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【共生魔法】の絆紡ぎ。  作者: 山本 ヤマドリ
6章・魔族と人族の戦争。
150/285

女神ディアナとの邂逅。

 今回の戦争で魔王グロウの討伐に貢献した転移組である私達と転生者であるルナサスは、いつの間にか白い部屋へと転移させられていた。


「ここは……」


 この部屋へ招かれた人々は興味深く辺りを見回していたが、部屋の1画に急に扉が出現すると、そこから背に真っ白い翼を生やしている上に、金髪を腰まで伸ばしている女性が深々とお辞儀をしていた。


「皆様、急に天界に招いてしまって申し訳ありません。 女神であるディアナ様がお待ちになっていますので、どうか私が立っている場所まで移動をお願いいたします」


 その翼を持つ女性に『皆さま』と告げられた私は慌てて周りを見渡すと、王都に居たはずの鉄志や、はぐれていた柚葉ちゃんもこの部屋に招かれている事に気付いた。


「鉄志! 柚ちゃん!」

「「鈴! それに皆!」」

「良かった……。 柚ちゃん、無事で良かった……」

「ごめんね。 スケルトン達に押し流されて別の場所で戦っていたのよ」

「ううん。 無事だったんだから謝らないで……」

「3人共、皆が移動し始めたから、取り合えずあの女性が居る所まで移動しよう」

「室生……。 そうしようか……」


 元々全く知らない場所に連れて来られたのだから、私達に拒否権なんてある訳が無いしね……。


「ええっと……。 あなたの名は……」


 ルナサスが彼女の名を尋ねると、まだ名乗っていない事を指摘された事で再び頭を深く下げた。


「これは基本的な事を失念していた事をお許し下さい、魔王ルナサス様」

「やっぱり私達の事は把握済みなのね……。 それであなたの名前を教えてくれるって事で良いのよね?」

「はい。 私は女神ディアナ様に仕えている戦乙女の1人、長女キャロルと申します。 残りの戦乙女の姉妹達は後ほどご紹介させていただきます。 では皆さま、私が立っている光る板の上に乗って下さい」


 キャロルさんの足元を良く見ると、確かに巨大な薄く光る板が浮いていた。


「うへぇ……。 下が透けて見えるからすっごく怖いんだけど……」

「ふふ。 皆様が乗られても壊れる事は無いので、遠慮なく乗って下さい」


 他の転移者達も、恐る恐るその光る板に乗り始めているのを私達は見送っていたが、部屋の中から最後の1人が板の上に乗った事で少しづつ上空に向かって進み始めた。


 え? これで全員なの!?


「キャ、キャロルさん!」

「はい、何でしょう?」

「私達の仲間が何人かここに居ないんですが……。 何故ですか?」

「それも含めて、後ほどディアナ様から説明がありますのでこのまま進みましょう」

「………………」

「鈴ちゃん……」

「魅影ちゃん、ちょっと、2人で話したい事があるから板の端に移動しよう」

「う、うん……?」


 私は魅影ちゃんを連れて行こうとしたが、彼女の背にジェーンが未だに背負われたままだと言う事に気付くと、愛璃ちゃんもその事に気付いた様で、代わりに背負う役を買って出てくれた。


「魅影、まだ気絶しているジェーンちゃんは私が背負うから、鈴と行って来て良いよ」

「愛璃ちゃん……。 お願いします」


 ジェーンちゃんを愛璃の背に乗せると、私達2人は光る板の端に移動した。


 キャロルさんの操る光る板はフワフワとしているが、足場はしっかりとしている言う不思議な感覚に全員が驚いていると、キャロルさんが手を上げると光る板の移動速度が上がった。


「皆様、ディアナ様がおられる場所までは、少し時間がかかるので自由にしていて下さい」


 キャロルさんの許可が出たので、私達は現状確認をする為に鉄志も交えて話し合いをする事となった。


「ねぇ、ダグラス……。 リリスちゃんを救出に向かった共也達が、ジェーンちゃん以外誰もここに居ないって事は……」

「愛璃。 そう言う事は今は言うんじゃない……。 ディアナって女神様が答えてくれるって言っているんだから、今俺達が共也がどうなったのかの予想を口にした所でどうしようもないんだ……」

