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【共生魔法】の絆紡ぎ。  作者: 山本 ヤマドリ
8章・10年の時間が経った惑星アルトリア。
162/286

継承。

 あれから1児の父親となっていた鉄志を助ける事が出来た事を心の底から安堵した俺達は、この10年でお互い起きた事を情報交換する事にしたのだが、その前に鉄志が俺達の後ろに居る人達が誰なのかを尋ねて来た。

 

「共也助かったよ。 それで結局お前の後ろにいる人達は一体誰なんだ?」

「私よ鉄志、久しぶり。 それにしても老けたわね……」

「五月蠅いぞ菊……流!?」


 フードを取って顔を晒した菊流に鉄志は最初は驚いていたが、すぐに何故かとても警戒した表情でジロジロと見ていた。


「お前……菊流だよな? 神聖国ヴォーパリアにいる菊流じゃないよな?」


 神聖国ヴォーパリアに居る菊流?


「鉄志あんた何を言ってんの? 私は今日地球から帰って来たのに、神聖国ヴォーパリアになんて行った事すら無いわよ!?」

「そうだよな……。 いや、それなら良いんだ……」

「ちょっと鉄志、自分だけ納得しないでよ、そんな言い方されたら気になるじゃない!」

「何故自分がそう言ったのか、その理由は後で説明するよ。 共也、今は他の人達を紹介してくれないか?」

「分かった」


 鉄志と同年代くらいまで若返った京谷父さん達を紹介すると驚かれはしたが、元々知っていた顔だった事もあり、すぐに皆の紹介を終える事が出来た。


「鉄志お兄様、お久しぶりです」

「その呼び方は……。 まさか木茶華ちゃんか? 君まで来たのか……」

「はい。 共也君と添い遂げる為に!」

「……共也? 確か俺にはリルと健全な付き合いをしろと言って無かったか?」

「誤解だ鉄志!! 俺と木茶華ちゃんは、まだそんな関係じゃ無いんだ!」

()()()

「……………次だ次!!」

「逃げるな共也! 詳しく教えろ!!」


 鉄志の追及を無視して、京谷父さん達の後に魔剣カリバーンの中で過ごして貰っていた天弧達に出て来て貰い紹介したのだが、鉄志の足にしがみ付いていたレミリアちゃんが6人をいたく気に入ってしまった様で、離れてくれなくなってしまった。


「痛いのです! レミリアちゃん、尻尾を触るのは良いけど、引っ張られると痛いから駄目!」

「空弧お姉ちゃん痛かったの? ごめんなさい……」

「ぬ、ぬぬ。 お、怒って無いから次からはしないでね?」

「うん!」


 天狐、空弧、タケ、ディーネ、ヒノメ、イリスの6人が、レミリアちゃんと楽しそうに遊んでいる姿を見て、鉄志が目に涙を浮かべていた。


「すまんな共也……。 レミリアはこの都市に同年代位の友達が居なくてな、一緒に遊んでくれる人が嬉しいんだろう。

 タケ達も大変だろうけど、少しの間で良いからレミリアと遊んでやってくれ」


 皆と一緒に遊んでいたタケは、レミリアちゃんの前で伏せをすると背中に乗る様に促した。


(レミリア、私の背中に乗って遊ぶか?)

「遊ぶーー!!」

(そら、気を付けて乗るんだぞ!?)

