跡は、大昔ディーネ達が建設した施設だった事や、そこで起きた悲惨な出来事を教えられた俺達は、あまりの衝撃の内容に何も喋る事が出来ないでいた。


「ディーネ……。 いやウルザって言った方が良いのかな? 自分の過去の名前を思い出したのならそっちの方で呼んだ方が良いかい?」

(ううん……。 今の私は共也が付けてくれたディーネと言う立派な名前があるから、このままでお願い。 それに、ウルザと言う名前も大切だったけど、それはあくまで過去の名前……。

 ウルザと言う名を捨てた訳でも無いし、ディーネと名を変えてもお父様とお母様もきっと分かってくれるはず、だからこれまでと同じ様にディーネって呼んで?)

「……分かった。 ディーネ、これからも頼りにするからよろしくな」

(うん、色々と実験などして得た知識を沢山思いだしたから、何か知りたい事があったら聞いてね?)

「あぁ、その時は頼む。 それとシル、これから一緒に旅をする事になるんだから、頼りにするからな?」


「うえ?」


 話を振られると思っていなかったシルは泣いたままの顔をあげるが、ディーネに顔をくっ付けていた影響で鼻水が糸を引いていた。


(ちょっ! ちょっとシル!?)

「あぁぁぁ。 ごめんよウル……。 ディーネ、今拭いて上げるから許して……」


 慌ててハンカチを取り出してでディーネを拭くシルを見ていると、ある疑問が浮かんで来た。


(こうやって見るとしっかりしてそうな女性なのに、もしかしてシルってドジっ娘なのか?)


 俺の考えがディーネに伝わったのか、念話で返事が返って来た。


(少しね……。 でも本人はその事に気付いて無いから、少しくらいのドジは許してあげてね?

 それに普段はちゃんとした考えの元動く人だから頼りになるよ)

(う、分かった……)


 俺はディーネの念話に頷く事しか出来なかった……。


 ユグドラシルの精霊であるシルが実体化した事で、リリーやキーリスさん、祭具を持って付いて来ていたエルフさん達は、慌ててシルの前に跪いた。


「ちょ、ちょっと!?」

「シル様、我々一同あなた様が実体化出来た事、心よりお喜び申し上げます……」

「畏まってくれるのは嬉しいけど、私はただユグドラシルの精霊であって本体とは違う存在なんだから、そう言う事は本体に言って上げて~~!」


 だが、敬われている本人にはその気が全く無いらしく、慌てて俺の背中に隠れるとリリー達に向かって猫の様に威嚇するのだった。


「シャーーーー!!」


「あぁ! シル様逃げないで下さい! 是非とも我が国の国民達にそのお姿をお見せください!!」

「嫌!!」


 俺を間に挟んで言い合いをしないで欲しいと思っていると、ディーネから再び念話が届いた。


(共也、地下神殿で手に入れた卵ってまだ持ってるよね?)

「持っているが……。 何で今あの卵の話しが出てくるんだ?」

(私がスライムになって数年経過した時だったかな……? 祭壇があった扉の前を通った時に、中から1度だけだけど念話が聞こえて来たんだよ『炎を頂戴…』ってね)


 炎……。 炎か……。


「炎か、確かに最初の頃に比べると少し卵が少し大きくなってほんのり暖かくなってるな。 この中で炎を扱えるって言ったら菊流か?」

「私? ……私が身体強化した時に出る炎の事を言ってるのかしら?」

「あぁ、試しにやってみて貰っても良いか?」

「良いわよ。 っとその前に炎を出す事をここに集まってる皆に言わないとね」


 菊流は未だに逃げ回っているシルに向かって手を上げて願いを口にする。


「ジュリアさ~ん、今から身体強化魔法を使用して炎を出すから、周りにいる動物達が驚かないように伝えて上げてね~!」


 ジュリアさんは目を見開いて菊流を凝視した。


「ちょっと菊流ちゃんいきなりすぎるわ! あぁぁ、皆、あの赤髪の娘が炎を出すみたいだから驚かないでね!」 


 ジュリアさんが急いで動物達に忠告してくれたお陰で動物達も菊流から少し離れてくれた。


「じゃあ、行くわよ!」


 動物達も菊流から離れてくれたので全力で身体強化をすると、最近良く見ている炎の羽根が舞い上がり辺りに漂い始めた。

 炎の羽根が漂う中、これと言って何も起きないのでディーネの気のせいかと思い卵をポーチに仕舞おうとした時にそれは起こった。


「えっ? 私から生成された炎の羽根が次々と卵に吸われて行くよ共也!」

「これは凄い光景だな……」


 そう、炎の羽根が渦を巻きながら卵に次々と吸われて行く。


「綺麗……」


 誰の呟きか分からなかったが、炎の羽根が卵に吸い込まれて行く様子は、確かに言葉では言い表せない程に輝いて見えた。

 だが、その炎の羽根の乱舞も全て卵が吸収してしまった事で終わりを迎えたのだった。

 

