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【共生魔法】の絆紡ぎ。  作者: 山本 ヤマドリ
6章・魔族と人族の戦争。
120/284

人類の未来を掛けての出陣。

「朝か……。 起きないと」

「パパ。 行くの?」

「ああ、リリス姉ちゃんを助けに行ってくるよ、マリ」


 オートリス国に向けて出陣する日の朝が来た。


 俺は隣で寝ていたマリにリリスを助けにオートリス国へと旅立つ事を話すと、何故かマリは頬を膨らませて不満そうな顔で俺を見つめていた。


「何を言ってるの? 私も行くに決まってるじゃない! パパに対する魔法攻撃は私の海龍魔法で防ぐんだから!」

「いや、でも、かなり危険だよ?」

「それでもだよ! 私だってリリス姉ちゃんを助けたいって思ってるんだから!」

(共也、私とスノウがマリを守るから一緒に連れて行って上げよう?)

(私もマリのお姉ちゃんなんだから、きっと守り切ってみせるよ!)

「ディーネ姉、スノウ姉、ありがとう……」

(私も忘れないで下さいね!)

「うん、勿論だよヒノメ」


 俺は散々迷ったが、ここに置いて行って心配を掛けさせ続けるよりはと思って結局同行を認める事にしたのだった。


「わかった。 でもちゃんと俺の言う事を聞くんだよ?」

「やった! ありがとうパパ!!」


 こうして俺達は結局契約した4人全員で戦争に参加する事となったが、戦争なんてした事が無い俺達が参加して大丈夫なのか不安でしょうがなかった。


 そして俺達が準備を終えて庭に出ると、そこにはと俺達と同じ時期に召喚された人達もいたが、今回ばかりは自分達の命が掛かっているので戦争に参加する事となってしまった。

 だが彼等、彼女達はガチガチに緊張して手が小刻みに震えているのが遠くからでも分かる程だった。


 俺達が大勢集まった人を眺めて居ると、横から大柄の男の人が俺に声を掛けて来た。


「おはようございます。 あなたもこちらの世界に召喚された1人ですよね?」

「はい、そうですが……。 あなたは?」


 全身フルプレートに身を包み、タワーシールドと片手斧と言う重装備を纏った人に話し掛けられた。

 俺が同じ召喚された者かどうか不安だったのだろう、最初はオドオドしていた彼だったが同じ転移者だと分かると安堵した顔をしていた。


「俺は|山根 力也(やまね りきや)30歳♂だ、よろしく頼むよ、最上共也君」

「何だ、俺の事知ってるじゃないですか」

「あはは、ごめんごめん。 流石に話した事が無い人にいきなり名を言うのは失礼かなと思ってね、同じ日本人の君なら分かるんじゃないかな?」

「まぁ、はい……」

「だろう? まあそう言う事だ。 悪気は無いから勘弁してくれ。 これから一緒に戦争を戦う仲なんだしな」

「はい、よろしくお願いします。 やっぱり山根さんもこの戦争に参加する事になったんですか?」

「力也で良いよ数少ない同郷の者だしな。

 流石に今回だけは俺も参加するよ。 しかしな~、やっと訓練も一段落付いてこれから実戦で経験を積んでから前線に、と思っていたら初陣がこの世界の人達の命運を左右する戦場になるなんてな……」


 初陣がこの戦いだなんて、この人も運が無いな……。

 いや、逃げ出してしまっても誰も文句は言えないこの戦いに参加してる時点で、この人は心が相当強いんだろうな……。

 俺も油断しないようにしないとだな。


「それは大変ですが、知り合い同士でフォローし合えば何とかなるかもしれませんから頑張りましょう!」

「共也君、おじさんが危ない時はフォローをよろしくな?」

「はい!」


 力也さんは俺と固く握手を交わすと、他の転移者達に挨拶に向かって行った。


「同じ転移者と仲良くなれて良かったじゃないか、共也君」

「この声は」


 聞き覚えのある声で話し掛けられたのでそちらを向くと、辺境伯領に戻ったはずのレイルさんがそこに立っていた。


「やっぱりレイルさんじゃないですか。 領地経営の方は大丈夫なのですか?」

「そちらは妻に任せて来たから大丈夫だ。

 私は手薄になる王都を守護するために兵力を率いて来たのだが、丁度到着した所に共也君を見つけたと言う訳だ」

「そうだったんですか。 では一緒に出陣する訳じゃ無いんですね?」

「そう言う事だ。

 人類の未来を勝ち取る戦いは君達に任せるよ。 その代わり私は君達が帰って来るべき場所を守る任務に就くんだ」

「レイルさん……。 必ず生きて帰って来ます」

「あぁ、きっと生きて帰って来るんだぞ!」


 俺とレイルさんは握手を交わした所で、兵隊達が集まり始めていた中庭に視線を移した。

 

