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【共生魔法】の絆紡ぎ。  作者: 山本 ヤマドリ
8章・10年の時間が経った惑星アルトリア。
163/286

託される想い。

 地平線から顔を出した太陽の光によって姿を消したグランク王の伝言を携えて、俺と京谷父さんはドワンゴ工房に戻ったのだが、工房の扉に手を掛けた時には辺りはすっかり明るくなっていた。


 そして、俺は扉を開けて中に入るのだった。


「ただいま」


 扉を開けてそう呟くと結果が気になって寝ていないのか、目の下に隈を作ったエリアがこちらに小走りで近寄って来た。


「共也ちゃん、グランクお父様はやっぱりデュラハンに?」


『エリアを連れて明日の夜に』そのグランク様の伝言をエリアに伝える為に、俺は貴族街で起きた事を包み隠さずに説明するのだった。


「そう……。 あの馬の嘶は、鉄志ちゃんの説明通りグランクお父様の愛馬の……。 そして、お父様は今日の夜に、私達家族が穏やかに過ごしたあの別宅に共也ちゃんと一緒に来て欲しいと言われたんだね?」

「ああ。 今から手術で回復魔法を何度も行使する事になるエリアには酷かもしれないけど、手術が終わった後に行けるかい?」

「行く。 お父様に会えるんだから、絶対に行く……」

「……分かった。 エリアが疲れて立てなくなっていたとしても、俺が背負って連れて行くよ」

「ありがとう、共也ちゃん……」


 グランク様に会いに行く段取りをエリアと決めた所で、奥から疲れ切った表情の鉄志が出て来ると、砂沙美母さんに必要だと言われていた残りの手術道具を手渡した。


「2人の事を頼みます、砂沙美さん、冷華さん、千世ちゃん……」

「お父さんとお母さんをよろしくお願いします……」

「全力を尽くすわ」


 鉄志とリルちゃんが頭を下げると、横から予想外の人物が3人に声を掛けた。


「………砂沙美さん、私も助手の1人として手術室に入っても良いでしょうか!?」


 そう言いだしたのは、こちらの世界に来てからずっと何をして良いのか分からないでいた木茶華ちゃんだった。


「木茶華ちゃん、メスなどで腐りかけている幹部を切除したりするから凄惨な現場になるわ。 あなたは大量の血を見る覚悟はあるの?」

「血は家の事情で見慣れています。 だからお願いします、やらせて下さい。 少しでも良いから皆の力になりたいんです!」

「…………もし気絶したらそのまま放置するから、それは了承してね?」

「はい! 頑張ります!!」

「木茶華ちゃん……」

「エリア。 私の行動が気に食わないかもしれないけど、今は私達が揉めている時じゃないわ。 終わった後でならいくらでも相手をしてあげるから、今は協力しましょう?」

「そうだね、まずは2人を助ける事に集中しましょう」


 睨み合っていたエリアと木茶華ちゃんだったが、今は苦しむ2人を助ける事を優先してくれたようだ。


「そうだわ。 共也、念の為にイリスちゃん、ヒノメちゃん、ディーネちゃん、タケの4人の力を借りたいから一緒に手術室に入って来てもらって良いかしら?」

「4人共、砂沙美母さん達を手伝って上げてくれ。 良いかな?」

「水魔法で、綺麗な水を出す担当は私がやりますね」

「ディーネ姉の出した水を沸騰させて、維持する係りは私がやらせて頂きます!」

(砂沙美母さん、手伝うよ任せて!)

「私は何をすればいいの~?」

「イリスちゃんは光魔法が使えるわよね? 天井付近に何個か同時に光球を出して影を消して欲しいのよ、出来るかな?」

「容易い! 任せて!」

「これで安心して手術が出来るわ。 それじゃあ……、行きましょう」


 そしてドワンゴ親方とサラシナさんを助ける為に砂沙美母さん達が入って行くと、邪魔が入らない様に中から固く扉が閉じられる音が通路に響くのだった。




 皆が入ってからどれだけの時間が経ったのだろう。

 手術が行われている部屋の中からは時々聞こえる親方達のくぐもった声に、通路で待っている俺達の心臓は跳ね上がりそうになっていた。


 そして、扉の前で2人の手術の成功を祈っている鉄志は、涙目で俺に話し掛けて来た。


「共也、親父達はきっと治るよな?」

「砂沙美母さんと冷華さんは、昔医療関係に勤めていたって話だし大丈夫だと思いたいけど……。 こっちの世界には麻酔なんてものは無いからな……。 2人が助かるかどうかは、気力次第だと思う……」

