戦闘少女は生きていた時の記憶を振り返るそうです。3
荒れ果てた都心の傾きかけたビルの陰に隠れていたスノーハート
誰が見てもかなり弱りかけてる何のも一目瞭然
呼吸はあがり、戦闘スーツはほぼボロボロ下着なんて丸見え状態。一撃食らうと下手すれえ死ぬレベルまで来てる。しかしどれだけ休息しても闘いは不利になる。
これ以上街は破壊できない。いくら勝って街を修復できるとしてもこれ以上は心が痛い。
やばい覚悟が決まらない・・・死ぬのが怖くなってきた・・・死んだらパパとママどんな顔するかな・・・
少しの間考えた・・・涙すら零れ落ちてきた・・・
すると足音が・・・近くでも来てる・・・・・・・・・・・・・・・決めた!!!
近くまで来てる魔王に姿を現すように飛び出た。
「?!・・・血迷ったのか?そのまま隠れていれば少しは長生きできたものを敵の前に現れるとは」
「本音を言うとこのまま闘えば負けるのが目に見えてる・・・だから・・・この一発であんたを倒す!!」
氷点下100℃を超す氷の冷気を両手の掌に精一杯ため込み波動派を打つように
「全てを零にする絶体零度の波 アブソリュートフォースホワイトブリザード!!!
ルキア―もとっさのことにまったく反応できずしまったという顔をして
「このっクソガキがああああああ」
一瞬の出来事のようにルキア―氷漬けにしてしまい数秒たち跡形もなく粉砕した。
全てが終わった・・・魔王に勝った・・・けど
「・・・身体に・・・力が・・・はいらない・・・もう・・・だ・・・・・・め・・・」
せっかくルキア―に勝ったのにその場に膝をついて倒れ込んだ・・・
それもそのはず、この技・・・アブソリュートブリザード諸刃の剣でもある必殺技だから。
対象の敵を絶対に殺す代わりに自信の体力も気力も全て奪われ高確率で死んでしまう可能性が99%の確率で起きる。もちろん使うのは今回が最初で最後。
そして、大魔王ルキア―を撃破に成功したスノーハートこと『白雪桜花』は享年16歳の若さで戦死した。
そして、この後、焼け野原になった街と避難した人々はその時の記憶はなくしていてまるで平和で争いのないこの街に戻っていたが、1部の住人の噂では幸せそうに眼を閉じた魔法少女のコスプレをした女の子がいた・・・と
次話に続く
どうもお待たせしました。戦闘少女は生きていた時の記憶を振り返るそうです。全3話これにて終了です。
さあ続いては女神との邂逅です。
近日中に作成します。
ここまで読んでくれている方には感謝しかありません。
ぜひともここをこうしたらいいというところがあればTwitterでもいいのでご指摘お願いします