「さあ、お待ちかねの援軍が到着したみたいだぞ?」

「え?」


 レイルさんの言葉を聞いた俺が中庭に視線を移すと、そこには何匹ものワイバーンに乗った竜騎士達がが兵士達の誘導に従い着陸態勢に入っている所だった。


「ケントニス帝国からシグルド隊長率いる竜騎士隊が到着されました!!」


 ワイバーンから降りたシグルド隊長は兜を脱ぐと、脇に抱えて仮設テントの前に居るグランク様の前に歩み寄ると固い握手を交わしていた。


 時を同じくして広場の端に黒い穴が開き、そこから続々とエルフの兵士達が現れた。


「続いてノグライナ王国からリリー女王率いる魔法兵団と、キーリス近衛兵長率いる弓部隊が到着されました!!」


「女王のリリーが、この戦いの為に来たのか!?」


 シグルド隊長がグランク様の要請を受けてここに来たのは分かるけど、ノグライナ王国の代表であるリリーの参加はちょっと意外だった。

 だが、頼りになる存在なのは確かなので彼女が参加してくれた事を心から感謝した。


 それはグランク様も同じだったらしく、先に合流したシグルド隊長と一緒に驚いた表情を見せつつも、リリーの参戦を歓迎するのだった。


「シグルド、それにリリー女王様まで参加してくれるとは、感謝に堪えません。

 それよりキーリス近衛兵長までここに来ている様ですが、本国の方は大丈夫なのですか?」

「えぇ、父と母が臨時で代表に復帰してくださいましたから問題ありません」

「ならば此度の戦では切り札として頼りにさせて貰います」

「ええ、ところでジュリアお姉様は何処に居るのかご存じないかしら?」

「まだ見掛けていないですから、まだ参加する冒険者達の名簿を纏めているのではないですかな?

