９・冒険者になっちゃいました！？
とりあえず、冒険者の試験には合格できた。
ひとまず今は宿代くらいは稼がないと。
「ギルドの依頼って結構いろいろあるのねー」
モンスターなどの盗伐依頼や、物資の配送、資材収集とか、色々ある。
「とりあえずこれにするか」
そういって私が手に取ったのは『薬草採取 難易度２』だ。
「この世界に来てからずっとやってて慣れてるからこれがいいかな」
まあ、薬草採取なんて私が今手持ちで持っている薬草渡せばすぐ完了なんだけど、
さすがにそれはダメかな・・・
「この依頼お願いします」
「薬草採取ですね、人数は１人ですか？」
「はい！」
「なら、薬草一束で銅貨１０枚となります」
結構高いな・・・
…そんな感じで宿代を稼ぎながら、４週間後…
「もう４週間もたったのか」
なんか夏休みみたいであっという間だったな・・・
「そろそろ王国に戻るか」
みんなどのくらい強くなってるんだろ？
そういえば、私って生徒会だったよね・・・・
何もやってない、完全に忘れてた。
「てか、生徒会長にもあったことない・・・」
と、とりあえず今はそんなこと忘れて・・・
今は王国に帰る！
また３日くらいかけてゆっくり帰ろー
…そしてエルカムゼを出発してから２日後…
「もうそろそろ王国かな・・・ん？」
森の奥で香山が何か慌てている様子で走っていた。
香山？どうしたのかな？
「香山さん、どうかしましたか？」
「なっ名屋さん！？」
「何か慌ててる様子でしたけど・・・」
「大変！学園が燃えてるの！」
「えっ・・・」
この部分で『旧・薬草採取してたら女神になっちゃいました！？』は終わりです。
続きを書く気はありません。
新バージョンの『薬草採取してたら女神になっちゃいました！？』はこの作品より、かなりダークシリアスになっています。こちらもご覧ください。
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