「それはそうかもしれないけど……。 ジェーンちゃんが起きてくれたら、どうなったのか聞けるのだけれど……」


 愛璃の背中で未だに涙を流しながら気絶しているジェーンに視線を向ける幼馴染組だった。


「でもさ、ディアナ様から説明があるって言われたけど、覚悟だけはしておいた方が良いかもしれなな……」

「鉄志……」


 鉄志は愛璃の背で気絶しているジェーンの頭を1度撫でると、悲しそうな顔を向けていた。


 私達に不穏な空気が流れる中、光る板を操作していたキャロルさんからもうすぐ目的地に到着すると告げられる。


「皆様、もう少しでディアナ様がおられる領域に着きますので、降りる準備をお願いいたします」


 少しすると、前方に現れた白い雲に光る板が接触すると、その場で止まるのだった。


「皆さん、到着いたしました。 どうぞお進みください」


 そして、光る板から降りて眼前に広がった光景を、ここに来た全員が一生忘れる事は無いだろう。


 そこは天から陽光が優しく差し込み、通路の端に立ち並ぶ白い柱の下には豊かな緑が茂り、所々綺麗な小川が流れているという、何とも美しい場所だった。


「綺麗な所だね……。 何だか涙が出て来ちゃった……」


 私達が呆然とここの光景に見入っていると、キャロルさんが嬉しそうに微笑み掛けていた。 


「ふふ、皆様にこの天界を褒められるのはとても嬉しいのですが、ディアナ様がお待ちです。 そろそろ向かいましょう」


 我に返った私達はキャロルさんの案内の元、綺麗に敷き詰められた石畳の上を歩いて行くと1人の女性が質素な椅子に座っているのが見えた。


 彼女の存在に目を奪われていた私達だったが、通路の横に翼の生えた6人の女性が左右に分かれて立っている事に気付いた。


 そして、キャロルさんは嬉しそうに頷くと彼女達を紹介してくれた。


「通路に分かれて立って護衛しているのは私の妹達です、ディアナ様を紹介する前に彼女達の紹介をさせて下さい」


 そう言うとキャロルさんは、私達に6人の姉妹達の紹介を始めた。


「次女、アンナ」


 腰まで伸ばした綺麗な金髪をポニーテールにしている彼女は、青の目を瞑るとお辞儀をする。


「あなた達の活躍はこの天界から見ていましたよ。 この戦争を終わらせてくれたあなた達に感謝を……」


「3女、シシリー」


 桃色の髪を肩甲骨辺りまで伸ばしてウェーブさせているシシリーさんは、頬を左手で押さえてウットリとした目でこちらをジッと見つめていた。


「私も~~、あなた達の~活躍を~~見て『時間が無いのだ次行くぞ!』ぶ~~!!」


「次は4女の、サリナ」


 高校生位の体格のこの女性は茶色の髪を肩の辺りで切り揃えていて、こちらを茶色の目を細めて見ていた。


「ふん、誰もあんた達の事何て認めてないんだから、さっさと地上に帰る事を勧める〖パカ~ン!〗んぎ~~!! 痛いじゃないキャロルお姉ちゃん!!」

「時間が無いと言っただろう! こんな場面でツンを出して時間を掛けさせるな!!」


 この女の子はツンデレらしい……。


「5女、メープル」


 灰色の髪を結いあげて、灰色の目で流れて行く雲を眺めている中学生位のこの娘は、キャロルさんに呼ばれている事に気付いていないのか、未だに空をぼ~っと眺めている……。

「……」

「メープル!!」

「ほえ!? 私!?」

「もう良い!! 次!!」


「6女、シャルロット」


 黒髪をもみあげの所から小さく三つ編みにしている彼女は、掛けている眼鏡から見える目の色は黒。

 そして、先程紹介されたメープルと同じく、中学生位のこの娘は気が弱いのか集まった私達を前にすると常にオドオドと挙動不審な行動を繰り返していた。


「は、はい! 姉共々よろしくお願いします!!」


 彼女が勢いよくお辞儀をすると、背負っていたランスが猛スピードでダグラスに向かって飛んで行った。

 どうやら固定されてい無かった様だ。


「うおおおおお!! 危ねえじゃねえか!! 突き刺さってたら怪我じゃ済まなかったぞ!!」

「ごめんなさい! ごめんなさい!!」

「だからいちいちお辞儀をすんな!! 色々な物が俺に向かって飛んで来てるだろうがーー!!」

「ごめんなさい! ごめんなさい!」


 追いかながら頭を下げ続けるシャルロットだが、彼女が頭を下げる度に様々な物がダグラスに襲い掛かる。


「手前! 絶対わざとだろ!?」

「ごめんなさい! ごめんなさい!」


 2人は入り口まで走って行き、すぐに見えなくなってしまった。


「……最後。 7女、イリス……イリス?」


 イリスと紹介された女性が、いつの間にか居なくなっていて見当たらない……。


「ね! ね! お姉ちゃん!」


 私、鈴の袖を引っ張られる感覚に下に目線を移すと、そこにはイリスと紹介された小学生くらいの金髪を三つ編みで結んでいる幼女が、銀色の目をキラキラとさせながら両手を前に突き出していた。


