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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
67/126

第六十七部 雨音に 耳を慣らして 響く鐘 煙る街並み 滝になる道

雨音に

耳を慣らして

響く鐘

煙る街並み

滝になる道


ーーーーーー


ゲリラ豪雨

あたりが突然暗くなり

景色が一変する


善人も悪人も

天の下では同じ


決められた運命の中で

雨水が流れるように

道は幾重にも分かれる


再び合流する時


変えられない天候

変えられない人生


それすら

大きな流れの中で

一滴の雫にもならない


時は過ぎて

振り返る時

幾許(いくばく)の時が過ぎ


水平線の彼方に上がる

日の出に未来を馳せた

幼き時代


日没の夕日に

明日を思う青春の時


幾度も巡る四季の中で

いつも違う雨音に

心が共鳴して


奏でる雨音のリズムに

メロディーを付けて

口ずさむ時


雨音が消えて

音痴な歌声が

街に響く


ーーーーーー


三日月未来

みかづきみらい

 「第六十七部 雨音に 耳を慣らして 響く鐘 煙る街並み 滝になる道」

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三日月未来(みかづきみらい)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 運命は、流れる水のように。天候のように、選ぶことさえままならない人生の中で。 それでも、いつも違う雨音に心は共鳴して、メロディーを付けて口ずさみながら。 ラスト三節がとても印象的で、素…
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