「と、共也。 卵に変化あった?」

「う~~ん。 ちょっと大きくなった……か?」


 肩で息をする菊流に問われて卵の様子を見て見たが、少々大きくなった気がする位で、そこまでの変化は起こってな無い事に落胆していると、新たな念話が皆に届いた。


(もっと……。 頂戴……)

『「「「はぁ!?」」」』

「もっと頂戴って……。 もしかして、この念話を発してるのは、卵のお前か?)

(う、ん……。 もっと頂戴……)


 炎を吸収して少し成長した?卵からそんな念話がみんなに届いた事で『炎を吸収させてみてはどうか』と提案したディーネ本人が一番驚いていた。


(まさか本当に炎を欲していたなんて……。 どうりで水魔法しか使えない私には一切反応しない訳だ……。 菊流さん……まだ魔力は保ちそう?)


 卵がまだ炎の羽根を欲している事を知ったディーネは、菊流に追加で炎の羽根を生成してくれるように頼みこむと肩で息をしていた菊流は、普段可愛がってるディーネの頼みならばと再び身体強化を発動させて炎の羽根を舞い上がらせた。


「おお! 流石菊流、これだけの量があれば卵も満足するんじゃないのか!?」


 流石にこれけの炎の羽根があれば満足するだろうと思って眺めて居たが、追加で生成された炎の羽根も次々に卵に吸われて行き、また辺りから羽根が消えてしまった。


(もっと…頂戴…)

「えぇ~~!? まだ足りないの!?」

(……駄目?)


 ユグドラシルの木々の下に集まった人達から『続けるよね?』と言う視線を向けられている事を感じ取った菊流は腹を括ったようだ。


「うっ。 分かったわよ! 満足するまで炎の羽根を生成して上げるわよ!!」

(やった。 ありがとう……)


 それから何回も身体強化を繰り返した菊流は、とうとう魔力切れ寸前まで消費した様で柔らかい草の絨毯の上に込んでしまっていた。


「も、もう……無理……。 きゅ~…」


 菊流の炎の羽根を大量に吸収したお陰なのか、卵にヒビが入り始めた。


「感動の瞬間ね! ねぇ、そう言えば共也ちゃん」

「はい、何でしょうジュリアさん」

「別に菊流ちゃんの炎の羽根じゃなくて、私の炎の魔法を吸収させても良かったんじゃない?」

『「「「あ!」」」』

「ちょっと! あって何よ! あって!!」


 ジュリアさんの台詞を聞いた菊流は草の絨毯に座ったまま、俺達全員にジト目を向けて来たので皆ユグドラシルの枝を見て視線を合わせない様にしていた。


「共也、後で覚えておきなさいよ……」


 そんな底冷えのするような菊流の声が響き渡る中、遂に卵から殻が剥離し始めた。


 何が生まれるのか分からないけど、生命の誕生の瞬間だ!


(あぁ……。 やっと卵から孵る事が出来る……)


〖ピキッ! ピキッ! パリパリパリ……〗


『ピピィ!!』

 

「ヒヨコ……か?」


 卵から孵った存在は長い尾羽を持ち、ずんぐりと言う言葉がピッタリな程横幅の大きなヒヨコの姿をしていた。


(ふん!)


 そのヒヨコは何を思ったのか、小さな翼を必死に羽ばたかせて飛ぶと何故か俺の頭の上に乗って来たので、頭が非常に重い。


(ふぅ……)


「ふぅ……。 じゃない! 何で俺の頭の上に乗るんだよ!!」

(えっ? だってあなたが私のお父さんだからじゃないですか)

「おと……。 俺……、お前に何もしてないんだけど……。 どうしてお父さんに?」

(だって、お母さんから貰った魔力にお父さんへの思いがしっかりと『わぁ~~~~~~!!!』ムグ!」


 魔力切れ寸前で座り込んでいたはずの菊流が、視認出来るかどうかの速度で俺の頭に座っていたヒヨコをかっさらって行くと、少し離れた場所で|()()()が始まっていた。


「ねぇ~、散々私の魔力で出来た炎の羽根を吸収たから、あなたは卵から孵る事が出来たって事は、私に恩が出来たって事だよね?