「頼むよ親父達! レミリアの成長を見届ける前に逝かないでくれ!!」


 鉄志は胸の前に手を組むと、必死に親方達の無事を祈っていた。


 ==


 そして、朝から始まった手術が無事終わるかどうか祈っている中、昼を過ぎた所で執刀医の砂沙美母さんが慌てて手術室から出て来ると、男性陣に急いで部屋の中に入るように言って来た。


「あなた! 親方さんがショック症状になってるから、男達は急いで彼の四肢を全力で押さえ付けて! このままの症状が続くようだと舌を嚙み切る可能性があるわ!!」

「分かった!! 共也、鉄志君、冬矢行くぞ!!」

「親父、お袋!!」


 手術が行われている部屋の中に入ると、エリアと木茶華ちゃんが必死にドワンゴ親方の体を押さえつけている姿が目に入って来た。


「押さえつけるのを変わる!! 2人共同時に離れて!!」

「共也君、お願いします!」


 2人が離れたと同時に俺達が親方に覆い被さり手足を抑えるが、寝かされている親方の体が徐々に海老ぞりに反り返り口から泡を吹き始めた。


「親父、逝くな!! あんた、老後の楽しみとしてレミリアの成長を見届けるって言ってたじゃないか!  頼むから逝かないでくれよ!!」

「が、がふ……。 レ、レミリア……」


 鉄志は大粒の涙を流しながら親方の体を押さえつけていたが、ショック症状が収まらない……。 もう駄目かと思われた時だった。


『ララララ~~~~らららぁ~~~~♪』


 何を思ったのか、木茶華ちゃんがいきなり手術室の中で歌を歌い始めたのだ。


「木茶華! あんたこんな時に何を歌ってるのよ! 皆、一生懸命に親方を救おうと頑張っているのに、歌を歌うだなんて!!」


 エリアが木茶華ちゃんに詰め寄ろうとしたが、砂沙美母さんが制止した。


「千世ちゃん、待って……。 木茶華ちゃんそのまま歌を続けて」

「砂~ちゃま、何で!?」

「親方さんの顔を良く見て見なさい。 木茶華ちゃんが歌い始めてから、症状が落ち着き始めてるのよ」

「え!?」


 砂沙美母さんの言葉に俺達も慌ててドワンゴ親方の顔に視線を移すと、そこには海老反りしていた全身が元に戻り、先程まで確かに土気色だった顔色が徐々に健康的な色に戻り始めていた。


「歌を聞き始めてから、体調が落ち着き始めているの? もしかして、木茶華が天界で授かったスキルが影響してるの?」


 全員が木茶華ちゃんの方を見ると、恥ずかしそうに頷いた。


「うん……。 私が天界で授かったスキルは【天使の歌声】って言うスキルなの。

 このスキルの効果は私の想いが歌に乗って効果を出すみたいだから、今は親方さんを絶対に助けたいと願ったから、歌の効果が表れて2人の体調が落ち着いて来たみたい。 間に合って良かった……」

「良くやったわ、木茶華ちゃん!」


 冷華さんに褒められた事で、木茶華ちゃんは頬を染めて照れるのだった。


 その後も木茶華ちゃんの歌が続けられると、エリアの回復魔法の相乗効果でみるみる2人の顔色が良くなって行った。


「親父とお袋の顔色が!」

「ふぅ。 もう峠は越えたわ。 後は栄養をしっかりと取れば、すぐに立てる様になるはずよ」


 そして砂沙美母さんと冷華さんは、今も回復魔法を掛け続けているエリアの頭を優しく撫でた。


「今回の手術が成功した要因は木茶華ちゃんの歌が効いたのもあるけど、一番の要因はあなたが頑張って回復魔法を掛け続けてくれたからよ。 あなたを誇りに思うわ千世ちゃん」

「砂~ちゃま……」

「そうよ、良く長い間ずっと回復魔法を掛け続けてくれたわね。 ディーネちゃん達の力も無かったら、絶対に2人を助ける事が出来なかったわ。 皆のお陰よ……」


 砂沙美母さんに撫でられた千世ちゃんは目に涙を浮かべると、親方達を助ける事が出来た事を喜んで俺達に優しく微笑んだ。

 

 そこに歌い終わった木茶華ちゃんが、エリアの前に立った。


「エリア……。 私、共也君を取られたくない思いで反発していたけど、必死にこの人達を助けようとするあなたの姿を見て考えが変わったわ……。

 これからは少しづつ歩み寄ろうと思うから、あなたも私の事を少しづつで良いから私の事を認めてくれないかしら?」

「木茶華……。 分かったよ、でも将来共也ちゃんの妻になる事を認めたとしても、正妻は私だからね!?」

「あなたね……、まぁ良いわ。 この世界では一夫多妻なんて珍しく無いらしいし、正妻と言う立場なんて有って無い様な物じゃない、ねぇ?」

「むう! 木茶華には絶対に負けないんだから!!」

「へぇ? どう勝ち負けを付けるの? どちらが先に共也君の子供を宿すかで勝負する?」

「んな!? そ、それは世界が平和になってからよ!!」

「ふ~~ん? じゃあ私が先に共也君を襲っちゃおうかしら……」

「駄目ったら駄目!!」


 仲良くなれるかと思ったが、結局目線から火花を散らし睨み合う2人だった。


 2人はこうやっていがみ合っている方が楽しそうだから、このままで良いのか? もし将来ずっとこのままなら、俺の胃が死にそうなんだが……。


「ふむ、これは孫の顔を見る日も近いのかもしれんな! 共也、頑張れよ!!」

(何をだよ!?)

