1話 ~出会い~④
* * *
麗美「……ま?…みさ…ま?……神様っ、気がついた?」
冬来「う~ん…〇※□卍〒△÷♂×♂♀◎15!?!?!?」
麗美「…えっと、大…丈夫?一度落ち着こうか。」
オチ…フゥ―――……落ちツ…ん?落ち着けるだロウか、こんな状況デ。
冬来「………。」
麗美「……落ち…つい、た?」
冬来「ヴェルガモスコアラぁ。」
麗美「…はぁ?」
冬来「…あう……。」
マたおーばーひーとしそう…。
だって、それは夢なんてものではなく、
麗美「…君、脳は正常に作動している?」
確かにココに“存在した”んだ。
冬来「………ぃ。」
麗美「…い?」
ぼくがずっと追い求めてきた愛しくて愛しくてたまらないもの、
冬来「……かい。」
見間違えるはずもない、
麗美「…何?」
そう…、
冬来「…ぅかいっ。」
麗美「…え?」
冬来「≪妖怪≫!!!」
麗美「……え、あ…うん……ん?」
冬来「妖怪、でしょっ!?」
麗美「…えっと、そうだ…
ぎゅうっ♡
麗美「っ!!…ちょっ、急にどうし…
冬来「~~~~っ!!妖怪っ妖怪っっ妖怪だぁぁぁ~~~っっっ!!♡♡♡」
麗美「!?!?…ちょっと待ってっ、一回落ち着こう?ね?」
冬来「うんっ♡♡♡♡♡×∞」
* * *
冬来「えへへへへっ♡♡♡」
麗美「…気は済んだかい?」
冬来「ううんっ!ぜんっぜん!!」
麗美「…そうか、じゃあ話を進めようか。」
冬来「うんっ!!!」
麗美「…じゃあ改めて、きちんと自己紹介をしようか。」
ふふふっ…え?あ、話が進まない?はいっ!
生まれたての理性が働きます。