 それなのに私が言われたく無い事を、君は平気で言っちゃうんだ~~」

(そ、そのような事があろうはずがございません……)


 菊流の両手で顔を挟まれてヒヨコ口になって居る雛鳥は、大量の脂汗をかき体を震わせていた。


「さて、私の事を母と呼ぶくせに迷惑を掛けようとするこの悪い子は食い出もありそうだし、どう調理するべきか……」

「!!?」


 菊流の口振りから本気だと察したヒヨコは、俺に助けを求めてチラチラとこちらを見て来るものだから、俺は溜息を吐き菊流の肩に手を置いた。


「何? 共也もこの害鳥を食べたいの?」

「いや、食べたい訳じゃなくて。 そのヒヨコも震えて涙目になってるから、もうそこら辺で許してやってくれ……」

「…………ちっ! 共也が言うから許すけど次は無いわよ!?」


 菊流は納得いかない様子だったが、何とか生まれたばかりの命を消さずに済んだ事にここに集まっている人全員が「ほっ」と息を吐くのだった。


(あ、ありがとうございますお父さん~~!!)


 拘束を解かれたヒヨコは俺の顔面に張り付いて来たので、すぐ引き剥がしたのだが余程菊流の事が怖かったのかガタガタと体を震わせていた。


「ちょっと食べて見たかったけど、今回は見逃して上げるわ」

「ひぃ!」


 後ろから怖い事を言う菊流は取り合えず放置しておいて、さらに震え始めたヒヨコだったが、俺が暫く体などを撫でていると震えが止まると、ジっと俺の顔を見つめていた。


「ヒヨコ、どうしたんだ?」

(なっ……。名を……)

「ん?」

(……お父さん。 私に名前を付けてくれませんか?)


 真剣な眼差しで見つめて来るヒヨコに、本当に俺が名を付けて良いのか聞く事にした。


「本当に俺で良いのか? 君の羽化する為の魔力を提供した菊流でも良い気がするんだけど?」

(お母様でも名を付けるだけなら出来るでしょうが、私の本能が告げているのです、あなたに名を付けて貰えと。 ですからどうかお願いします。 私に名を付けて下さい!)


 少し悩んだが、俺を真剣な眼差しを向けて来るヒヨコに嫌とは言えず、しょうがないので名付けをする事を承諾した。


「分かった、良い名前を付けさせてもらうよ。 菊流も俺がこの子に名前を付けて良いか?」

「うん、本人が共也に名を付けて欲しいと望んでいるんだし、私は気にしなくても大丈夫よ。 素敵な名前を付けて上げて」

(ありがとうお母さん!)


 俺は長い尾羽を持つこの雛鳥に似合う名を考えていると、ふと地球にいる伝説上の生物の名が頭を過った。


「……伝説の火の鳥が持っている尾羽を持ってるから……、火の鳥を少し弄ってヒノメってどうだろう? この名前はどうだ?」

(ヒノメ……、ヒノメ、ヒノメ!! 私はヒノメ! よろしくなのお父さん!!)


 名を付けたと同時にヒノメと俺の体が光り始めた。


「はわわわわわ! お父様、この光りは一体何ですか~~!?」

「え……。 この光り方は共生魔法が成立した時の光り方じゃ……」


 俺はもしやと思い、慌てて自分のスキルカードを取り出すとヒノメの名が共生魔法の契約者として加えられていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【名前】最上 共也   


 性別:男


【スキル】


『共生魔法』(契約者が一定数に達したので契約の難易度も緩和しておきました! これからもどんどん絆を結んで行って下さいね!)


・水魔法 (ディーネ)


・氷魔法 (スノウ)


・海流魔法 (マリ)


・樹木創造魔法 (シル)


・火魔法 (ヒノメ)


『剣術』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 どうやら本当にヒノメと契約が成立した光りだったらしいが、スキルカードに見た事が無い文章が刻まれていた事に気付き、俺は戸惑ってしまう。


(どんどん増やせって言ってもな……。 第一、誰がこの文字を刻んでるんだ?)


 俺が自分のスキルカードを見て固まっていると、名前を付けられて満足した様でいつの間にかヒノメは近くに来ていたジェーンの頭に満足そうに座っていた。


「ヒノメちゃん、何で私の頭の上に乗るのよ~~! 離れて!」

(嫌です。 あなたの柔らかそうな髪を1目見た時から、ここで寛ぐ事が私の使命と理解してしまったのですからしょうがないですよね? ああ、落ち着く……)

「使命とか、しょうがない、とか言わないで重いんだから早く離れてよ! 共兄……、助けて!!」


 俺がジェーンの頭から離れようとしないヒノメを回収しようと近づいて行くと、それより先に頭を持ち上げる人物が現れた。


「ムギュ……。 お、お母さん、いつもお綺麗で……」

「ありがとう。 私も女だから誉めてくれるのはとても嬉しいわ」

「で、ですよね!」

「でもね、ヒノメちゃん。 人に迷惑かけちゃ駄目じゃない。 さっきといい、今回のジェーンちゃんに対する態度と良い……。

 ちょっとあっちで私と|()()()しましょうか」

(お、お母さん……あの……これは……)


 頭を掴んで持ち上げられたヒノメは大量の脂汗を流しながら、菊流に奥へと連れて行かれて行ってしまった。


(お、お父さん助けて! お母さんの目が怖いんですけど!?)