「わーーい! タケちゃんの背中って広いし、高ーい!!」


 楽しそうにはしゃぐレミリアちゃんの後ろには、何時の間にか乗り込んだイリスが落ちないように彼女を抱き抱えた上で、お姉ちゃん風を吹かせていた。 


「レミリア、私の方がお姉ちゃんなのですから、ちゃんと私の言う事を聞くのよ!?」

「はい! イリスお姉ちゃん!!」


 俺達はレミリアちゃんを天弧やタケ達に任せて、この店に来てからずっと気になっていた事を尋ねた。


「鉄志、ずっと気になっていたんだけど『ドワンゴ親方とサラシナさんの事だろ?』ああ、親方達は何処に居るんだ?」

「……………店の奥にいるよ、2人ともベッドで寝てる」

「鉄志、2人は何処か悪いのか!?」

「……………………」

「あなた……」


 母親となったリルちゃんが鉄志の肩にそっと手を乗せると、どの様な判断を出すのか心配そうに見ていた。


「…………リル、回復魔法が使えるエリア嬢が来てくれた事は多分偶然じゃない。 ディアナ様が導いてくれたんだろう」

「あなた。 じゃあ……」

「ああ、親父達を診察してもらおう……」


 鉄志はしばらく親方達を見せて良いのか悩んでいた様だが、エリアの回復魔法を期待して俺達を店の奥へと案内してくれる事になったのだった。


 そして、店の奥にある扉の前で止まった鉄志は、一度俺達の方に振り返った。


「みんな、親方達の症状はかなり悪い。 だから覚悟してくれ……」

「そこまで酷い状態なのか……。 分かった」


―――コンコンコン


「だ、誰だ………。 鉄志か?」

「そうだ親父、懐かしい客が来たから案内して来たんだ。 開けるぞ?」

「や、止めろ。 知り合いに今の儂の状態を見せたく……無いんだ……」

「駄目だ、今の親父だからこそ、今日来てくれたこの客と会うべきなんだ、開けるぞ!」

「や、やめ……」


 鉄志が親方が会いたくないと言う言葉を無視して扉を少し開けた瞬間、部屋の中から猛烈な腐臭が鼻を突いた。


「う!?」

「ぐ……、鉄志この臭いは!?」

「すぐ分かるよ……」


 鉄志が急いで部屋の中に入り窓を開け放った事で俺達も続いて入ると、そこには包帯を全身に巻かれた状態で、ベッドに寝かされているドワンゴ親方とサラシナさんの姿があった。


「鉄志何でこんな姿を客に……お、お前はもしかして共也か!? 生きて帰って来れたのだな、本当に良かった。 すまんな、お前達がやっと帰って来たのに、こんな姿をお前の目に晒してしまって……」