 

 京谷父さんは余程孫の顔を見たいのか、エリアと木茶華ちゃんの顔を交互に見るのだった。


 勘弁してくれ……。


 そして親方達の手術も色々あったが無事に終わった事に皆で祝っていると、グランク様と約束した夜になった。


 ===


 =【シンドリア王都・貴族街】=


 街灯と言う街灯がアポカリプス教団によって破壊されている様で、あれだけ華やかだった貴族街は全くと言って良い程、生活の灯りが灯っていなかった。


 そんな灯りの無い夜の街を唯一照らす灯りは夜空に浮かぶ青と黄色の月明りのみと言う悲しい状況だったが、俺、エリア、京谷父さんの3人はシンドリア王族が過ごした別邸を目指して、ヴォーパリアの兵士に見つからない様に街道を進んでいた。


「共也ちゃん、本当にお父様は来てくれるのかな?」

「必ず来てくれるさ。 俺にエリアを連れて来てくれと伝言を頼んだのにも、きっと理由があるはずだ」

「そうなのかな……」

「この国を最後まで守ろうとしているあの人の事を信じよう、エリア」

「……うん。 共也ちゃん」

「何かな? 千世ちゃん」

「お父様が来るまでで良いから、共也ちゃんの手を握ってて良い?」

「……良いよ。 でも京谷父さんもいるから片手だけね?」

「ありがと……」


  俺の手を両手で包み込むと、エリアは自身の額に当てて祈りながら、グランク王の言葉を信じて来るのを待っていた。


 夜も深まった頃、徐々に近づいて来る蹄の音に気付いた俺が顔を上げると、街道の奥から馬に乗った頭の無い大きな影がユックリ近づいて来ていた。


―――カッポ、カッポ、カッポ、カッポ、カッポ、カッポ……


「エリア、グランク王が来たようだよ」


 顔を上げたエリアの視線が大きな影を捉えると、そこには昨日と同じく頭部を脇に抱え青白く光りに包まれている鎧を纏ったグランク様が、馬に乗った状態でこちらを無言で見下ろしていた。


 その無言の空間に耐えられなくなったエリアはたまらず物陰から飛び出し、俺達の前に佇むデュラハンの前に姿を晒すのだった。


「お、お父様、グランクお父様なのですか? エリアです、あなたの娘のエリアです!!」

「…………聞こえてるよエリア。 良く共也君と一緒に、生きてこの別邸に戻って来てくれたな。 私は嬉しいよ」

「ううぅ、お父様!! 帰って来るのに10年もかかってしまい、申し訳ありませんでした!! 親不孝な私を許して下さい!!」

「生きて帰って来てくれた愛娘を怒る訳が無いだろう。 10年と言う長い年月がかかってしまったが、お前は5体満足で帰って来てくれた。 それだけで私は満足だよエリア……」

「お父様!! わああぁぁぁぁぁぁぁl!!」

 

