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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
88/126

枝葉揺れ 浦風そよぐ 江ノ島に 夏が過ぎ行き 富士山仰ぐ

枝葉揺れ

浦風そよぐ

江ノ島に

夏が過ぎ行き

富士山仰ぐ


ーーーーーー


巡り巡る季節の中で

遠い記憶の断片を辿る


今はすぐに過去となり

時が過ぎて行く


桜が消え葉桜の葉が黄ばむ季節

青葉を探していた


大好きな夏の終わりに

猛暑を振り返れば


再び巡り巡る季節に

人生を重ね合わせ


無常の砂時計の音が

雨のように降り注ぐ


頭上に太陽と月が輝き

涼風が顔を撫で気持ちいい


季節の過渡期に

過ぎ行く季節を慕う


初恋の片思いのように

恥じらいに似た感情が湧く


巡り巡る季節の風

浦風そよぎ

涼風とさようなら


ーーーーーー

三日月未来

みかづきみらい


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三日月未来(みかづきみらい)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 冒頭の短歌、とても素敵ですね。浦風を感じる中、江ノ電がその風を切って走り、仰ぎ見る富士山。情景が目の前に浮かび上がります。 夏の終わりの猛暑は、夏という季節を記憶にしっかりと灼きつけるた…
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