「共也、良く無事で帰って来たね……」


 そのあまりにも痛々しい姿に、俺は声を荒げてどうしてそうなったのか尋ねたのだった。


「ドワンゴさん、サラシナさんも一体何があったんですか!?」

「それは……ゴホ、ゴホ!」

「親父、詳しい事は俺が言うから、そのまま横になってろ……」

「済まん……」

「共也、一旦部屋の外に出よう……」


 鉄志に促されて部屋の外に出た俺達だったが、先程見た光景が忘れられずに立ち尽くしていた。


 その中で、医学知識を多少なりとも持っている砂沙美母さんが、鉄志に質問を投げかけた。


「鉄志君、あの部屋中に籠った腐臭はもしかしてドワンゴさん達の手足は所々腐り始めてるのかしら?」

「そうです……。 そして怪我の原因を作ったのは、ヴォーパリアに居る菊流が連れて来た兵士達が起こした事なんだ……」

「私??? 鉄志何を言ってるのよ、私は元々光輝の馬鹿の手によってに殺されてたのに、どうやってヴォーパリアの兵士を連れて行動出来るのよ!」

「自分だって分からねえよ! だけど実際に見た目は菊流ソックリな奴が、兵士を連れてこの王都に来ていたのは事実なんだよ!」

「……鉄志、今あなたが語った事は本当にあった出来事なんだね?」

「ああ……。 だからお前がここに来た時に自分は最初に聞いたじゃないか、俺達が知っている幼馴染の菊流なのかとな……」

「そうだったのね……。 それなら確かに警戒するのも当たり前だと思うけど、私はヴォーパリアに行った事すら無い事を自分の誇りに掛けても良いわ」

「もう疑って無いから安心してくれ。 だがそうなるとあの菊流に似すぎな人物は一体……」


 俺達がその人物の事で悩んでいる間に、砂沙美母さんはリルからドワンゴ親方の症状について説明を受けていた。


「そう、何か毒液のような物を掛けられた数日後から手足が腐り始めたと……。 冷華ちゃん、これは早急に手術しか、あの人達を助ける事は出来そうにないわよね?」

「そうね、様々な手術道具や麻酔が無いから地獄の苦しみになるだろうけど、エリアちゃんの回復魔法があれば何とかなるかもしれないわね……」

「本当ですか、砂沙美さん、冷華さんお願いします! 親父とお袋を助けて下さい!! 医者の見立てだと後数日の命と言われているんです!!」

「お願いします、お父さんとお母さんの2人の命を助けて下さい……」

「えっと、お願いちます、お爺ちゃんとお祖母ちゃんを助けてくだちゃい!」


 鉄志とリルちゃんは土下座する勢いで2人に頭を下げる姿を見て、レミリアちゃんも慌てて2人に頭を下げて、2人を助けてくれるように懇願した。


 だが、砂沙美母さんと冷華さんは3人の願いに渋い顔をした。


「鉄志君、あなたの願いを叶えて上げたいのは山々なんだけど、手術道具が全然手元に無いのよ。 こんな事なら地球から持って来るべきだったわ……、どうしましょう……」

「なら自分が今から全ての手術道具を作りますので待ってて下さい!!」

「い、今から!?」

「そうです!」


 そこからの鉄志の行動は早かった。


「リル、店に飾ってある鉄や銀で出来た装備品を持って来てくれ! 鋳つぶして手術道具を作る為の材料にする!」

「あなた、分かったわ!!」

「鉄志、俺達も手伝うよ!」

「助かる! 共也達は出来上がった手術道具を次々に煮沸消毒して行ってくれ!」


 俺達が鉄で出来ている防具や銀で出来ている装飾品などを掻き集めている間に、鉄志は窯に火を入れて手術道具を作る準備を始めていた。


「リル、今日は徹夜になるだろうから覚悟してくれ」

「えぇ、それくらいでお父さん達を助ける事が出来のなら安いものだわ!」


―――カーン、カーン、カーン


 鉄志とリルの2人が工房に籠って鉄を打ち付ける音が店中に鳴り響いていた。


「共也、何個か出来たから持って行ってくれ!!」


 受け取った手術道具を持って、砂沙美母さん達が手術の準備を進めている部屋に次々に運び入れて行く。


「お義母様、お湯はここに入れれば良いですか?」

「ディーネちゃん、ありがとう。 ついでにこの壺の中にも熱めのお湯を入れておいて」

「はい」

「共也、ディーネちゃんが張ってくれたお湯の中に出来た手術道具を入れて行って頂戴」


 ディーネが出した熱々のお湯が張られている瓶の中に、手術道具を入れて消毒をする。


「共也お父さん、火加減はこれくらいで良いのですかね?」

「そうだな、熱くなり過ぎない程度に温度調整しておいてくれ」


 ヒノメも部屋の温度を一定に保つ為に頑張ってくれている。


 親方、頑張って。


 店の中に鎚を打ち付ける音が響く中、気付いた時にはすでに外は真っ暗になっていた。


「もう夜中か……。 鉄志少し休憩した方が良いんじゃないか? このままぶっ続けだとお前の体の方が心配だ」

「はぁ、はぁ……。 もう夜中か……。 確かに共也の言う通りだな。 リル、丁度1個手術道具が完成したし、キリが良いから少し休憩しよう」

「分かったわ、レミリアは……」

「レミリアちゃんは、タケを枕に気持ちよさそうに寝てるよ」

(レミリアは僕が面倒を見てるから安心して!)


 タケの白くて大きな体に寄りかかって、幸せそうな顔で眠っているレミリアちゃんを見て、皆がホッコリとするのだった。


「幸せそうな顔をしてるわね、この娘のこんな顔を見たのは本当に久しぶりな気がするわ……」


 リルちゃんが、レミリアちゃんの頭を優しく撫でた時だった。


『ヒヒイイイイィィィィィィィーーン!!!』


「うわ、何だこの声は!? 馬の嘶きか!?」


 俺達は聞こえて来た馬の嘶きらしき声に対して咄嗟に耳を塞いだのだが、鉄志とリルちゃんは慣れているのか慌てた様子を見せなかった。


「鉄志、この馬の嘶きが何か知っているのか?」


 不思議に思い尋ねると、鉄志とリルちゃんはばつが悪そうにエリアの顔を一度見た後に、ポツリポツリと語り始めた。


 2人はエリアの顔を一度見たけど、何か関係があるのか?


「あの馬の嘶きが聞こえる様になった事の始まりは、10年前に遡るんだ……」


 鉄志はユックリと馬の嘶きが聞こえだした原因を語り出す。


「魔国との戦争が終わり、遠征軍の皆が笑顔で王都に凱旋した所でアポカリプス教団の連中が、奇襲した所までは共也達は知ってるか?」

「あ、ああ……」

「奇襲された上に一般の人達との見分けがつかない恰好をしている者もいた事で、兵士達は攻撃する事も出来ず、奴らに次々と殺されて行った。

 そんな遠征軍の全滅と言う2文字が頭に過り始めた時に、あの人が現れて遠征軍の人達を逃がしたんだ……」

「あの人って誰だよ鉄志!!」


 一度呼吸を整えた鉄志は、その人物の名を口に出した。


「………グランク王だよ……。 でも頭を脇に抱えていたから、生きているとは間違っても言えないだろうけどな」

「首を……。 まさかデュラハン?」

「多分な……」

「鉄志ちゃん、まさかさっき聞こえた馬の嘶きは……。 お父様の愛馬の?」

「あの日からずっとだよ。 遠征軍の皆を逃がした後はアポカリプス教団の奴等に好き勝手されないように、グランク王はこの10年間いつも夜になると民が虐げられない様に見回りをしてるんだ……。