「な、何かな?イリス……ちゃん?」

「その魔法袋の中にお菓子入ってるよね!? 頂戴!!」


 何とも庇護欲を誘う容姿を持つこの娘の願いを叶えて上げたくなってしまう。

 私がどうしようかと思いキョロキョロしていると、キャロルさんの雷がイリスちゃん?に落ちた。


「イリスーーーーーーーー!!! 今はディアナ様を紹介する場面だから、あれ程大人しくしろと言ったでしょうが!!!」


 キャロルさんが地響きを響かせながらとこちらに歩いて来るが、彼女を怒らせた原因のイリスちゃんは全く反省した素振りすら見せず、逆にキャロルさんが歩いて来た後方を指挿した。


「イリス、私の後ろに一体何があるって……」


 キャロルはイリスに指差された後方を見て絶句した。


「私はキャロル姉の指示に従うのみ!!」


 アンナは直立不動の態勢のまま、最初の位置から動こうとすらしてい無いからまだ良いのだが……、他4人が問題だった。


「あら~~。 あなた凄い胸筋ね~~、力也さんって言うのね~~? 触っても良いかしら~~?」

「ちょ、ちょっとシシリーさん、い、今は場所が場所なので~~!?」

「ふふ、じゃあ2人きりの場所なら触っても良いのかしら~?」


 力也も満更でも無いのか、シシリーに触られて嬉しいのか鼻の下が盛大に伸びている。


「ふん、この娘の寝顔より私の方が何倍も可愛いわ! 後で私の元に連れてらっしゃい、詳しく診て上げるから!」

「普通に心配だから後で診て上げるって言えば良いじゃん、サリナ姉……」

「五月蠅いわね、メープル。 もう空を眺める日課は良いの!?」

「うん。 今日1日はいつも通り、何も起きないみたいだから」

「…………今、目の前に何時もの日常じゃない事態が起きてるんだけど?」

「そう? う~~ん、分かんない!」

「そう……。 じゃあもう何も言わない……」


 メープルの言動を何時もの事だと判断したサリナが放置する事に決めたみたいだが、入り口の方からダグラスとシャルロットの2人が戻って来た。


「だから俺に向かってお辞儀すんなーーー!! 何でお前がお辞儀すると、刃物が無尽蔵に俺に飛んで来るんだよ!!」

「すいません! すいません!!」


 本来なら神聖な雰囲気の中、女神ディアナ様を紹介するはずだった場所は、現在カオスな世界が展開されていた。


「ああ……。 ディアナ様の威厳を高める為の演出が全てが台無しに……。 うう……、もうこいつらの長女辞めたい……」


 最初の威厳はどこかに置き忘れてしまったのか、それともこのキャロルさんが素の状態なのか、彼女は石畳の上に座り込むと、遂には膝を抱えて泣き始めてしまった……。


「キャロ姉が泣いてる! 鈴姉ちゃんから飴もらったから、姉にも分けて上げる!」

「イリスちゃんそれは悪手……」


 どうやらキャロルさんは相当の苦労人らしく、姉妹達を統括するのに凄く気を使っている様子だった。


「ふふふ、あなた達は相変わらず面白いわね。 でもね、今は私の願いを叶えてくれた人達とお話をしたいから少し……、大人しくしていてね?」


 その瞬間彼女の目が光ると、この場にいる全員がその神威に触れた事で全身を寒気が襲った。


「ディ、ディアナ様……。 申し訳ありません……」


 慌ててお辞儀する7人の戦乙女からは、大量の汗が頬を伝って地面に落ちていた。


 質素な椅子に座って事の成り行きを見守っていた女性は、透き通る様な銀髪を腰まで伸ばしている彼女の目は虹色に光り輝いていた。


 そんな彼女の視線を受ける中、その神威に何とか抗う事が出来ていたルナサスが、私達を代表してその女性に話し掛けた。


「不躾で申し訳ないが、あなたが女神ディアナ様で合っているだろうか?」

「ええ、合っているわ転生者ルナサス。 私がこの世界の創造神ディアナ。 ようこそこの天界に、歓迎するわ」


 ルナサスは、その透き通る様な女神ディアナの微笑みに頬を染めてしまい、何と言って良いのか分からなくなり言葉に詰まるが、何とか気を取り戻して話を進める。


「ディアナ様、私達を天界に召集したと言う事は何か用事があってのことでしょうか?」

「ええ、あなた達の活躍によって、地上に住んでいる我が子達の命が魔王グロウの魔の手から守られました。 そんなあなた達が私のお願いを叶えてくれたお礼に、用意したスキルのリストの中から1つ選んでもらい、それを送ろうと思います」


