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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
72/126

第七十二部 不動峰 見上げて進む 夏の尾根 涼風遠く 頂き目指す

不動峰

見上げて進む

夏の尾根

涼風遠く

頂き目指す


ーーーーーー


夏山を振り返り

尾根歩きのでこぼこ道

けもの道


知らずに迷う

迷い道


急な雨に突風

雷雨に逃げ惑う


過ぎた記憶の断片

暦を幾十も捲りめくって


鮮やかに甦る山の尾根

冬の丹沢の凍道

滑る怖さ


鞍部に沢の出口

慎重に進む


新雪で喉の渇きを潤し

あと少しもう少し


息を整え見上げれば

塔ノ岳の頂き


空が急に開けて

小さな願いが叶う刹那


そこはかとなく

心の中に湧き上がる

小さな喜び


喜びの歌を口ずさみ

ピアノを弾く


完璧な楽譜が

奏でる音色に感動


遠い昔

心はいつも二十歳


今も

昔の今も

同じ心の窓から覗く景色


すべてはとどまらず

大空が開くとき

夢が叶うと信じて


夢の道を進む


ーーーーーー

三日月未来

みかづきみらい

 お読みいただき、ありがとうございます!

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投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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