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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
70/126

第七十部 雨上がり 小池にあそぶ 子どもたち 長靴に傘 鮮やかな色

雨上がり

小池にあそぶ

子どもたち

長靴に傘

鮮やかな色


ーーーーーー


梅雨入り前

傘屋でお買い物


右も左も分からない

初めての道を

母と歩いた

遠い記憶


幾度もの季節が過ぎて

色褪せない変わらぬ

昔の景色の記憶


真っ直ぐな道の脇にある

小さな傘屋


通り雨のあとの

小さな水溜り


幼児には池に見えた


池で遊ぶ幼児

見守る母


母は笑い

子がはしゃぐ


過去は変わらず

良いことも

悪いことも


脳裡にとどまる


忘却の河を渡るまで


意識は変わり

名前も顔も変わり


夢の旅路が

光の彼方へ続く


無意識が

遠い記憶を蘇らせ

枕を濡らす


今年も梅雨が始まる


ーーーーーー


三日月未来

みかづきみらい

 お読みいただき、ありがとうございます!

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投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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