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第六部 真実と 嘘の狭間で 物を書く 御伽噺に みんなの夢を
書きだめて
下書き見れば
汗のあと
笑いたければ
諦めず書く
汗をかけ
原稿を見ず
無心なれ
宝の山を
信じて進む
真実と
嘘の狭間で
物を書く
御伽噺に
みんなの夢を
現実を書けばノンフィクション
嘘を書けばフィクション
横文字を書けば
人は錯覚する
横文字の催眠効果だろうか
現実が酷いと
人の意識は逃避して
見て見ぬ振りする
脳は都合の良い現実を想像する
大法螺吹きなんだよ
じゃあ潜在意識は
潜在意識は正直者
善悪の狭間など皆無
おばけスポンジのように
すべてを吸収して吐き出す
何を吐き出すの
創造した現実を吐き出す
潜在意識は自動録音機