女神との邂逅 4
女神との邂逅 4
女神の言葉が自分に大きく跳ね返ってくるようだった
別に・・・捨て身の技を放ったことが正しかったか?もっと違うやり方で勝てたかもしれない
自分の中でやったことが正解か間違いだったかを考えてしまう・・・でもどれだけ考えても・・・私の・・・答えは・・・何が正解で間違いだったのだろうか・・・結局、疑心暗鬼で
死んだ今でも答えなんて出せないでいる…まあ答えなんて出ないでもいいか・・・倒したんだし
自画自賛で自分の世界に耽ていた時・・・
「いやらしい妄想でもしてるんですか?本題に入りたいのですけど?」
女神の声に気づき気持ちが上の空に行っていたのですぐに気を戻した。
もちろんしてない!とも付け加えておいた。
あれ?対象の心読めてるなら・・・答える必要なくない?
なんでもかんでも口に出す必要性ないとさすがに察した。このちびっ子(神)は対象の心読めるんだった
「まあ、おおかた街がぼろぼろにして非難している人の悲しむ姿を見ることを考えたら自分を犠牲にして被害を最小限に抑えるためにやったのでしょうけど」
全部丸見えじゃん・・・もう、もはやしゃべらなくていい気がしてきた・・・間違えてはないけど
「ああ、それと1つ補足しておきますね。あなたが闘ってぼろぼろにした街なんですけど私の女神パワーで直しておきましたよ?ほら?」
女神が人差し指を立ててモニター?みたいなやつでスノーハートがルキア―と闘った場所だ。女神の言った通り街はキレイに元通りになっているし避難していた人も戻っている・・・でもきづいたことは白雪桜花は帰宅中にトラックと接触し死んでいるということ。
いやあこのチビ女神ここまで細工するか・・・ちょっと感心する。しかしこれでなぜわたしが生きているのかは推理ができた(半分は憶測だけど)
「だいたいのことはわかったからさ?早く2つめのあなたのこと教えてよ?」
「せっかちな人ですね・・・では本題の2つ目女神の子と少し説明しましょうか」
女神は予想はおろかその時のわたしの心は読んでなったのだろう
すこしびくっとしたようにも見えたから。それ以上になんだろうか
何か変な要求されそう・・・
5に続く
お待たせいたしました。
女神との邂逅の続き4完成しました。
少し期間の空いたのでリハビリということで長い目で見てやってください
それでは何か意見やコメントがあればぜひ
今後とも、光ヶ丘希をよろしくお願いします。