 エリアはデュラハンの胴体が抱えていたグランク様の頭を受け取ると、強く強く抱き締めて今までの事を泣いて詫びた。


「グランク様、女神ディアナ様からこの都市で起きた事は聞きましたが、何故あなたが魔物であるデュラハンへと転化してしまったのか、説明して貰えるのでしょうか?」

「その説明もするつもりだが、君に託したい物がある。 私に付いて来てくれ」


 グランク様は自身が過ごした別邸の隅に生えている1本の樹木の元まで来ると、その根元を掘り返し始めた。


「お父様、まさかこの樹木は……」

「そうだ。 まだダリアが本性を現す前に、家族全員で植えた記念樹だ……」

「懐かしいですね……。 良く考えると、あの時が私達家族が一番幸せだった時かもしれませんね……」

「…………そうかもしれんな……。 何故ダリアはあそこまで狂ってしまったのか今でも分からんが、今更だな……」


 それ以降、無言で記念樹の根元を掘り返し続けていたグランク様だったが、小さな箱を見つけた事でそれを取り出して、俺に手渡した。


「あった。 共也君、その箱を開けてみてくれ」

「はい」


 グランク様が手渡す物だから罠は無いだろうけど……。


 恐る恐るその小さな箱をユックリ開けると、そこには持ち手に緑色の宝石が嵌めらている上に、綺麗な装飾が施され鍵が1本入っていた。


「グランク様、この綺麗な装飾が施された鍵はいったい?」

「その鍵はこの別邸の地下深くに眠っている、過去からの贈り物が保管されている場所に向かう扉を開けるのに必要な魔道具なのだ」

「贈り物……。 ですか?」

「そうだ。 だが今、共也君に託した鍵1本では決して開く事は無い。 その扉が開くのに必要な鍵はあと5本あるのだが、残りは私が信頼している者に託している」

「誰に託したのかは、教えてくれないのですか?」

「すまない。 地下深くに眠る過去からの贈り物は絶対に守らないといけない物だから、誰が聞いているか分からないここで教える訳にはいかんのだ。

 だが君が知っている者達に鍵を託したと言う事だけは教えよう。 君が世界を回るつもりなら、いずれ全ての鍵を揃える事が出来るだろうさ」

「なるほど……。 世界中を回って残りの5本を手にして、この別邸の地下に眠る過去からの贈り物と言う物を手にしてみせます!」


 緑色の宝石の嵌められた鍵を強く握りそう宣言すると、グランク様は意地悪そうに微笑んだ。


「間者に聞かれたら困ると言うのも本当だが、鍵を預けた人物を教えないのは君とエリアの結婚を認める試練と思ってくれ。 もうエリアを妻として娶る覚悟は出来ているのだろう?」

「はい」

「共也ちゃん……」


 間を置く事無くグランク様の質問に力強く答えた俺だったが、彼から予想外の願いが飛び出して来た事に頭が痛くなる思いだった。


「ふふふ、良い返事だ。 だが、共也君」

「はい」

「出来れば良い。 今はカバレイル辺境伯領でレジスタンスを率いているクレア。 あの娘もエリアと一緒に娶ってやってくれないか?」

「はぁ!?」

「グランクお父様!? クレア本人が居ない場所で何をお願いしているのですか!?」


 グランク様のあまりにも右斜め上の言葉に、俺とエリアは声を大にして驚くしかなかった。


(エリアとの結婚は分かるけど、何でここでクレアの名前が出て来るんだよ!!)


「まぁ聞けエリア。 クレアは普段は他人には強がっているが、お前も知っている様に本来あの娘の内面はそこまで強くは無い」

「それは知っていますが……」

「恐らく長年この国の人々の希望を背負って来た、あの娘の精神はもうボロボロであろう……」

「お父様の言う通り、10年も頑張ったあの娘の内面は確かにボロボロかもしれませんが、それと共也ちゃんの嫁の1人になる事とどう繋がるんですか?」

「エリアも知っている様に、あの娘は共也君にだけは強がったりせずに、弱い自分を見せたりしておったし、良くいたずらを仕掛けていたであろう?」

「そう言えば……」

「恐らくクレアは、今も共也君に好意を持っている。 デュラハンとなった私には分かるのだ!」


 いきなりドロップキックを仕掛けて来たり、散々嫌がらせをして来たクレアが俺に好意を抱いてる? …………嘘だろ?


 召喚された当時の事を思い出していた俺を置き去りにして、エリアがグランク様の願いを渋々受け入れていた。


「う~~ん。 お父様の願いですから善処しようと思いますが、クレアと再会した時にあの娘の意思を確認した上で話を進めようと思います。 それで良いですか?」

「それで良い。 ふぅ、これで私が託せる物は全てお前達に渡す事が出来たから、もう思い残す事は無い。 エリアよ、最後にカバレイル辺境伯の元にいるミリアとクレアへ私の言葉を届けてくれないか?」

「…………お父様、最後とはどう言う事です?」


 両眉を下げて困ったように微笑むグランク様は、エリアの頭に手を置こうとしたが何故か引き戻した。


「10年間…………。 長く魔物でいる影響か、もう意識を保つ事が限界に来ているのだよ。 だから私が完全に魔物となって民達を襲ってしまう前に……、共也君。 君に私を討伐して欲しいのだ」

「え?」


 デュラハンとなったグランク様の命を、俺がこの手で絶つのか? エリアが居る前でそんな事……。


 またもグランク様から無茶なお願いをされた、俺の頭の中は余りの衝撃で真っ白になってしまうのだった。


ここまでお読み下さりありがとうございます。

グランク王から託された鍵は今後とても重要な意味を持つので忘れない様にお願いいたします。


次回は“王都脱出”で書いて行こうかと思っています。


 この物語を気に入った方がいらっしゃればモチベーション維持のため、ブックマーク登録、または評価ポイントを入れてくれると嬉しいです。



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