 あと少しで予定の時間なので、待っていれば会えるはずですよ」

「そう? なら待たせてもらうわね、この宝具を渡さないといけないし」


 リリーの手には、とても凝ったデザインの腕輪が握られていた。


「グランク様、お久しぶりです。 ハーディ皇帝からの手紙です」

「ほう?」


 その場で手渡された手紙を開封し読み始めると、昔馴染みからの手紙らしく砕けた口調で簡単に書かれていた。


『グランク。 今回の戦が終わったら3人でまた酒を酌み交わそう。 勝つぞ! ハーディより』


「ふっ。 あいつらしく短い文章だな。 シグルド隊長、この手紙の中に書かれている様に生きて戻れたら、3人でまた昔みたいに酒を酌み交わそう」

「その時が楽しみですな!」


 冒険者達も続々と集まり始める中にジュリアさんもいたが、今まで見た事が無い装備を纏い中庭にいる俺達の前に現れた。


「ジュリアさん!」

「共也君、残念ですが人の命運を懸けた戦いが遂に始まってしまいまうのですね……」

「はい。 それでジュリアさん、トーラスからの説明の内容はもうそちらに届いていますか?」

「うん、届いてるわ。 リリスちゃんが必死にこの戦争を終わらせようとしてくれてた事もトーラスからの手紙に書かれてあったわ……。

 彼女を必ず助け出さないとね、共也ちゃん」

「リリスの奴を助け出して、平和な世の中を一緒に見て回るんだから、きっと助け出しますよ」

「お願いね共也ちゃん。 私は強敵を抑える役に回る事になるでしょうから、手助けは期待しないでちょうだい……」

「分かりました。 それにしてもジュリアさんの装備……、凄く豪華な作りですね」

「ふふ、私もこの装備を纏うのは数十年ぶりだけど、共也ちゃんの言う通りちょっと派手ね……」

「でも似合ってますよジュリアさん」

「に、似合って!? こ、こら! 大人の女性を揶揄うものじゃ無いぞ共也ちゃん!」


 急に顔を真っ赤にしたジュリアさんは両手で〖ポカポカ〗と擬音が付きそうな位軽い打撃が俺に加えられ続けていた。


「むう! 今度お姉さんを揶揄ったら冒険者ランクを落としますちゃいますからね!」


 片頬を膨らませて睨んで酷い事を言い始めたジュリアさんに、俺は慌てて非難した。


「それは流石に職権乱用じゃないですか!?」

「だから警告したじゃないですか、次お姉さんを揶揄ったらって」

「分かりました……、気を付けます」

「よろしい! 流石共也ちゃんは物分かりが良いわね!」


 背伸びをして俺の頭を撫でるジュリアさんに何も言う事が出来ずにいると、背後から走って来る足音が聞こえて来た。


〖タタタタタタッタッタ!〗


「とう! お姉様!!」

「ぐふ!」


 俺達が会話している最中なのに、リリーが走って来るとジュリアさんに抱き着いた影響で彼女が盛大に咽てしまっていた。


「げほ……。 リリー、別れてからまだそんなに日も立ってないのに、この娘ったら……」

「えへへ、ごめんなさい。 お姉様を見かけたら嬉しくなってしまって抱き着いてしまいました。

 あとお父様達からこれをジュリアお姉様にって」

「これって……【宝具ニ―ベル】じゃない! あれだけ国の外に出す事を渋っていたお父様が?」

「それだけ今回の戦いは負けられない、と感じているのだと思われます」

「…………分かったわリリー、お父様の覚悟を受け取るわ。 ニ―ベルをありがたく頂くわね」

「はい! ジュリアお姉様に渡す為に持って来たのですから遠慮しないで下さい!」


 ジュリアさんがリリーからその腕輪を受け取って嵌めるとゆっくりと縮み始め、少しすると彼女の腕にピッタリの大きさとなった。


「これがあればどんな魔将でも互角以上に渡り合う事が出来る」

「お姉様、共也、必ず勝ちましょうね!」

「「あぁ、必ず勝とう」」



 こうして他国からの増援も到着した事でこれから出陣式を行う事となり、この部隊を集める事を提案したグランク様が一際高い場所に立つと激励の言葉を送るのだった。


「……集まってくれた皆の者にまずは感謝を。

 すでに知っている者も多くいると思うが、魔王グロウによって魔王リリスの治めていたオートリス国は陥落した。

 そして信頼出来る情報筋により、魔王グロウはその合わせた2国の勢力をもって人類全てを抹殺するつもりで現在も進軍準備中との事だ。


 参加してくれた皆の者に伝えるべきかどうか悩んだが伝えておこうと思う。

 この人と魔族の戦を始めた魔王リリスだが、実は魔王グロウの能力によって操られていた事が判明している」


〖ざわざわ……、ざわざわ……〗


 魔王グロウの能力で魔王リリスを操る、その事を知らなかった人は大小様々な反応を示していた。


「その操られていた魔王リリスだが、実はこの都市に来ていた事が有ったのだ。

 その時にあるアイテムによりグロウの精神支配から離脱する事に成功すると同時に、我々と会談する程友好関係を築く事が出来たのだが……。

 終戦させる為に部下達を説得する。 それを実現する為に彼女は自国へと戻ったのだが、グロウが卑劣な手段を使い制圧していたのだ。


 魔王グロウは我々だけでなく、同族ですら関係無く自分の都合の良いように考えを捻じ曲げさせる。

 そんな奴が純真な娘の心を捻じ曲げて戦争を起こさせた事を聞かされた時、私は激しい怒りが込み上げて来たのを覚えている。


 君達にも想像して欲しい、自分の子供が他人に操られ自分の意思とは違う行動をさせられていたとしたら、私は決して許す事は出来ないという結論となった……。


 これから戦場に向かう者達に言う事では無いかもしれない、だが出来たらで良いから君達に願いたい事がある……。

 出来たら、出来たらで良い……。 魔王リリスでは無く1人の少女を魔王グロウに手から救い出して上げて欲しい……この通りだ……」


 グランク様が静かに頭を下げる姿に誰も言う事が出来ないでいると、シグルド隊長が1歩前に歩み出た。


「あなたの言い分は分かった。 だが何故そこまで拘るんだ、操られて来たとは言え多くの人類を苦しめて来た奴だぞ?」


 シグルド隊長の言葉に、後ろに待機している多くの人達が頷くのが見える。


「リリス嬢の屈託の無い笑顔が重なって見えたのだ」

「誰に?」

「私の娘達にだ、そう思ってしまったらもう敵として見る事は出来なかったよ……」

「娘か……、俺にはまだ居ないが……そうか……。 他の者達はどうだ? 俺はグランク王と昔から知ってるから願いを聞いても良いと思っている。

 他の者で何か意見のある者は今の内に言っておけ、出陣すれば意見を言う事も難しくなるからな」


 良い顔をしていなかった者達も、いざ苦情を言う段階になるとさすがに尻込みをしてしまう様で、その場で小さな声で言い争いをするだけだった。

 

