もっともらしい何かを
もっともらしいことは
わたしの中にいくつあるのだろう
窓の外の景色
わたし色に染まらないものかと
何度も思ってた
明るい場所へ
わたしを誘うものは
あたりまえの恋ではなく
誰かの教えでもないね
何でも知っているからと
過去の恋を紐解いてみても
結局は分からないまま
答えを遠ざけてる
・・何でも聞いてよね
友達の前で、よくそんな言葉を交わしてた
まずは、幸せになってほしいと思いながら
その何でも、には
何の根拠もないのだけど、たぶん
恋を重ね着して
窮屈になるくらいなら
はじめから
シャツ1枚だけ着て
あとは何も着飾らない、
軽い気持ちのままで
これからの恋に向かえばいい