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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
5/121

第五部 水しぶき 砕け散る音 砂の音 軋む足音 消えゆく自然

水しぶき

砕け散る音

砂の音

軋む足音

消えゆく自然


海辺の砂浜を

裸足で歩いて

潜る足跡に

波飛沫が寄せる


逃げても

繰り返す

波の水しぶき


砕け散る音に

かき消される

渚の喧騒


自然は静寂を取り戻し

浜辺は月明かりに白く光る

ミニパノラマのように


灯台のサーチライトが

時より黒い海を照らし

船が闇に浮かぶ


夜の浜辺を走る車の光と音が

静寂を破る


やがて心は静まり

宇宙の深淵を覗く

綺麗な紺色の宇宙が見える


黒じゃないの

それは錯覚


宇宙の色は決まっていない

すべては錯覚


三日月未来

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