「おい、お前がさっきまで……」「何を言ってやがるお前も……」


 至る所から言い争う声が聞こえるが誰も前に出て来ない。

 このまま出陣する事になるのかと思い始めた時だった。


「では私から質問をよろしいですか?」

「リリー女王、どうぞ」

「魔王リリスは私達の命を天秤にかけてまで助ける価値のある人物だと、本当に思っておられます?」

「それはどういう……」

「戦闘が始まれば皆が自分の命を守る事で必死となります、さらにそこから魔王リリスの救出となると難易度も跳ね上がります。

 それを踏まえてもう1度お尋ねします。

 魔王リリスは私達の命を懸けてまで助ける価値のある人物なのですか?」 


 リリーの真剣な質問に答えたのは、グランク王では無く別の人物だった。


「リリスちゃんを助ける事に、私達の命を懸けても良い価値がある事は私が保証しますよリリー」

「ジュリアお姉様!?」


 そう、リリーの前に現れたのは彼女の姉であるジュリアさんだった。


〖おい、ジュリアさんだぞ…… どうして魔王リリスの事を知ってるんだ……〗


 集まっていた冒険者や兵士達もジュリアさんの言葉にざわつき始めていた。


「ジュリアお姉様も魔王リリスの事を知っているのですか?」

「えぇ、私もこの国に来訪した時に一緒に都市観光をして回りましたからね」

「と、都市観光ですか!? 魔王と一緒に!?」


 魔王と都市観光……、周りにいる人達も流石にそれは嘘だろう? と思っているようだが、彼女の言葉は続く。


「誤解しないでねリリー。 私も最初リリスちゃんを紹介された時は、冒険者達の仇を取る事も考えたわ。 でもね、1日一緒に行動した時に感じたのよ。

 あぁ、この娘は元々とても優しい娘なのだとね」

「お姉様まで……。 お姉様は魔王リリスを助け出す事には賛成なのですか?」

「むしろリリスちゃんを助け出さないと、何時まで立ってもこの戦争を終わらせる事が出来ないと思っている位よ?」

「………お姉様がそこまで言うなら……。 私達エルフ組は魔王リリスの救出に賛成したいと思います」


 リリーが賛成してくれた事で、今まで様子見をしていた他の人達も賛成の声を上げ始めた。


〖ジュリアさんがそう言うなら俺も助ける事に賛成しようかな……〗〖あぁ……。 俺もジュリアさんに散々世話になって来たんだ、あの人の言う事なら信じられる〗

〖お前、魔王リリスって娘を助け出して良い関係になろうってつもりじゃないだろうな!〗

〖ち、ちげえし! 俺はむしろジュリアさんに……〗

『「「「それは全冒険者を敵に回す行為だと分かって言ってるんだろうな!?」」」』


 集まってくれた冒険者や兵士達もリリスの救出に賛同する方向に傾き始めると、次第に否定的な意見も鳴りを潜めて行った。


 そこで改めてシグルド隊長がグランク王に尋ねた。


「ふぅ。 これで俺だけが反対していたら完全に悪者じゃないか。

 グランク王にもう一度お尋ねする。

 本当に魔王リリスを助け出す事が、この悲惨な戦争を終わらせる事になると誓えるのか!?」


「誓う……。 助けてやってくれリリス嬢を」

「良し誓ったな!! ケントニス帝国竜騎士隊に告げる! 魔王グロウの野望を砕きつつ1人の少女リリスを救出する。

 この事はハーディ皇帝から指揮権を預かっている私の独断だ。

 だからこの作戦に反対意見のある者は帝国に帰る事を許可する! だが賛成の者は無言を貫け!!」


〖・・・・・・〗


 結局竜騎士隊は誰1人として帰国する者は現れなかった。 


「ならば竜騎士隊の目標に魔王グロウの撃破の他に、リリス嬢の救出も加える事とする。 お前等、槍を掲げて精一杯の声を出せ!!!」


〖ガシャガシャガシャガシャ!!〗


「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ~~~~!!」

「俺達冒険者組もリリスの救出に賛成するぞ!!!」

「私達エルフ組もよ!」


 次々と上がる歓声に、リリスを知っている者達は目頭が熱くなる思いだった。


(リリス、皆がお前を助けるために動こうとしているぞ……。 必ず助けるから死ぬんじゃないぞ……)


 そしてグランク王が最後に檄を飛ばす。


「必ずリリス嬢を救出して、この悲惨な戦争を終わらせるぞ!! 勇者達よ生きてまた会う事を願っている……。 出陣せよ!!」

「行くぞ~~~!!!」

「おおおおおおおおおおおおおお~~~~~!!!」


「グランク待ってろ、必ず朗報を持ち帰るからな!!」

「あぁ、シグルドの方こそ、この軍の総大将を任せたのだ、生きて帰って来いよ!!」


 こうして俺達は魔王グロウ討伐とリリスの救出のために、勝てるか分からない決戦に向けて魔国オートリスに向けて進軍を開始するのだった。


ここまでお読み下さりありがとうございます。

とうとうオートリス国に向けて出陣する事となりました。向こうではどのような戦場となるのか分からない状況となります。

次回は“誤算”で書いて行こうかと思っています。

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