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第三十五部 夢に向く 向かい風でも 夢を追い 創作を書く 夢の先見て
夢に向く
向かい風でも
夢を追い
創作を書く
夢の先見て
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猫さんは作家を志し
小説の書き方を読んだ
原稿用紙に走り書きを繰り返し
読み返した原稿が
屑籠をいっぱいに満たす
原稿用紙を買い求め
猫さんは悟る
小説が読み足らない
紆余曲折の中で
猫さんは考え
外国小説に目覚める
純文学から大衆文学
推理小説そして外国小説
沸々と湧き上がる創作への憧憬
日に日に拡大した
猫さんは短編小説新人賞に応募
見事落選の洗礼を受け
書き直した原稿で再び応募
出版社から自主出版のお誘い
それから歳月が流れた
カウントメモで小説が量産出来る時代
猫さんは取り憑かれたように
毎日タイプを繰り返しました
本を読んでも書くヒントにはならず
夢に向かって書く習慣に気付く
小説は書かないと始まらない
猫さんは今日も小説を書きます
小説の神さまの囁きを聴きながら
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三日月未来