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陽の光と声(詩集)

孤独の気持ち

少年は独り叫んだ


僕も連れていってよ 僕を探しに来てよ

本当の僕をお願いだ 誰か見つけてよ


少年は独り考えた


皆 自分の世界持ってるんだ

気づいたら皆 仲良くなってた

一人残して世界共有して

気づいたら僕 また独りだ


何を楽しく話してるんだろう?

僕もあの輪の中に入ればわかるのかな

勇気を出して踏み出せば

案外簡単なことなんだろうな


叶わない理想思い浮かべて

無理だとわかってため息ついた

手を伸ばそうとするけれど

何かが僕を阻むんだ


一歩の勇気で世界は変わる

それでも一歩も踏み出せない

理由を考えため息ひとつ

何もかもわかってるんだ


共有するのが怖いんだ

手を取り合うのが怖いんだ

傷つけるのが怖いんだ

傷つけられるのが怖いんだ


相手に怯え 自分に怯え

そして今日もいつものように

少年は独り生きている

感想いただけたら嬉しいです

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― 新着の感想 ―
[良い点] 心情がすごく伝わってきて共感しました! [一言] 新学年になると、新しい友達も出来ないし、クラスの輪にも入れないし、色々大変ですよね… 私も今まさにその状態で、ちょっと勇気を出して話しかけ…
2014/05/30 08:23 退会済み
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