 念話で助けを求めて来たヒノメには悪いがそうなった菊流はちょっと……、いや、かなり怖いから近づきたくない……。


(そうなった菊流はかなり怖いから、ヒノメ、生きて帰って来いよ~~!)

(そんな薄情な事言わないでさっきみたいに助けてよ!! お父さ~~ん!!)


 頭をむんずと掴まれて奥にドナドナされて行くヒナノを見送ると、俺達はこの後の事を話し合う事にした。


「これでケントニス帝国とノグライナ王国に、グランク王からの親書を手渡す俺達のクエストは終わったけど、みんなはこれからどうするつもりだ?」

「ちょっとエルフの国を観光して見たかったが、まぁそれは世界が平和になったらで良いだろうから、今回は大人しく帰る事にするか」

「そうね、まずは平和になってからの話しね」


 室生と愛璃は一緒に帰還っと。


「私は共也さんと一緒にシンドリア王国に戻りますよ」

「そ、そうか……」


 エリア……。 お前は帰ったらグランク王から雷を落とされる事が確定しているのを忘れて無いよね?


「何か私の顔に付いてます?」

「いや、何でも無い……、何でも無いよ?」

「………??? 可笑しな共也さんですね」


 次にマリとダグラスとメリムの3人。


「マリはパパと一緒について行く! ずっと一緒って決めてるんだから!」

「私もダグラスとマリが行くシンドリア王国に一緒に行くつもりだ」

「ダグラスってメリムさんに愛されてんね~。 まあ私もこれと言って用事がある訳じゃ無いからシンドリア王国に帰るけど………、ぶぎゃ!!」

「鈴、お前は一言多いんだよ! まあ俺も帰るよ」

「頭が痛いよ~~」


 ダグラスに拳骨を頭に落とされた鈴は、頭をさすりながら涙目になっていた。


「私も共兄と一緒に戻ります、そして私がスノウちゃんの面倒を見ておきますね!!」

「……………」


 キラキラとした目をしているジェーンに抱き抱えられているスノウは、自分の母親が元人間だと聞かされて思う所があるのか、暫く無言だった。


「私達も共也君と一緒に帰る事にします。 ケントニス帝国であった事も踏まえて、鉄志に装備の事で色々と相談したい事が出て来たので」

「そうね、ちょっと工夫して欲しい所が戦いの中で出て来たから、私も鉄志に相談してみようかな」

「何だ、誰も残らないのか?」

「ふふ、そうみたいね」


 結局誰も観光せずに、皆ででシンドリア王国へ帰る事となった。


「みんな。 どうするか決まった?」

「ジュリアさん。 はい、決まりました」


 話し合いをしていた俺達の前に現れたジュリアさんとリリーが、今後の予定を聞いて来たので全員帰還すると伝えると、ジュリアさんも帰る選択を選んだようだ。


「私もリリー達と久しぶりに会って生存が確認が出来たからもう満足したわ」

「お姉様、生存確認って……」

「お父様とお母様も良い歳じゃない、だから生存確認って言っても良い気がするの」

「後で2人に報告しておきますね……」

「と、言う事なので私もシンドリア王国に戻る事にします。 バリスちゃんもそろそろ私が戻らないと書類の山に押し潰されているかもしれないしね」


 こうして俺達の親書を届けると言う大切な仕事も終わりを迎えた。

 たった数か月離れていただけなのに、シンドリア王国に帰れる事が嬉しいと思うくらいにすでに俺達はこの世界に慣れ親しんでいた。


 ◇▼◇▼◇


 シンドリア王国ギルドマスターの部屋。


「ジュリアさん、早く帰って来てくれよ~……。 書類仕事が貯まりすぎて死にそうだよ~…」

「ギルマス手を止めないで! まだまだあなたのサインが必要な書類が沢山あるんですから!」

「地獄だ……」


 バリスさんの呟きは職員の人に聞こえていたが無視されるのだった。



ここまでお読みいただきありがとうございます

やっと親書を届ける旅も終わりシンドリア王国に帰還します。

次回は“久しぶりのシンドリア王国”で書いて行こうかと思います。

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