 しかも意識が残っているのか分からないけど、王都に住んでいた人達には一切手を出して来ないんだぜ?」

「グランクお父様……。 そんな……」

「エリア……」


 先程嘶きが聞こえて来た場所に走って向かおうとしたエリアを抱き抱えて制止した。


「共也ちゃん、何で!?」

「エリア、落ち着いて。 今は駄目だ、ここまで治安が悪くなった街を女性が出歩くものじゃない……」


 今、シンドリア王都がどの様な状態か思い出したエリアは、渋々だが俺の言葉に納得してくれ、グランク王の元に行く事は諦めてくれた様だ。


「エリア、後日俺も一緒に行くから今は我慢してくれ……」

「うん……。 お父様、必ずあなたに会いに行きますからね……」


 そして、2人で椅子に座ってエリアを宥めていると、いつの間にか俺の腕に抱き付いたまま寝息を立てていた。


 俺はそんなエリアの寝顔を見ながら、今日1日で起きた事を思い出していた。


 今日1日で色んな事があったもんな、流石に疲れたか……。 地球から天界へ、そして崩壊したシンドリア王都に来た上に、死んだグランク王が……。 だもんな……。


 俺の肩に寄りかかって眠るエリアの前髪を横に流し、ユックリと眠らせる事にしたのだった。



「人から魔物への転化……。 私と同じですね共也さん……」

「ディーネもそうだったな、魔物から人に戻る事は……」

「無理……でしょうね。 何か奇跡的な手段で人に戻れたとしても首が切られている以上、人に戻った瞬間に……」

「そうか……。 鉄志、グランク王は夜の間ずっと見回りをしてるのか?」

「ああ、今の時間は貴族街の辺りを見回りしてるはずだ。 行くのか?」

「彼に会ってみない事にはどう判断して良いか分からないしな。 京谷父さん、冬矢さん、申し訳ないけど付いて来てもらって良いかな? グランク王に会ってみようと思うんだ」

「「分かった」」


 2人の了承を得る事が出来たので、未だに俺に寄りかかって眠り続けているエリアを抱き上げてベッドに寝かせると、グランク王に会う為に夜の都市へと繰り出すのだった。



 =【元シンドリア王都・貴族街】=


 グランク王と言われているデュラハンが来るのを、俺達は貴族街の一角にある瓦礫の山に身を隠しながら待っていた。


「共也、ここを本当に通過すると思うのか?」

「通るはずだよ、ここは王家の別邸だったからね。 もし本当にデュラハンの正体がグランク様なら必ずここは通るはずだよ」

「ふむ、確かに生前思い出のある所は守りたくなるものか……」

「父さん達はグランク様が本当に見回りに来たら出て来ないで、俺だけで彼と話してみるから」

「………危ないようならすぐ手助けに入るぞ?」

「ありがとう。 来たよデュラハンだ」


 通路の奥から青白い光に包まれた鎧が馬に乗り、こちらに向かって歩いて来た。


「それじゃ行ってくる」


 俺は意を決してデュラハンの前に飛び出すと咄嗟に剣に手を掛けたが、俺の顔を見た途端に剣の柄からユックリと手を放したのだった。


「おおぉぉぉぉ……、君は……共也君……か? 生きていたのか」

「その声はやはり……」


 声は左腕に抱えられている頭から声が聞こえて来ていた。

 その抱えられている頭を良く見ると、そこには俺の良く知るグランク王の顔がそこにあった。


「君がここにいると言う事は、エリアも生きて帰って来ているのか?」

「はい、俺と一緒にいます。 今はドワンゴ親方の工房で休んでもらっています」

「そうか……。 エリアは無事にこの王都に帰って来る事が出来たか。 ……これも運命かもしれんな。 共也君、今夜はもう時間が無いから多くを語る事は出来ないが、明日の夜にエリアを連れてここに来てくる事は可能か?」

「俺は構いませんが……。 何かあるのですか?」

「エリアの伴侶となった君に託したい物がある、だからエリアを連れて再びここに来てくれないか? 私達家族が幸せに過ごした思い出のあるこの別宅に……」

 

 グランク王は崩れかけている別宅を懐かしむ様に眺めていたが、朝日が昇り始めると徐々に体が薄くなって行き、朝日が地平線から顔を完全に出す頃には彼は微かな青い燐光を残して綺麗に消え去った。


『共也君、頼んだぞ』


 俺はエリアを連れて夜に再び会う約束をし、今日の所は親方の工房に戻る事にした。


(グランクさんは俺に何を託そうとしているんだろう……)


 エリアに何て言おうか悩みながら、父さん達を連れて皆の元へと帰るのだった。


ここまでお読み下さりありがとうございます。

ドワンゴ親方とサラシナさんはもう1人の菊流によって重傷を負わされている話しでした。


次回は“託された想い”で書いて行こうかと思っています。


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