 それを聞いたここに集まっていた他の転移者達は喜んでいたが、私達はどうしても聞きたい事があってしょうがなかったが、中々切り出すきっかけが掴めないでした。


「えっと。 鈴さん……、で合ってるのかしら? 私に何か聞きたい事があるみたいだから、遠慮なくどうぞ?」

「え? 良いの?」

「鈴姉達を招いたディアナ様が良いって言ってるんだから、今の内に聞いた方が良いよ?」

「イリスちゃん……。 ふぅ~~。 ディアナ様」

「はい」

「その……。 私達の幼馴染が数人この空間に居ないのは何故なのでしょう……。 も、もしかして……」


 その質問を鈴が口にした瞬間、ディアナ様はとても悲しそうな顔をした……。

 その時点で私達は察してしまった……。 共也達は……。


「ごめんなさい……。 残酷な事を告げる事を許してちょうだい……」

「では、やっぱり3人は……」

()()の内1人は今回の戦いで亡くなったわ……。 菊流と言う名だったかしら、光輝と言う男によって殺されたわ……」

「菊流ちゃんが……、亡くなってる!? しかも殺したのは、光輝!? 理由は後で聞きますが、他の2人はどうなったのですか!?」

「与一さんは、氷魔将コキュートスとの闘いで「永久氷結」のスキルによって死ぬ事は無いけど、残念ながら……」


 ディアナ様の言葉に私達は目の前が真っ暗になる思いだった……。 だけどまだ共也がどうなったのか告げられていない! 


「と、共也はどうなったの!!」


 ディアナ様はその名を聞いた途端に首を横に振る。


「共也さんがどうなったのか、私には分からないのです。 リリスの送還魔法によって2人は地球に送還されたので、どうなったのか結果を知る術を今の私は持ってい無いのです」

「え? 地球!? 2人!? そう言えばさっき、ディアナ様はここに来る予定の人数を4人って……。 それって、エリアの事だよね? 何で現地の人間のエリアがここに招かれるはずだった人物なの!?」

「そうです! ここに居る人達はディアナ様によってこの惑星に招かれた転移者、またはルナサスさんの様な転生者のはずです! でもエリアちゃんはこの星に生まれて……。 まさか……」


 魅影は途中まで喋った所で、ある可能性が思い浮かんだ。 


 ディアナ様は悲しそうな顔をしたまま、先程までの話しの続きを再開した。


「それも後ほど説明させて頂きますが、2人が送還される直前までの事はお伝え出来ます。 共也さんと言う方は光輝と言う男から呪いの剣を腹に刺されてしまい、瀕死だった事までは分かっています」


 また光輝か……。 今度見かけたら殺してやる……。


 鈴、そして魅影は、歯茎から血が流れる位に強く噛みしめた。


「聞きたい事は山ほどありますが、今は私達以外の方のスキル付与の儀を先に済ませて上げて下さい……」

「ありがとう……。 彼等の報酬が終わったら後で必ず説明する時間を取りますから、あなた達はここに残っていて下さい。

 ではスキルボードを表示しますから、各自欲しいと思ったスキルを選んで下さい。 スキル付与が終わった方から地上へ帰還させますので」


 こうして私達以外の転移者達は、スキルを選んで付与されると、ディアナ様によって地上へと戻って行った。


 私達幼馴染組がこの場に残り続けていると、ディアナ様が新しい光る板を生成すると乗る様に促した。


「共也さんの結末を説明する前に、もう少し落ち着ける場所に移動しましょう。 そこでもっと詳しい説明をさせて頂きます。 何故今代の勇者の称号を持つ光輝と言う方が暴走したのかを」


 ディアナ様は私達が光る板に乗ったのを確認すると、私達をさらに奥へと連れて行く為に板を起動した。


 私達は菊流の死と、与一に2度と会えなくなってしまった悲しみの想いを抱きながら、ディアナ様の背を見続けるのだった。


ここまでお読み下さりありがとうございます。

次回で出来るならディアナ編を終わらせて、地球にいる共也の話しを書こうと思うのでもう少しお付き合いをお願いします。


次回は“女神ディアナの願い”で書いて行こうと思っています。

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