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妖怪の嫁入り  作者: ルナ☆
第壱章 ~神様巡り~
6/16

1話 ~出会い~①

冬来(とうら)「なんだろう…これ?」


 ぼくは、目の前にそびえ立つ木でできた門を数秒見つめる。

 そして、その奥に立つ、ここに在るだけで場違いな建物に目を移す。

 この町は決して都会なんて大それたものではない、田舎の中の田舎なのだが、それにしても古く江戸時代から転移してきたような荘厳な屋敷。

 その屋敷からなぜか目を離せないでいると、ぼくの思考をさえぎるように屋敷の中から音がする。


   ぽーん ぽんぽんぽーん…


冬来「…あ。」


「…!」


 突如転がってきた昔懐かしい球体、(まり)を追いかけてきた小さな女の子と目が合う。


少女「神様!」


冬来「え?」


 少女が言った言葉の意味が分からず、まぬけな声を上げるぼくを差し置いて、少女は…


少女「白神様っ、大変!神様が…っ!!」


 屋敷の奥に向かってそう告げる。


冬来「は…え?」


 その場面はぼくに考える暇もくれず訪れる。


「「ようこそいらっしゃいました、神様」」



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